献立の合言葉は「まごわやさしい」!栄養バランスのいい食事で食生活を改善
毎日家族の食事を用意する主婦にとって、永遠の課題ともいえる夕食の献立決め。料理を作るだけなら簡単だけど、栄養バランスや家族の好みなどを考えて献立をたてるのは、結構大変なものです。そこで、栄養満点な献立をたてるコツをご紹介!
合言葉は「まごわやさしい」
家族の健康のためにも、栄養満点な食事を作ってあげたいと思っていても、なかなか難しいものです。そこで、覚えておきたいのが、「まごわやさしい」です。
・ま→豆類
・ご→ごま
・わ→わかめ(海藻類)
・や→野菜
・さ→魚
・し→しいたけ(きのこ類)
・い→いも類
昔から、これらの食材をすべて含んでいれば、彩りも良く、栄養バランスが良い食事とされています。
さらに、「まごわやさしい」食材を、和食の基本スタイル「一汁三菜」で献立をたてれば、よりそれぞれの栄養素をまんべんなく取り入れやすくなりますよ。
とはいえ、いきなり実行しようとしても、ハードルが高く感じてしまうかもしれません。そんな時は、週に1回など、少しずつチャレンジしてみるのがおすすめです。また、一度の食事で全てを網羅するのが難しい場合には、一日の食事をトータルで考えてみることからはじめてみてはいかがでしょうか?
今回は、「まごわやさしい」食材を使って一汁三菜で献立をたててみました。ちょっとした献立をたてるコツも記載していますので、今後の献立決めのヒントにしてみてください。
主食:豆ごはん
★献立ポイント★今日は野菜がすくないかなー?なんてときや、時間がないときには、副菜を一つ減らして、炊き込みご飯や混ぜご飯で補うといいですよ!
汁物:野菜たっぷり味噌汁
★献立ポイント★汁物の具材は基本的にどんなものでも構いません。冷蔵庫に半端に残っている野菜やきのこ、いも類、豆腐や油揚げなどの大豆製品、わかめなどの海藻などを、少しずつ入れれば、「まごわやさしい」食材を1品で補うこともできます。
主菜:さばの煮つけ
★献立ポイント★魚料理は意外に簡単。特に和食なら、塩を振って焼くだけ、煮汁で煮るだけなど作り方もシンプル。また、魚の種類を変えればバリエーションも豊富です。しかし、毎日魚料理にするのは難しいので、メインを肉料理にしたときは、ツナ缶などの缶詰、しらすなどの小魚を副菜で使うと毎日続けやすくなります。
副菜:和えるだけの簡単サラダ
★献立ポイント★副菜を2品そろえるのは、調理時間もかかるので大変です。1品は和えるだけ、切るだけなどの簡単に調理できるものがおすすめです。
副菜:きのこ&ひじきで栄養満点!
★献立ポイント★毎日の食事の準備は時間との闘い。そんなときには、長期保存や冷凍保存のできる常備菜をストックしておくと便利です。