なすのアク抜きはしなくてもOK?アク抜きが必要な料理とアク抜き方法を解説

夏野菜の代表、なす。
なすを使って料理する機会が増える季節になりましたね。
なすは切ったまま放置すると茶色っぽく変色を起こします。それはなすにアクがあるためです。
そのまま調理すると仕上がりの見た目が悪かったり味にエグミが出てしまう原因にもなってしまいます。
なすはアク抜きすることがおすすめですが、アク抜きせずにそのまま調理してもいいなす料理もあるんです。
この記事ではアク抜きが必要な料理としなくても済む料理の違いや、アク抜きの方法をご紹介します♪
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なすのアク抜きはなぜ必要?
変色すると料理が仕上がった時に見た目が悪くなるだけではなく、味にもエグミが強く出てしまい、せっかくのおいしい料理が台無しにもなってしまうことも。
この変色や味が落ちてしまうことを防ぐために、なすを料理する際にアク抜きは必要なのです。
アク抜きが必要な料理と不要な料理
主にアク抜きが必要な料理は、見た目を良く仕上げたい漬物やお浸し、和風の煮物などです。
アク抜きが不要になる料理は、大きく言えば「油を使う料理」です。
油を使用して調理する場合は、なすのエグミを感じにくくなるため、天ぷらなどの揚げものや、中華などの炒めものの場合は切ってそのまま調理してOK!
ちなみに、なすの旬である7~8月よりも少し前の6月ごろに出回っているなすは、アクが少ないものが多く、アク抜きをせずにおいしく食べることができます。
また、なすの中でも「水なす」はアクが少なくて水分が豊富。切ったらお刺身でいただきましょう♪
なすのアク抜き方法
*水につける
こちらは一番簡単なアク抜き方法で、水を張ったボウルを用意し、切ったなすをそのボウルに入れるだけ。つける時間は10分程度でOK。長すぎても旨みを逃がしてしまいます。
油で調理する際は、油がはねないようによく水を切りましょう。
*塩水につける
水を張ったボウルに塩を軽く入れてかきまぜ、切ったなすをつけます。つける時間は5分程度で大丈夫!
水に漬ける方法よりも短時間でアク抜きができるので、夕食の支度などで急いでいるときに便利な方法です。
*塩もみ
なすの浅漬けなどを作る場合、塩もみをしましょう。アクがぬけて彩りもよくなり、しんなりしたやわらかいなすの食感を楽しむことができます。
夏が旬のなすを是非食卓に取り入れてみてくださいね。ここからは、夏におすすめのなす料理レシピをご紹介します!
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