関西と関東で全く違う!東西「イカ焼き」レシピベスト5選
名物のたこ焼きやお好み焼と並び称される3大粉もんとして認知度も人気も高い関西ファーストフードの代表格です。なお関西では、関東の「イカ焼き」は区別するために「イカの姿焼き」と呼ばれることが多いようです。
関西のイカ焼きは昭和30年代頃の大阪が発祥地で、関東のイカ焼き同様、屋台などで販売されていたそう。ところが専門店が大手デパートのスナック売り場に出店されたことで爆発的に普及し、「早い」「安い」「旨い」がウリで行列ができる人気店も登場。
大阪には色々な具材をトッピングするイカ焼き店が多数あり、千切りキャベツ、キムチ、焼きそば、チーズやお餅などそれぞれ工夫を凝らしているそう。2枚の鉄板で薄く平らに焼きあげるのがお店風ですが、家庭ではフライ返しとコテを使い、クッキングシートの上から押さえ付けながら焼き上げると専門店の風合いが出せます。また、薄力粉ではなく、強力粉を使うのもポイントです。
一方、お酒の肴として好まれる関東のイカ焼きは、醤油のこげる香ばしいにおいが食欲をそそりる一品。漬け込みの際はゲソも一緒に漬けておき、胴体と一緒に焼いても良し、ゲソ揚げにするもよし。漬け汁は、醤油やみりんをベースに、しょうが、しそ、にんにくなどを加えたり、仕上げにバターを落として風味づけしてもおいしいですよ。