夏は痩せにくい季節だった!夏バテにならず健康的に痩せるダイエットのポイント
夏の暑い時期には、何もしなくても汗をかいたり、食欲がなくなって痩せやすいイメージがありますね。しかし、実は夏は基礎代謝が冬よりも低いため、痩せにくい季節ともいえるのです。とはいえ、一般的に夏に太りやすいという人は少数派でしょう。夏に痩せる一番の原因は、夏バテや暑さで食欲が減退し、食べる量が減ったり、栄養バランスが偏った食事で体調不良になるためなので、健康的に痩せられるように注意が必要です。
<POINT 1>冷たい麺料理は特に注意!
暑くなると、そうめんやつけ麺などの冷たい麺料理をよく食べますが、炭水化物中心になってしまいがちです。これを避けるためには、タンパク質を取ること、野菜類などでミネラルやビタミンをとることです。麺料理の具に、卵やささみ、ツナ、納豆などのタンパク質や、野菜類や海藻類を入れると、栄養バランスも良くなります。麺に合わない場合は、副菜としてこれらを取り入れたり、外食などで難しい場合は、前後の食事で調整するとよいでしょう。
<POINT 2>冷たい飲み物やスイーツの取りすぎはNG
冷たい飲み物やアイスクリームなどをを多くとって食事を十分取れなくなると、栄養が偏りやすくなります。また、冷たい物の取りすぎは、体の中から冷えすぎてしまい、内臓の機能が低下したり、消化が悪くなったりと、夏バテや体調不良につながる危険があります。
また、夏によく飲む炭酸飲料や果汁100%ジュースは、100ml当たり40~50kcalなので、意外と高カロリーです。低カロリーと書いてあるものも100ml当たり20kcal位するものもあるので、注意しましょう。
<POINT 3>夏の体の冷え対策をしましょう!
冷えによる色々な不調を防ぐには、なるべく常温のものを飲んだり、1食のうち1つは温かいものを取るなどの工夫をしましょう。かぼちゃ、ごぼう、にんじん、玉ねぎなどの野菜類は、体を温める働きもあります。
逆に、冷たい食べ物に頼らずに、トマト、きゅうり、レタスなどの、体を自然と冷やす働きのある野菜を取り入れるのもよいでしょう。また、南国のフルーツも体を冷やす働きがあるので、アイスクリーム代わりに食べるとヘルシーでいいですね。
(テキスト: 岡田 あや)