ママ・プレママ部の記事まとめ
専門家による妊活や妊娠中の食事、そして授乳時期の食生活についてのアドバイス。栄養バランスが良い離乳食や育児食のアイディアも提供します。
ママ・プレママ部の記事一覧
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夏休みは子供と一緒にアイスクリームを手作りしよう♪ 暑い日に食べたくなるアイスクリーム。でも気温が高すぎると買って家に帰るまでに溶けてしまう心配も。そんな時にはおうちでアイスクリームを作ってみませんか?スーパーなどで購入できる材料を使い、簡単な工程で出来るレシピばかりなので、初めてアイスクリームを作る方やお子様も簡単に楽しく作れます♪アイスクリーム作りが初めてでも大丈夫アイスクリームを手作りしたことない方でも、アイスクリームメーカーがなくても心配いりません。材料をミキサーや泡だて器でよく混ぜ合わせてから、容器に入れて冷凍庫で凍らせて数回混ぜるだけ!これだけでおいしいアイスクリームが作れます。自分好みのアイスクリームを作ろうバニラ、いちご、バナナ、ヨーグルトなど、お好きな味で作ってみましょう。手作りのアイスクリームなので、甘さなどもお好みで調整でき、自分好みのアイスクリームができますよ。アレンジメニューもフルーツやコーンフレークなどと合わせてパフェにしたり、飲み物の上にのせてフロートにしたりと、そのまま食べるだけでなく、手作りアイスクリームを使ってアレンジメニューを作るのも◎お店に行ったような気分になり、お子様も大満足間違いなしですね♪(テキスト:西島 槙) 2019/08/02 07:00 ママ・プレママ部
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夏休みのお昼ごはんにぴったり!子供も喜ぶ冷製パスタ♪ パパッと作れて、さっぱり食べられる「冷製パスタ」は、夏のランチにぴったり!定番の味付けや具材から、変わりダネまで、この夏オススメの冷製パスタをご紹介します。冷製パスタって?細めのパスタ(カッペリーニ)を熱湯で茹で、冷水でしめてから、好みの具と味付けした涼を味わうパスタです。トマトが持つ酸味と旨味は冷製パスタによく合うので、定番具材として使われます。その他、夏野菜や爽やかな香りのバジル、青じそなども◎。ツナやイカ、ホタテなどの魚介を加えれば、美味しさも見た目もアップ!味付けは、シンプルに塩、こしょう、オリーブオイルにお好みでビネガーやレモンを効かせたさっぱりした味付けの他、ペペロンチーノ風、バジルソースで和えたジェノベーゼなどが定番です。アボカドや納豆、豚肉など変わりダネもアリ!クリーミーなアボカドは、意外かもしれませんが、冷製パスタと好相性で見た目も◎。育ち盛りのお子さんがいる家庭では、納豆や茹でた豚肉をトッピングして、ボリュームをアップさせてみてはいかがでしょう?味付けには、胡麻ダレやめんつゆを使った和風もオススメです。時短・手軽に作るならツナ缶や冷凍のシーフードミックスを使ったり、市販のドレッシングを使うことで、短時間で洗い物も少なく、パパッと作ることが出来ます。夏休みのランチにぜひお役立て下さい♪(テキスト:宇田川みさき) 2019/07/22 07:00 ママ・プレママ部
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子どもが喜ぶ♪とろとろふわふわオムライス 卵にチーズやマヨでとろ~りふわふわにチーズたっぷりのふわとろ半熟卵をのせたオムライスは間違いのないおいしさ♪卵にマヨネーズを入れればふわっとした仕上がりになります。デミグラスソース缶に赤ワインやケチャップと共にカカオ分の高いチョコレートを少し入れるとコクが深まり、本格的ながら子どもも食べやすいソースに仕上がります。オムライスにかけて召し上がれ!子どもも大好き!カレーオムライスカレーとオムライスのコラボレーション!中央をへこませたバターしょうゆごはんにカレーを入れたら、上からとろーりチーズ入りの卵をのせてできあがり♪食べたときに中から出てくるカレーがまた子ども心をくすぐります。ホワイトソースオムライス牛乳とバターを入れて、とろとろ半熟仕上げの卵をのせたオムライスには、海老とほうれん草を入れたホワイトソースを。やさしい味わいのオムライスもおすすめです。いつものケチャップ味に飽きたらホワイトソースもいいですよ。大興奮!とろとろ卵のライオンオムライス インパクト抜群!ふわふわ卵をライオンのたてがみに見立てたオムライスはいかがですか?子どもが喜ぶこと間違いなし!ハンバーグやウィンナーを鼻や口、耳としてのせ、見た目から楽しめるオムライスです。いろんなバリエーションのオムライス。お休みの日のお昼にぜひお試しください♪(テキスト:石倉かおり) 2019/04/24 07:00 ママ・プレママ部
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チョコレートって何歳からOK?目安の時期と気を付けたいポイント チョコレートは何歳から食べられる?子どもにチョコレートを与えるのに「何歳からOK」という明確な決まりはありません。少なくとも、消化器官が未発達の離乳食期(1歳半まで)の間は控え、それ以降に与える場合も、クッキーにのっているような少量のチョコレートにとどめましょう。板チョコなどの「チョコレート菓子」を楽しむのは3歳以降が目安です。子どもの味覚は3歳までに土台が作られますが、赤ちゃんから味の濃いものを食べる習慣があると、薄味の食事を嫌がったり、大人になっても濃い味を好みやすくなると言われています。甘くて味の濃いチョコレートは、乳児期にはできるだけ控えましょう。チョコレートに含まれる栄養成分チョコレートの主成分は糖質・脂質ですが、実は、それ以外に健康に役立つ栄養成分も含まれています。代表的なのは「カカオポリフェノール」です。チョコレートの原料であるカカオ豆に含まれ、抗酸化作用の他、悪玉コレステロールの低下やアレルギー症状の緩和、ストレス解消になることも認められています。(※1)また、自律神経を整える「テオブロミン」や、カルシウムやマグネシウム、鉄分などのミネラルも含まれます。適量のチョコレートを食べることは、体にとって有益な栄養補給にもなるのです。子どもにチョコレートをあげる時、気を付けることは?色々な栄養成分が含まれていても、チョコレートは高カロリーで、食べ過ぎは小児肥満を招きます。甘いものは依存性があるので、食事よりもチョコレートを欲しがってしまうことも。チョコレートはあくまでも嗜好品であり、食事の代わりにはなりません。食事と被らない時間帯に、あらかじめ量を決めて与えましょう。また、虫歯にも要注意。歯にこびり付きやすいチョコレートは、虫歯の原因になりやすいお菓子です。食べた後は歯磨きをしたり、うがいや、麦茶や水を飲むなどして口の中にチョコレートを残さないようにしましょう。子どもにおすすめ!チョコレートの食べ方子どもが大好きなチョコレート、たくさん食べるとカロリーが心配…そんな方には「果物のチョコレートがけ」がおすすめです!溶かしたチョコレートを、いちごやりんご、キウイフルーツなどの果物に付けてコーティングします。冷蔵庫で冷やして、チョコレートが固まればできあがりです♪チョコレートの甘味と、果物の酸味がマッチして、止まらないおいしさです。子どもと一緒に好きな果物を使って楽しく作ることができ、その上、果物のビタミンや食物繊維もとれてしまうという大満足のおやつになりますよ。(※1)富永靖弘(2011)『改訂新版 栄養成分の事典』(株)新星出版社(テキスト:管理栄養士 板垣好恵)【初回登録は1か月無料!】「今日の夕飯 何にしよう…」から解放されよう!管理栄養士が「時短」「節約」などのテーマで、あなたのために献立を提案します!>>楽天レシピプレミアムサービス(Android版先行リリース)詳細をチェック 2018/05/24 07:00 ママ・プレママ部
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GWで乱れてしまった子どもの食生活!もとに戻すための改善方法は? GWなどの長い休みは子どもと過ごす時間が長く、おやつを求められることも増えますよね。「連休の間だけ特別!」と与えてしまうと、普段よりも食べ過ぎてしまったり、食事の時間にお腹が空かず欠食をしてしまったりと、食生活が乱れやすくなってしまいます。おやつの食べ過ぎで乱れた食生活を整えるポイントおやつで乱れた食生活を元に戻すには「生活リズムを整える」ことがポイントです。具体的には「朝食を食べる」ことを意識しましょう。早起きをして朝食でエネルギー補給をすると、午前中を活動的に過ごせるので、昼食や夕食をしっかり食べられるようになります。食事で満腹感を得られれば、長期休みで習慣化してしまったおやつの量も徐々に減り、食生活も整っていきます。おやつを全くなしにする必要はありません。子どもにとっておやつは栄養補給でもあるため、食事に影響しない量と時間を決めて、与えるようにしましょう。 市販のお菓子を求められた時、代わりに何をあげたら良い?子どもは甘いお菓子やスナック菓子が大好きですが、健康面を考えるとなるべく控えたいもの。本来、子どものおやつは「3度の食事ではとり切れない栄養補給」の役割です。おやつ=お菓子ではなく、栄養を補える食べ物を選びましょう。りんごやバナナなどの果物、蒸かし芋やトマト、トウモロコシなどの野菜は、栄養価も高く、素材そのものに自然の甘味があって子どもに好まれやすいです。ヨーグルトやチーズなどの乳製品、サンドイッチやおにぎりも良いですね。市販のお菓子の中では、せんべいがおすすめ。せんべいは原材料が米なので安心ですし、硬いのでよく噛んで食べることができます。塩分が控えめで、化学調味料などが使われていない子ども向けのものを選びましょう。子どもが喜ぶ!ヘルシー手作りおやつおいしくて栄養もとれる、ヘルシーなおやつを子どもに食べさせたい!という方には、野菜を使った手作りおやつがおすすめです。ビタミンや食物繊維がとれて、野菜の持つ自然な甘みや風味で、砂糖控えめでも子どもが喜ぶおいしいおやつができます。ホットケーキやマフィンの生地には、人参やほうれん草を入れてみましょう。人参はすりおろして、ほうれん草は茹でてみじん切りやペースト状にして加えます。かぼちゃやさつま芋は、茹でてマッシュしてパウンドケーキやプリンに入れたり、角切りにしてヨーグルト和えにしてもおいしいです。「おやつタイムは栄養補給のチャンス!」と捉え、ときには市販のおやつもうまく活用しながら、子どもの健やかな成長をサポートしていきましょう。(テキスト:管理栄養士 板垣好恵) 2018/05/08 07:00 ママ・プレママ部
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子どもの食中毒を防ごう!傷みにくいお弁当作りのコツ もうすぐ迎える春の行楽シーズン。お弁当を外で食べる機会が増えますが、そこで気を付けたいのが衛生面です。お弁当は食中毒を起こしやすい?食中毒とは、食中毒の原因菌が付着した食べ物を食べることによって、下痢や発熱、激しい腹痛などを起こす病気です。多くの食中毒の原因である細菌は、暖かくて湿気の多いところで繁殖しやすい性質があります。お弁当は、作ってから食べるまでの長い時間「常温で湿気と一緒に密封されている」ため細菌が増えやすく、食中毒を引き起こしやすいのです。食中毒を防ぐ!お弁当作りのポイント・弁当箱弁当箱はしっかりと殺菌してから使いましょう。熱湯をかけて煮沸消毒したり、市販のアルコールスプレーを使うのも良いですね。殺菌作用のあるお酢でお弁当箱の中をふくのもおすすめです。・おかず作り食材には素手で直接触れないように注意します。おにぎりはラップで握り、のりは巻いてしまうと傷みやすいため食べる直前に巻きましょう。肉や魚はしっかりと加熱し、必ず中まで火を通します。卵焼き・ゆで卵などの卵料理も、半熟の部分がないよう注意しましょう。生野菜は水気が多いため使用は控え、彩りでミニトマトを使う場合は、細菌が繁殖しやすいヘタは取り除きます。・弁当箱に詰める熱い状態でおかずを詰めると、蒸気によって水分が出て傷みやいため、十分冷ましてから詰めましょう。白米は、お皿に平らに広げると短時間で冷ませます。おかず同士は弁当箱内で接しないように、アルミホイルやおかずカップなどで仕切りましょう。ひとつのおかずが傷んだ時に、隣のおかずに細菌が移ることを防ぎます。子どもに教えてあげたいポイントは?学校などでお弁当を保管する時は、直射日光の当たらない涼しい場所に保管します。食べる前には手洗いをしっかりと!ハンドソープや石鹸をよく泡立てて、指先や爪も念入りに洗いましょう。食中毒の原因菌は手や指にも付着しているため、どんなによく手を洗ったとしても、手で直接食べ物をさわるのはNG。清潔な箸やフォークを使って食べるのが安心です。食中毒を防ぐ!おすすめレシピお弁当には、お酢・大葉・梅干し・しょうがなど「殺菌作用」のある食材を活用するのがおすすめです。白米は、炊く時にお酢を入れたり(2合で大さじ1程度)、刻んだ梅干しで混ぜご飯に。煮物は、煮汁にお酢やすりおろしたしょうがを加えると殺菌&味のアクセントにもなります。大葉はさっぱりとした風味が肉のおかずと相性が良いため、ハンバーグや肉巻き、春巻きの具材におすすめです。茹でたオクラやれんこんを梅干しとしょうゆで和え物にしても良いですね。(テキスト: 管理栄養士 板垣 好恵) 2018/04/26 07:00 ママ・プレママ部
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食事のスピードが「速い子・遅い子」その原因と改善方法は? 食べる速さは、子どもにどんな影響がある?食べるのが速い子は、よく噛まずにまる飲みしてしまうことで胃腸に負担がかかり、消化不良や腹痛を起こしやすくなります。また、早食いは肥満になりやすいこともわかっています。(※1)食べるのが遅い子は、小食になりがちで、それが習慣化すると、活動するためのエネルギーや成長に必要な栄養が不足してしまいます。家ではゆっくり食べられても、時間の決まっている幼稚園や学校の給食ではそうはいきません。集団生活の場合、時間内に食べ終えることができず、後の予定が遅れるなど、周囲に影響が出てしまう場合もあります。食べるのが「速い・遅い」の原因食べるのが速い子は、ひと口の量が多い、食材をよく噛まずに食べているなどが原因のひとつです。よく噛まずに飲み込んでしまうと無意識に食べるスピードは速くなります。また、1人で食事をすることが多い子どもも、会話をせず黙々と食べることになるため早食いになりがちです。食べるのが遅い子は、食事の時間にお腹が空いていない、ひと口の量が少ない、遊びなど他のことに興味が向いてしまっている、そもそも食に興味がないなどの原因が考えられますが、性格のマイペースさや、唾液の量が少ないなど元々の体質が関係することもあります。どのようにすれば改善できる?食べるのが速い子には「よく噛む」ことを意識させましょう。食材は大きめに切り、やわらかくし過ぎず歯ごたえを残せば、自然と噛む回数が増えます。ひと口の量が多い子は、小さめのスプーンやフォークを使うのがおすすめです。家族と楽しく会話しながら食べるのも、早食いの改善に繋がる可能性もあります。食べるのが遅い子は、まず食事に集中できる環境を整えましょう。テレビやおもちゃなど気が散る原因を取り除き、食事の時間に空腹になるよう生活リズムを見直すことも大切です。食事量は多くし過ぎず、30分位で食べきれる量を。「全部食べられた!」という達成感の積み重ねで、食に対する興味や意欲をUPさせましょう。おすすめレシピ食べるのが速い子には、噛み応えのある食物繊維が豊富な食材の入った料理がおすすめ。食材は子どものひと口サイズよりも大きめにカット。れんこんや人参で根菜の煮物や、ざく切りにしたキャベツときゅうりのサラダ、きのこや海藻類をたっぷり入れた汁物も良いですね。食べるのが遅い子には、ご飯に野菜炒めと目玉焼きをのせて丼にしたり、ハンバーグやチキンライスなどをワンプレートにしてお子様ランチ風にするのも食べやすくおすすめです。(テキスト: 管理栄養士 板垣 好恵)(※1)『厚生労働省』「早食いと肥満の関係 -食べ物をよく「噛むこと」「噛めること」」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-10-002.html(2018.3.3アクセス)【初回登録は1か月無料!】「今日の夕飯 何にしよう…」から解放されよう!管理栄養士が「時短」「節約」などのテーマで、あなたのために献立を提案します!>>楽天レシピプレミアムサービス(Android版先行リリース)詳細をチェック 2018/04/23 07:00 ママ・プレママ部
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赤ちゃんの睡眠、食事と関係あるの? 理想の食事と睡眠リズム生まれてすぐは1日のほとんどを寝てすごします。離乳食が始まる前はまだ生活リズムがバラバラなことが多く、夜中に何度か起きることも普通です。離乳食が始まったら、食事のタイミングを考えて、なるべく決まった時間にあげるようにします。3回食の場合は、最後の離乳食を寝る3時間前までには済ませるようにしましょう。また、夜中に起きるからと言って寝かしつける時間が遅くなるのは避けてください。8~9時には寝かせるようにします。夜泣きの原因はお腹を空かせているだけではありません。甘えや不安という場合もあります。離乳食に慣れるまでは、おっぱいやミルクで落ち着くのであればあげても問題ないでしょう。生活リズムが乱れたらどうする?昼夜逆転する赤ちゃんも珍しくありません。そんな時には日中の過ごし方見直してみましょう。まず、朝は決まった時間に起こし、朝日を浴びてパジャマから洋服に着替えます。昼は外に散歩に行ったり、体を使って遊ぶ時間作り、外からの刺激を受けたり、体力を使うようにします。夜に寝つきが悪い場合には、昼寝の時間も調節するようにしましょう。夜寝る前にはパジャマに着替えて部屋を暗くします。絵本を読むなど眠りに入るための日課を決めるのもおすすめです。この流れで赤ちゃんに昼夜の区別を教えてあげるとだんだんと体が1日のリズムを覚えるようになります。旅行や帰省で一時的に生活リズムが乱れてしまうこともあるかと思います。いつもと違う環境で赤ちゃんにも疲れが溜まっているので、すぐにリズムを戻そうと無理をさせると逆効果です。数日かけてゆっくり体調や体力を見ながら直していくようにしましょう。よく眠れるようにするための離乳食や食事の摂り方よく眠れるようにするためには、大人も一緒ですが3食しっかりと食べることです。3回食になったら、1日の離乳食のバランスを考えてあげるようにします。この時期になると食べられる食材も増えてくるため、炭水化物ばかりにならないように、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルも摂れるメニューにしましょう。特に夜は同じ炭水化物でもパンや麺などの小麦製品より、腹持ちが良いお米にすると消化が緩やかに、お腹が空きにくくなるかもしれません。生活リズムを作ってお母さんも赤ちゃんもストレスなく過ごしましょう。(テキスト: 管理栄養士 上野 知佐) 2018/03/15 07:00 ママ・プレママ部
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親子で一緒に料理をしよう!そのメリットや実践方法 子どもと料理を作るメリットは?食材に触れる・匂いを嗅ぐ・トントンと刻む包丁の音を聞くなど、料理を通して得られる様々な経験は、幼児期に大切な五感や想像力を育みます。そして「自分で作れた」という達成感や、「おいしい」と言ってもらえる満足感を得ることは、子どもの自信につながります。「何を作る?」「どの食材にしようか?」と会話をしたり、食材の扱い方を教えてあげたりと、楽しくコミュニケーションを取りながら料理をすることは、親子の絆も深めます。何歳からキッチンでお手伝いさせてよい?キッチンでのお手伝いは、2~3歳からが目安です。キッチンには危険もあるため、ママの話がきちんと聞けて、言葉を理解できるようになってからが安心です。お手伝いにはまだ早い年齢の子どもには「今からハンバーグを作るよ」「卵をまぜまぜするね」とキッチンから話しかけてあげましょう。料理している姿を見せることで「ママは何してるんだろう」「自分もやってみたい!」と、子どもの興味心や好奇心を育てていきましょう。はじめはどんなお手伝いから?まずは、包丁や火を使わないことから始めましょう!チャレンジしやすいのは「ちぎる」作業です。サラダに使うレタスやハムをちぎったり、スープに入れるきのこをほぐすのもよいですね。泡立て器やスプーンを使って、ボウルに入れた卵を「混ぜる」や、マリネなど野菜を調味料で「和える」作業も、小さな子どもに適しています。気をつけたい点最も気をつけたいのは「包丁」と「火」の扱いです。ケガややけどには十分注意し、作業中は目を離さずサポートしてあげましょう。包丁は、手を切りにくい子ども用包丁を使うのが安心です。はじめは食事用のナイフで練習するのもよいですね。加熱作業では、火に注意するだけでなく、フライパンやガス台も高温になって危険だということを事前に教えてあげてください。揚げ物のように油がはねる危険のある料理は、子どもに衣を付けてもらい、揚げる作業はママが行うなどうまく役割分担をしましょう。子どもと作れるおすすめレシピおすすめは、火を使わずにテーブルで作業ができる「ホットプレート」を使ったレシピです!ホットケーキなら、子どもに生地を混ぜてもらい、焼くのはママ。つぶしたバナナやすりおろしたニンジンを入れてもよいですね。餃子の皮を使ったミニピザもおすすめです。餃子の皮にケチャップを塗り、コーンやウインナー、野菜やチーズなどをのせて焼けば完成。好きな具材を選んだり、彩りよくのせたりと、楽しみながら作れますよ!(テキスト:管理栄養士 板垣好恵) 2018/03/06 07:00 ママ・プレママ部
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はじめてのひな祭り!赤ちゃんと一緒に楽しむには? ひな祭りを赤ちゃんと一緒に楽しむには?生まれて初めて迎える節句、「初節句」。3月3日桃の節句であるひな祭りは、女の子の健やかな成長を願う大切な日です。ひな祭りの代表的な行事食としては、ちらし寿司、はまぐりのお吸い物、ひなあられ、ひし餅などがあります。せっかくの初節句、できることなら赤ちゃんも一緒にひな祭りを楽しみたい!というママも多いはず。定番のちらし寿司は、酢を嫌う赤ちゃんも多いので普通のごはんでOK。ケーキ風に型に入れて、卵やきゅうり、にんじんなど彩りを乗せると、大人のものと見た目も同じようなちらし寿司になります。また、離乳食が進んで貝類が食べられるようになると、はまぐりのお吸い物を取り分けできます。海苔や卵などを使っておひな様の顔を表現したおかずなども子供が喜びそうですね。ここは気を付けて!なポイント初節句を迎える月齢は人それぞれです。まだ離乳食を始めたばかりの子もいれば、幼児食に近づいて大人の取り分けができる子もいます。自分の子供の月齢に合わせて、食べられる食材、硬さを考えたメニューにしましょう。また、大人のものを取り分ける時には味の濃さに注意しましょう。まだまだ大人と同じものでは味が濃く、胃腸に負担がかかってしまいます。味付けをする前に、取り分けるようにしましょう。気を付けて欲しいポイントは、普段の離乳食と同じです。特別な行事だからといって、難しいことありません。あまり考えすぎないように作ってあげてください。できるだけ簡単に作りたいママへのアドバイス赤ちゃんのためにひな祭りらしいものを!と思っても、あれもこれもとすべて作るのは大変です。そんな時には、無理をせず少しだけ工夫してみましょう。すべてのメニューを特別に作るのではなく、どれか1つだけ大人と同じようなひな祭りらしいもの作るのもOKです。おすすめは、ひし餅の色合いと合わせて、おかゆや白米をピンク、白、緑に色づけしたごはんです。いつものおかゆや白米に、それぞれの色の食材を混ぜるだけ。市販の離乳食を活用すればさらに簡単!ある程度硬さがある場合は3段に重ねるとより華やかになりますよ。また、上に花形に切ったにんじんを飾ると見た目もかわいく仕上がります。行事は子供のためにもきちんとお祝いしたいものです。気負い過ぎず、工夫して行事を楽しみましょう。(テキスト: 管理栄養士 上野 知佐) 2018/02/27 07:00 ママ・プレママ部
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何歳から子供の料理にスパイスを使える?ナツメグやオレガノなど種類別に目安を解説 子供の食事にスパイスはいつから使える?料理の香り付けや、味のアクセントとして使われるスパイス。種類や量に気を付ければ、離乳食完了期(1歳6ヶ月)以降から使用できます。1~2歳代は味覚の形成時期で、いろいろな味を経験することで味覚が少しずつ発達していきます。ベースは薄味で素材の味を生かしながらも、少量のスパイスで味のバリエーションを増やすことは、子供の食経験を豊かにしてくれます。はじめはどんなスパイスが使える?量はどのくらい?1歳代ではカレー粉、こしょう、生姜などが使えるようになります。いずれも多量の使用は控え、炒め物や汁物などの風味付け程度にとどめます。バジルやオレガノなどの香草、生のハーブ類は、下痢などの原因になることがあるため、与えられる時期は5歳以降が目安です。(※1)また、コリアンダーやガラムマサラなどエスニック料理に使われることの多いスパイスは、刺激が強いだけでなく、独特の香りや味が子供にはあまり好まれません。スパイスを加えることでその料理が苦手になってしまうこともあるため、あえて食べさせる必要はないでしょう。辛味のあるスパイスはいつからOK?大人でも苦手な人はお腹を壊してしまう程刺激があるため、辛味のあるスパイスを子供の料理に使うときは十分に注意が必要です。具体的には、唐辛子やチリペッパー、からしやマスタードなど。これらを使うのは、子供の消化器官が完成すると言われる10歳頃からにしましょう。(※1)インドやタイなど辛い料理を主食とする国でさえ、辛味のあるスパイスを使った料理を子供が食べ慣れるのは8~10歳頃だそう。それ程「辛味」は体への刺激が強いため、子供に与えはじめる際は少量からにし、体調の変化にも気を付けましょう。にんにくなどの薬味はいつから?料理に使うと風味が増し、食欲アップにもつながる薬味。にんにくや生姜は1歳代からOKですが、一度に食べる量は風味付け程度の少量にし、必ず加熱をしましょう。うどんやそばのトッピングによくある「生のねぎ」は、においや辛みが強く子供には刺激的です。少量であれば1歳代から食べられますが、未就学児の間は多量に食べないよう気を付けます。薬味の中でも特に注意が必要なのが、わさびです。わさびは強烈な辛みがあるため、消化器官が完成する10歳頃までは与えないようにしましょう。(※1)スパイスは上手に活用すれば味のバリエーションが増え、子供の豊かな食経験につながります。早い時期に無理に与える必要はないため、子供の成長に合わせて取り入れていくようにしましょう。(テキスト: 管理栄養士 板垣好恵)(※1)的場一成(2016)『初めての幼児食 最新版』(株)ベネッセコーポレーション【初回登録は1か月無料!】「今日の夕飯 何にしよう…」から解放されよう!管理栄養士が「時短」「節約」などのテーマで、あなたのために献立を提案します!>>楽天レシピプレミアムサービス(Android版先行リリース)詳細をチェック 2018/02/15 07:00 ママ・プレママ部
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子どもと一緒にお寿司を食べたい!でも、生魚っていつから大丈夫? 赤ちゃんに生魚はNG!いつからOK?日本の食文化でも特に人気なのが「お寿司・刺身」です。値段も安く、気軽に入れるお店も増えてきたので、食べる機会も多い食事だと思います。妊娠中は生物に注意しなくてはいけないため、我慢していたという方も多いのでは?出産を終えて食べたい!と思ったけれど、子どもも一緒に食べても良いのか悩むところですよね。では、いつからOKなのでしょうか?お寿司や刺身といった生魚は何歳からOKという明確な決まりはありません。ですが、赤ちゃんはまだ内臓機能が未熟なため、少しのことで下痢や嘔吐などの症状を起こしやすいです。生魚はアレルギーや食中毒などの危険もあります。大人が大丈夫なものでも赤ちゃんは敏感に反応してしまうため気をつけなくてはいけません。あげ始める目安としては早くても2~3歳頃にした方が良いでしょう。何から食べるのが良い?食べる時のポイント!初めてあげる時に、特にこのネタが良い!というものはありませんが、注意が必要な物はあります。カキ、二枚貝には食中毒の危険が高いため避けるようにしましょう。また、魚卵系はアレルギーが出やすい傾向にあるため、早い時期からあげないようにしましょう。食べる時のポイントとしては、新鮮なものを選ぶこと。また、少量ずつ(初めはひと口)から始め、食べた後はしばらく体調の変化を見るようにしてください。子どもがおいしい!と喜ぶと、ついもっとあげたくなりますが、後から症状が出ることもありますので注意しましょう。お寿司や刺身を食べる時に醤油を付けることが多いと思いますが、塩分の取り過ぎも子どもには負担になってしまいますので、付け過ぎには気をつけてくださいね。小さい子どもと一緒に楽しむお寿司・刺身アイディア最近は生魚以外のネタを多く揃えているお店も増えてきました。大人は生物、子どもは卵やハンバーグなど加熱済みのもの、と言ったようにそれぞれ食べられるものを選べるので、子どもが小さい間はそういったお店を利用するのも良いかもしれません。また、家でも生魚を使わずにちらし寿司を作ったり、子どもが食べられるもので手巻き寿司などを楽しむこともできます。見た目を華やかにすると子どもも喜んでくれるかもしれませんよ。難しい生魚との付き合い方。気をつけるべきポイントを押さえて家族みんなで楽しみましょう!(テキスト: 管理栄養士 上野 知佐) 2018/01/23 07:00 ママ・プレママ部
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子供は果物はいつから食べられる?アレルギーの心配はあるの? 甘くみずみずしい食感で、子供も大好きな果物。離乳食が進み果物を初めて食べさせるときは、どんな果物からあげたら良いのか疑問に思うママも多いです。バナナやりんごは食べやすそうなイメージがあるけど、他にも果物の種類はたくさんありますよね。果物はいつから食べられる?離乳食を始めた5~6ヶ月から食べることができます。自然な甘みがあるので、野菜が苦手な赤ちゃんでも食べやすい食材です。昔は、生後2~3ヶ月から果汁を飲ませる習慣がありましたが、現在では離乳食が始まりおかゆに慣れてから、赤ちゃんの様子を見て取り入れていくのが一般的です。無理に早い時期から与える必要はありません。食べ始めにおすすめの果物は?量はどのくらいならOK?赤ちゃんが上手に飲みこめるよう「すりおろし」や「ペースト状」にしやすい果物から始めましょう。初期(5~6ヶ月)では、りんご・バナナ・桃・いちご・みかん・すいか・梨などがおすすめです。中期(7~8ヶ月)では柿・ぶどう・キウイフルーツ、後期(9~11ヶ月)ではさくらんぼ・ラズベリーやブルーベリーなどの冷凍果物が食べられるようになります。(※1)しかし、パイナップルやマンゴーなどの南国の果物は消化酵素を多く含み刺激が強いため、子供には不向きな果物です。食べさせる場合には2歳以降を目安にしましょう。1日の摂取量は、乳児は100g、幼児は100~150g、小学生以降は200g程度が目安になります。(※2)果物を与える時の注意点!一番の注意点は「アレルギー」です。果物にもアレルギーを引き起こす原因となる物があります。特に注意が必要なのは、オレンジ、キウイフルーツ、桃、りんご、バナナです。(※3)初めて食べさせる時には必ず加熱をし、スプーン1杯程度の少量から慎重に。子供の体調に変化がないか注意深く様子をみるようにしましょう。これらの果物に限らず、新しい種類の果物を試す際には加熱をするのが安心です。消化を良くしたり、アレルギーの原因となる酵素を減らすことが期待できます。また、赤ちゃんの消化機能は未発達なため、繊維の多いものは内臓に負担をかけてしまうことも。果汁がしぼれる果物の場合、はじめは果汁から与えるのが望ましいです。果物に含まれる栄養素・食べるメリット果物は、ビタミンC、βカロテン、カリウム、食物繊維などの栄養素を豊富に含み、・免疫力を高めて風邪や病気の予防をする・健やかな肌をつくる・腸内環境を正常化しお腹の調子をととのえるなど、子供の健康を保つのに大切な役割を持ちます。「野菜が苦手であまり食べない」という子供は特にこれらの栄養素が不足しやすいため、デザートやおやつなどに果物を食べる習慣を付けると良いでしょう。また、果物のカラフルな色素成分には、フィトケミカルという抗酸化物質が豊富に含まれ、色によって体内での働きが異なります。赤やオレンジ、黄色など様々な色の果物を食べて、毎日を元気に過ごすための栄養を摂取しましょう!(テキスト: 管理栄養士 板垣 好恵)(※1)山元倫明(2014)『月齢ごとに「見てわかる!」離乳食新百科』(株)ベネッセコーポレーション(※2)『食事バランスガイド』農林水産省(※3)『授乳・離乳の支援ガイド』厚生労働省【初回登録は1か月無料!】「今日の夕飯 何にしよう…」から解放されよう!管理栄養士が「時短」「節約」などのテーマで、あなたのために献立を提案します!>>楽天レシピプレミアムサービス(Android版先行リリース)詳細をチェック 2018/01/04 07:00 ママ・プレママ部
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子供と外食いつからOK?一緒に楽しむためのポイントは? 外食っていつからOK?外食しよう!と思っても、小さい子供が一緒だと、いつから良いのか、どんなお店を選んで良いのか悩みますよね。何歳からOKと言う明確な決まりはありませんが、離乳食を完了して大人と同じような食事ができるようになってからにすると良いと思います。3歳以降がおすすめです。最近は市販の離乳食を用意しているお店も増えてきたので、その場合は事前に調べて月齢に合わせてあげてください。うどんなどは早い時期からあげることができますが、だし汁を薄めたり、柔らかく煮てあるものを選ぶようにしましょう。うどん屋さんの場合は、アレルギーの心配もあるので「そば」を扱っていないお店にすると安心です。外食する時に気を付けたいポイント外食する時にチェックしたいポイントとしては、「味付け」「量」があります。子供用に特別に味付けを薄くしている場合もありますが、「お子様メニュー」となっていても大人と同じものをサイズを小さめにして使っていることもあります。その場合、小さい子供には味が濃すぎる可能性があります。また、子供用メニューは小学生まで頼めることが多いので、量も多めの場合があります。食べられる量は個人差が大きいので、メニューを見てお子さんに合わせて決めてあげるようにしましょう。また、ファミレスでは3歳以下はドリンク無料などのサービスがあるお店もあります。ジュースは糖分が多く、満腹感を感じやすいので飲み過ぎには注意が必要です。ジュース類は大人と同じものが提供されるので、薄めたり、量をあげ過ぎないように気を付けましょう。家でお子様プレートを作るのもおすすめ!ママの息抜きに外食をたまに利用するのは良いですが、毎日のように外食が続くと栄養面でも心配になります。そんな時には家でお子様プレート風ごはんにしてみましょう!お店と同じように作る必要はありません。いつもお茶碗に盛っているごはんを型に入れてお皿に乗せて、上からふりかけをかけるだけでも十分です!同じお皿におかずも乗せてしまえばプレートの完成!ママの分も同じように作れば、外食では全く同じものが食べられなくても、家ではお揃いごはんを楽しめますよ。家のごはんも外食も家族みんなで楽しく!ママの息抜きに上手に外食を取り入れてみましょう。(テキスト: 管理栄養士 上野 知佐) 2017/12/19 07:00 ママ・プレママ部
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添加物は危険?子供への影響と避けるべき食品 食品にはどんな添加物が使われている?添加物は、食品を製造する時に加工・保存の目的で加えられます。味や見た目を良くするもの(甘味料、着色料、発色剤、香料など)、保存性を高めるもの(保存料、酸化防止剤、防かび剤など)、栄養成分を強化するものなど、加工食品を作るうえで大切な役割を果たしています。どんな食品に多い?添加物は、ほとんどの加工食品に使われています。特に「賞味期限の長いもの」は保存性を高めるために様々な添加物が使われていたり、清涼飲料水や菓子類、漬物やふりかけなど「カラフルなもの」「色鮮やかなもの」は、添加物によって着色していることが多いです。また、ドレッシングやめんつゆ、ウスターソース、顆粒だしなど調味料類にも添加物が多く使われています。子供に食べさせても問題ないの?日本では、厚生労働省により安全性を認められた添加物のみが使われているため、一般的な食生活で摂取する程度の量であれば心配いりません。しかし、子供は免疫機能が弱いため、添加物を多く摂り続けるとアレルギー症状などの原因になるとも言われています。(※1)健やかな成長のためにも、子供には添加物の少ない食生活を心がけましょう。子供がなるべく避けたい添加物ハムやウインナーなどに使われている発色剤の「亜硝酸ナトリウム」は、発がん性を高めると言われており、なるべく避けたい添加物です。(※1)市販品では、発色剤を使っていない「無塩せき」と表示があるものを選ぶと安心です。また、お菓子や清涼飲料水にも要注意。甘みは「アスパルテーム」「スクラロース」などの合成甘味料で、子供が喜ぶカラフルな色合いは「タール色素」などで着色されていることが多く、これらもなるべく避けたい添加物です。おやつには手作りでホットケーキを焼いたり、果物やふかし芋などで自然の甘みを楽しみましょう。添加物なしで美味しい手作りレシピ添加物が多い市販品に比べ、手作りなら子供にも安心です!例えば、ドレッシング。酢・塩・オリーブオイルを混ぜて、しょうゆ・玉ねぎ・おろし生姜などお好みの素材を加えれば出来上がりです。めんつゆも、しょうゆ・酒・みりん・だし汁を火にかけ煮立たせるだけで手作りできます。漬物は、ポリ袋にきゃべつ・きゅうり・なすなどの野菜と、塩・しょうゆを入れもみこんでしばらく置くだけで手軽にできますよ。添加物に不安を感じ過ぎず、時間に余裕のある時は手作りしたり、食品を購入する時には表示を見てなるべくシンプルな物を選ぶなどを頭の片隅において、毎日の食事を楽しんでくださいね。(テキスト: 管理栄養士 板垣 好恵)(※1)渡辺雄二(2017)『子どもに「買ってはいけない」「買ってもいい」食品』大和書房 2017/12/07 07:00 ママ・プレママ部
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子供も大好き!揚げ物との上手な付き合い方は? 揚げ物って消化に悪い?いつから、どれくらいならOK?揚げ物っていつからOKなの?と気になるママも多いはず。揚げ物自体は固形の物をしっかりと噛んで食べられるようになったらOKです。1歳頃には食べられるでしょう。ですが、揚げ物は油を多く含むので、胃での消化に時間がかかってしまいます。まだ内臓機能が未熟な赤ちゃんにとって揚げ物を消化するのは負担になってしまいますので、離乳食が完了した頃から少量ずつが良いと思います。揚げ物は食べさせなくてはいけないものではありません。他のものをしっかりと食べているのならあえてあげる必要はありません。欲しがるようなら、下味を薄くしたり、大人と同じように作ったものをあげる場合には衣をはずしたり、1個分を小さめに切ってあげるようにしましょう。週に何回くらいならOKという決まりはありませんが、できるだけ他の料理も食べてもらいたいので週に1回くらいに留めておくのがおすすめです。市販品VS手作り・・・どっちがいい?市販品と手作りだったら、断然「手作り」がおすすめです!お惣菜や冷凍食品などを食べてみるとわかりますが、しっかりと味付けがされています。大人が食べておいしいと思うものは子供にとって味が濃い物です。揚げ物の油だけでも消化に負担がかかっているのに、調味料がより負担になってしまいます。下味、衣などの調節ができるのも手作りの良い所です。もし、どうしても市販品に頼りたい時には衣をはがすなどひと手間加えてあげてくださいね。栄養バランスをUPするポイント揚げ物メニューの時に気になるのが、「栄養バランス」。揚げ物の日は野菜が足りていない気がする・・・という方も多いです。付け合わせや副菜に野菜をたっぷりと使うのはもちろんですが、どうしても野菜を食べてくれない・・・という場合には野菜を練りこんだナゲットや野菜をお肉で巻いて揚げたものにするのもおすすめです。また、揚げ物がメインの時には副菜、汁物など他のメニューで油をあまり使わないようにすると良いでしょう。和え物、煮物、蒸し物などを組み合わせると献立全体のバランスもぐっと良くなりますよ。揚げ物が大好きな子供はとても多いです!ですが、小さい時ほど食事には気を付けてあげたいもの。親子で楽しく適度に揚げ物を楽しみましょう。(テキスト: 管理栄養士 上野 知佐) 2017/11/21 07:00 ママ・プレママ部
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子供に牛乳は必要?飲んだ方が良い理由はある? コップ1杯で豊富な栄養を手軽に摂れる牛乳。学校給食でも定番ですが、子供にとって牛乳は「飲んだ方が良い」ものなのでしょうか。注目すべきはカルシウム!成長期に摂りたい栄養素の中でも、特に大切なものの1つが「カルシウム」です。強い骨や歯を作り、筋肉の収縮や神経の安定にも関わるカルシウムですが、実は1日の必要量を満たすのがなかなか難しく、不足しやすい栄養素。そこで子供たちの重要なカルシウム源となっているのが牛乳です!カルシウムは様々な食材に含まれますが、牛乳は1回の摂取量が多いこと、体内でのカルシウム吸収率が良いことから「効率の良いカルシウム供給源」とされています。例えば、牛乳コップ1杯(200cc)で、小学校高学年の1日のカルシウム必要量(600mg)の約40%をも摂取することができます。(※1)給食などで牛乳を毎日飲むことは、子供が健康に育つために欠かせないカルシウム摂取において、大きく貢献している習慣なのです。牛乳を飲まない場合に気を付けたい栄養バランス、代用食品は?好き嫌いなどで牛乳を飲まない場合は、まずカルシウム不足に注意が必要です。カルシウムが豊富な食材は、牛乳と同じ乳製品のヨーグルト、チーズ。魚ではしらすなどの小魚、ししゃも、桜えび。野菜では小松菜、水菜、切り干し大根。豆類では木綿豆腐、納豆、厚揚げ、高野豆腐。海藻類ではひじき、わかめなど。これらを食事や間食に取り入れるようにしましょう。また、牛乳は良質なタンパク質源でもあります。タンパク質は体を作る土台となり、カルシウムと同様に子供の成長に欠かせません。赤身の肉・魚、卵、大豆製品などから、タンパク質の摂取も心がけましょう。牛乳でお腹が痛くなってしまう場合の対処法は?牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてしまうという方、これは牛乳に含まれる乳糖を分解できず下痢などを引き起こす「乳糖不耐症」と言い、体質的なものです。対処法としては、牛乳を一気に飲まずゆっくり少量ずつ飲むこと、胃腸に冷たい刺激を与えないよう温めて飲むことで緩和が期待できます。症状の重い方は、まずは少量の牛乳をココアなどに入れて飲む程度にし、慣れたら徐々に量を増やしていきましょう。市販品の乳糖不耐症用の牛乳を用いるのもおすすめです。牛乳は絶対に飲まなければいけないものではありませんが、成長期の栄養補給源として優れた飲料です。子供の好き嫌いや栄養バランスなどを考慮しながら与え、元気な体作りをサポートしてあげましょう。(テキスト : 管理栄養士 板垣 好恵)(※1)『厚生労働省』「日本人の食事摂取基準(2015年版)」 『文部科学省』「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」 2017/11/02 07:00 ママ・プレママ部
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赤ちゃんと一緒に楽しもう!離乳食と日本の行事 離乳食でも行事は楽しめる?日本ではお正月から始まり年越しまで、1年間にたくさんのお祝い事や季節の行事があります。それぞれの行事には意味があり、また行事食や使われる食材にも意味が込められています。離乳食の赤ちゃんに行事なんてわからないでしょう・・・と思う方もいるはず。ですが、家族みんなで行事を過ごすことも大切です。すべての行事を取り入れようと思うと大変ですよね。節分、ひな祭りなど昔から伝わる伝統的な行事だけではなく、ハロウィンやクリスマスなど行事食にこだわらずに気軽に楽しめるものもあります。まずは簡単にできるものから始めてみましょう。離乳食に行事・・・おすすめ?離乳食に行事を取り入れる・・・・おすすめします!赤ちゃんと一緒に行事を祝う、これってとても素敵なことだと思いませんか?離乳食では作るのが難しいものもありますが、雰囲気を味わうことも大切です。食事だけではなく、飾りつけをしたり、「今日は○○の日だよ」と話してみたりするのも良いと思います。今まであまり意味もわからずに過ごしていた行事や行事食も、赤ちゃんと一緒に行事を感じることで改めて考える、知ることができる良い機会になるかもしれませんよ。一緒に楽しむためのポイント一緒に行事を楽しみたいと言っても、大人と赤ちゃんでは全く同じものを食べられるわけではありません。食材によってはまだ食べられないものもあります。また、大人と同じものだと味付けが濃いため、消化機能が未熟な赤ちゃんの内臓に負担がかかってしまいます。そのため、赤ちゃんに行事食を用意するときは離乳食と同じくらいの味の濃さにします。味が全く同じではなくても、見た目を大人のものと似せてあげるだけでも雰囲気を味わうことができますよ。ハロウィンだったらかぼちゃの形、端午の節句ではこいのぼりの形、クリスマスはツリーの形など行事が目で見てわかるようにモチーフを取り入れるのも良いでしょう。まだまだ食べられるものも少ない離乳食期。ですが、短い離乳食期の間にも行事を感じさせてあげるのは大切です。ママがひと手間かけて赤ちゃんと一緒に行事を楽しんでみましょう。(テキスト: 管理栄養士 上野 知佐) 2017/10/26 07:00 ママ・プレママ部
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離乳食のおすすめ食材「納豆」!その魅力や上手な与え方のポイント 日本人にとって昔から身近な食材の納豆ですが、赤ちゃんの離乳食にも使うことができます。「においや粘り気が苦手そう・・」と思われるかもしれませんが、実は意外にも赤ちゃんに人気の食材なんです!納豆が使えるのはいつから?離乳食での納豆は、湯通ししてなめらかにすり潰せば初期から使うことができます。納豆は大豆製品でアレルギーの心配があるため、初めはごく少量からにし、様子を見ながらゆっくり慣らすようにします。まずは、同じ大豆製品の中でも納豆より消化の良い“豆腐”に慣らし、それから与えていくのがおすすめです。納豆は離乳食のおすすめ食材!その理由は? 納豆の魅力は、栄養価が高く、赤ちゃんの成長や健康維持に欠かせない栄養素をバランス良く含んでいることです!体を作るもととなるタンパク質、骨や歯の形成を助けるカルシウム、貧血を予防する鉄分、腸内環境を整えて便秘を予防する食物繊維など。離乳食に納豆を取り入れることで、手軽に栄養価がUPします。また、そのままでも食べられて調理も簡単、幅広いメニューに使いやすいことも納豆のおすすめポイントです。離乳食に納豆を使うときのポイントは?初期では、殺菌のため加熱(湯通し)してから与えましょう。中期以降の加熱は必須ではありませんが、湯通しすることで独特の粘り気やにおいも和らぎ、赤ちゃんも食べやすくなります。形状は、初期はすり潰し、中期は細かいみじん切り、後期は荒いみじん切りと離乳食の進み具合に合わせて変えていきます。刻む手間が省ける“ひきわり納豆”を使うのもおすすめです。付属のたれは塩分や添加物が多く使われているため、使用を控えましょう。冷凍はできる?納豆は、冷凍保存が可能です。1食分ずつラップなどで包み冷凍し、小分けでストックしておけば、解凍してすぐに使えるので便利ですね。スープや煮物などに使う場合は、凍ったまま鍋に入れて調理してもOKですよ。冷凍した納豆は1~2週間を目安に使い切るようにしましょう。納豆を使った離乳食おすすめレシピ納豆といえば、やっぱりご飯!おかゆにのせて定番の納豆ご飯や、軟飯と野菜と共に炒めて納豆チャーハンに。うどんや素麺、汁物や煮物の具にもおすすめです。また、ほうれん草などの野菜と和物にすれば、納豆の粘り気でとろみが付き野菜が食べやすくなります。後期以降は、ハンバーグの具材にしたり、潰したじゃが芋に混ぜておやきなど、手づかみ食べメニューにもおすすめですよ。栄養価が高く、幅広いメニューに使える納豆は、まさに離乳食のお助け食材!ぜひ取り入れてみてくださいね。(テキスト: 管理栄養士 板垣 好恵) 2017/10/17 07:00 ママ・プレママ部