楽天レシピ編集部や栄養士、料理専門家がお届け!食に関するマガジン

「若いから大丈夫」は後々痛い目に?!今から身につけたい食習慣の6つのルール

7,019view 2016/08/15 17:00 健康・ダイエット
「若いから大丈夫」は後々痛い目に?!今から身につけたい食習慣の6つのルール
10年後、20年後、どんな毎日を過ごしているかと考えることはありますか?周りの10歳、20歳先輩の方々を見ると、両親、ご近所さん、上司・・・年上でもいつも元気で健康そうな方っていますよね。一方でポッコリお腹、ダルそう、生活習慣病という方々が頭に浮かんだ人もいるかもしれません。

では、あなたは将来どんな日々を送りたいでしょうか。もちろん稀なケースもありますが、将来の健康を決めるのは、やはり今の生活習慣の延長線上です。もし元気でいたいならば今から少しずつ健康貯金を始めませんか?健康貯金は若いうちからコツコツ続けた分だけ、趣味や家族・仲間との時間を豊かにしてくれますよ。

「腸」と「液体」が主役

何を食べるか?と同じくらい大切なことが、ちゃんと吸収されているか?と、ちゃんと排泄できているか?です。例えば、栄養価の高いチアシードや亜麻仁油を積極的に摂っていても、きちんと吸収できなければその恩恵を十分に受けとれません。また、排泄が正しく機能していれば余分な脂肪が溜まりません。身体の細胞の一つ一つが栄養で満たされます。

身体の吸収と排泄の器官は腸です。そして、腸から吸収された栄養を全身に運ぶのは血液です。

腸と血液を元気にする食習慣

1) 食物繊維を摂る
腸内をきれいにします。言わば、食物繊維は腸の掃除道具です。野菜、きのこ、海藻、豆類、雑穀などに多く含まれます。

2) 発酵食品を食べる
腸内細菌のバランスを整えます。納豆、味噌、ヨーグルトなどです。

3) タンパク質食品を欠かさない
血液の主成分はタンパク質と鉄分です。脂身の少ない肉、魚、卵、大豆製品がおすすめです。

4) 朝ごはんを食べる
朝食は腸の動きを活発にし、排泄を促します。

5) よく噛む
身体の消化器官は口から肛門まで、1本のチューブのように繋がっています。口が動けばウエーブ状に伝わり、腸が動きます。

6) 薄味に慣れる
多すぎる塩分は血圧を上昇させます。麺類のスープは飲み干さない、しょうゆやドレッシングなど調味料は少しずつ控えましょう。

6つの食習慣を紹介しましたが、何よりも大切なのは「笑うこと」です。「笑う門に福来る」と言うように、笑顔は心も体も元気にしますよね。様々な研究で笑顔は免疫力を上げるということも分かっています。自分の10年後、20年後をイメージして、今日から健康貯金を始めませんか?

(テキスト: 松原 郁実)

この記事の作者

松原 郁実 さん
松原 郁実

管理栄養士・健康食育シニアマスター・きのこマイスター
高崎健康福祉大学健康福祉学部健康栄養学科を卒業。ヘルスケア系企業や総合健康保険組合でメタボ改善支援・健康教室の業務に携わり、栄養相談は3000名以上を実施。働き盛りのビジネスパーソンに向け、おいしく・賢く食べるコツを提案している。
現在は雑誌の健康コラム執筆、TVの栄養監修等を含め、大人の食育セミナー、イベントなど多方面で活動中。

関連する記事

    デイリシャス配下共通/アクセスランキング上部のチームサイト枠      

健康・ダイエットのランキング

    デイリシャス配下共通      

ジャンル一覧

楽天レシピ プレミアムサービス開始!3日分献立でラクしよう
きのこは洗う?洗わない?適切な下処理と保存のポイント
【管理栄養士監修】脂肪燃焼スープダイエットの効果的な方法&おすすめレシピ
ほうれん草のゆで方・ゆで時間 あく抜きの必要性についても解説
大根の適切な保存方法(常温・冷蔵・冷凍)と長持ちさせるコツを解説
【下処理】なすのあく抜き・切り方 あく抜きは絶対必要?しないとどうなる?
プロが教える!ブロッコリーのゆで方・ゆで時間【完全版】


おすすめの特集

もっと見る