【災害に備えよう】コスパ良しな「缶詰&乾物」4選!活用&保存方法を解説
防災の観点からもストックしておきたい缶詰や乾物の中から、特にコスパのよいものを厳選してご紹介!
多めのストックしておいて、賞味期限や消費期限が近づいたものから使い、また買い足すという「ローリングストック」もおすすめです。
缶詰や乾物は長期保存ができるうえに、低価格で栄養価は高いところが嬉しいポイント。
今回は乾物&缶詰の栄養価や活用方法を中心に解説します。
ストックしておきたい缶詰(1)サバ缶
生魚の下処理は大変ですし、魚焼きグリルを洗うのが面倒など、魚料理を敬遠する理由は意外とたくさんありますよね。そんなときにおすすめなのがサバ缶です。
・サバ缶の栄養価
多価不飽和脂肪酸と呼ばれるEPA、DHAを豊富に含みます。中でもDHAは、脳の発達や機能維持向上も期待できる脂肪酸です。また、骨も丸ごと食べられるため、不足しがちなカルシウムも摂取することができます。
・食べ方&調理方法
水煮缶は、ねぎやしょうが、しそなどの薬味を添えて、醤油をかけるだけでもシンプルにおいしくいただけます。災害時に電気が使えなくなってもおいしく食べる方法が色々ありそうですね。
みそ煮缶は玉葱と卵で卵とじ風にしたり、醤油缶はたっぷりの大根おろしを添えて簡単みぞれ煮にしたりと色々な活用方法があります。そのままでもおいしいので、簡単な食材の組み合わせでぐっとおいしくなりますよ。臭みも気にならないので、アレンジもしやすいです。
一度開封したら、保存容器に移して冷蔵庫で保存しましょう。
ストックしておきたい缶詰(2)大豆水煮缶
缶詰だけでなく、最近ではパウチタイプの商品もあり、少量使いたい方におすすめです。
・栄養価
別名「畑の肉」とも呼ばれる大豆は、お肉に匹敵する量のたんぱく質を含みます。肉などの動物性たんぱく質に多く含まれる脂質が少ないので、高たんぱく・低脂質という点からダイエットにもおすすめです。そのほか、糖質やビタミンB群、カルシウム、マグネシム、鉄分、イソフラボンなど多くの栄養素を満遍なく含みます。
大豆は噛みごたえもあり、腹持ちも良いため、食べ過ぎ防止にも繋がります。
・食べ方&調理方法
大豆はサラダやスープなど、どんなメニューにも取り入れやすく、かさましにもおすすめな食材です。
キーマカレーやタコライスは、野菜が苦手な子どもも食べやすい鉄板メニューですが、野菜と一緒に大豆を加えるのもおすすめ♪
ひき肉の一部を大豆に置き換えることで、ヘルシーに仕上がります。「ちょっとひき肉がたりない」「メニューにボリュームが足りない」なんてときの救世主食材です。
開封後は、保存袋に移し、冷蔵庫または冷凍庫で保存しましょう。
ストックしておきたい乾物(1)切り干し大根
・栄養価
歯や骨のもととなるカルシウムや、赤血球の材料となり貧血の改善をサポートする鉄分、腸内環境を整える食物繊維を多く含みます。
・食べ方&調理方法
煮物が定番の切り干し大根ですが、サラダをはじめ、春巻きの具やお好み焼きなどの生地に混ぜるのもおすすめです。
煮物以外で使う場合は、表記通りに戻して水気を絞り、好みの長さに切ります。歯ごたえとほんのりした甘味がよいアクセントとなり、料理を引き立ててくれますよ。
開封後は、保存袋に入れて空気をしっかりと抜き、湿気がつかないよう冷暗所や冷蔵庫で保存しましょう。
ストックしておきたい乾物(2)おからパウダー
・栄養価
おからは、豆腐を作る過程でできる豆乳のしぼりかすで、卯の花と言われてピンとくる方が多いでしょうか。
腸内環境を整える食物繊維を多く含み、低カロリーなのでダイエットにも嬉しい食材です。
・食べ方&調理方法
おからはハンバーグに混ぜ込むほか、唐揚げやとんかつなど、揚げ物の衣代わりに使用することで、脂質や糖質を減らし、食物繊維を補うことができます。
ハンバーグの場合、合い挽き肉:おからを3:1の割合で使用すると、おからのふんわり感がでて柔らかく、子どもうけもばっちりですよ。
唐揚げは片栗粉の代わりに、とんかつはパン粉の代わりにおからパウダーをまぶすことで、糖質を抑えることができます。
生おからの賞味期限は、開封後、冷蔵庫で3日程と短いですが、おからパウダーは常温で約8ヶ月ほど保存可能です。