初夏が旬の魚「アジ」を食卓に!初心者必見のさばき方とおすすめレシピもご紹介
初夏に旬を迎える「アジ」は、日本の食卓ではお馴染みの存在ですね。
この季節、新鮮なアジを店頭で見つけたら挑戦してみたいのが三枚おろし。難しいイメージがありますが、初心者でもスムーズにさばけるコツを分かりやすくお伝えします。
アジ料理といえば焼き魚やアジフライが思い浮かびますが、定番料理の他にも洋風ならソテー、和風なら蒲焼きなど、その日の気分で楽しめるレシピが豊富なのも魅力です。
アジがおいしいこの季節に様々なレシピで味わってみませんか?
初心者必見!基本のアジのさばき方
《アジの三枚おろし》
用意するもの:新聞紙、出刃包丁、まな板、骨抜き、塩水(1リットルの水に塩大さじ2加えたもの)
▼ウロコ・ゼイゴの処理
1. まな板に新聞紙を敷いたらアジを置き、包丁の背でウロコを全体的にこそぎ落とす。
2. ゼイゴ(尾の付け根にある触るとトゲトゲして硬い部分)を包丁でそぎ落す。
▼頭を切り落とし内臓を取り除く
3. 片手で胸ビレを持ち上げて頭の付け根に切り込む。反対側からも同じようにして頭を切り落とす。
4. 腹に切れ込みをいれて内臓を丁寧にかき出したら塩水でよく洗い、新聞紙を捨てる。
▼三枚におろす
5. アジを縦向きに置いて腹側から太い骨に当たるまで切り込み、背側も同様にする。
6. アジを横向きにして尾の方から水平に切り込み、太い中心の骨に沿って身を切り離す。
7. 裏返して反対側も同様に行う。
▼最後の仕上げ
8. おろした身の腹骨と血合いを包丁で丁寧に取り除く。
9. 骨抜きを使い小骨を取り除いたらアジの三枚おろし完了。(刺身にするときは手で優しく皮を剥くとよい。)
旬の時期に食べたい!アジのおすすめレシピ
《刺身の場合》
・アジのたたき
長ねぎやしょうが、みょうがなどお好みの薬味にアジの刺身を合わせ包丁で細かくきざんだら、すぐできるアジのたたき。ご飯のおかずにもお酒のお供にも最適です。
・アジのカルパッチョ
アジの刺身を器に美しく並べて塩こしょう、ドレッシングまたはオリーブオイルをかけるだけ。彩りにグリーンの生野菜を添えたらおしゃれな一品の完成です!
《加熱調理する場合》
・アジのソテー
オリーブオイルをひいたフライパンでじっくりソテーしたアジを、トマトソースや大根おろしなどお好みの味付けで楽しみます。まるでレストランのような一皿になりますよ。
・アジの蒲焼き
アジに小麦粉または片栗粉をまぶして揚げ焼きにしたら、しょうゆ、みりん、砂糖で甘辛く味付けします。これだけで、ご飯の進む絶品おかずの出来上がり♪
・アジの南蛮漬け
千切りにした野菜と揚げ焼きにしたアジを一緒に甘酢に漬け込むだけで簡単に作れます。寝かせるとさらにおいしくなり、何度も作りたくなる常備菜です。