肌荒れやむくみの原因にも!歓迎会シーズンで気をつけたいお酒との接する方法
お酒を飲むこと=アルコールを摂取することです。私たちの体はアルコールが入ってくると分解し、尿と共に排出します。その際に体内の水も一緒に引き連れて尿として出してしまうため、利尿作用が高くなります。つまり、アルコールをたくさん飲むと体内の水分がどんどん奪われてしまうので脱水を起こしやすいのです。
身体から水分が奪われるということはお肌の乾燥にもつながります。そしてお肌が乾燥すると毛穴が開きやすくなったり、お肌表面のバリア機能が弱まったりすることで肌荒れの原因の一つとなります。
また、お酒と一緒に出されるおつまみには醤油やソースなど塩気が多いものが比較的良く見られます。塩分の成分である「ナトリウム」も体内(細胞内)の水を奪い溜め込んでしまうという性質があります。この状態が続くことでむくみの原因となります。アルコール自体もむくみの原因となりますので、やはりお酒の飲みすぎは要注意です!
お酒の席で気をつけたい3つのポイントとは?
肌荒れやむくみなど美容の大敵の原因となるアルコール。キレイを保ちながらお酒を楽しむためには以下の3つのポイントを押えましょう。
その1:宴会の前・中・後にお水を補給すること
アルコールによる脱水を防ぐためには、利尿作用のない飲み物で水分補給をしっかりと行いましょう。
宴会中にソフトドリンクやお水を摂ることがなかなか難しいという方は、せめてお酒を飲む前と後にお水を摂るように心掛けましょう。
その2:ナトリウムを排出するカリウムをしっかり摂ろう!
体内でナトリウムが多くなるとそのバランスをとってくれるのが「カリウム」です。カリウムは野菜や果物、きのこや海藻類に多く含まれます。
前菜のサラダや付け合わせに出てくるきのこ類を食べることでカリウム補給を忘れずに!食後にお口直しも兼ねて柑橘系のフルーツをいただくのもオススメです。
その3:塩分の多いおつまみを控えよう
から揚げや漬物、〆のラーメンなどには塩分が多く含まれています。おつまみと共にお酒の量が増えないように、また、塩分の過剰摂取を避けるためにもおつまみの選択は重要です。
野菜やきのこ類を含むサラダなどをしっかりといただくことを心掛けましょう。
(テキスト:磯村 優貴恵)