缶詰や冷凍と違う!旬の豆で彩り豊かなアイディア料理5選
スナップエンドウとグリーンピースは同じ植物からだった!?
春から初夏までが旬の「えんどう豆」。柔らかくて若いさやごといただくのが「さやえんどう」(きぬさや、スナップエンドウなどの種類や呼称がある)です。もう少し成長させて未熟果実を収穫したものが「グリーンピース」で、食物繊維を多く含みます。
いまではハウス栽培も増え、通年手に入るために、旬が薄れている野菜のひとつでもありますが、旬に摘み取った露地物のグリーンピースには、冷凍、缶詰にはない抜群の風味とおいしさがあります。豆ご飯はもちろん、旬のアサリなどと合わせたパスタやスープもおすすめ。緑色を損なわないように火を通し過ぎないよう注意して、旬ならではの食感と色味を堪能しましょう。
今が旬!香ばしいそら豆
また、そら豆も初夏が旬。店頭に並ぶ期間も短いため、旬を味わうにはチャンスを逃さず入手する必要があります。さやの緑が鮮やかでツヤとハリがあり、ふっくら膨らんでいるものを選びましょう。収穫後は時間とともにうま味がどんどん落ちるので、鮮度がいいものを選んですぐに調理します。長期保存には、塩茹でしてからの冷凍がおすすめ。
もちろん、居酒屋風にシンプルにさやごと焼いたり、塩茹でしていただくのもオツですが、桜えびと混ぜご飯にしたり、手羽先などの食材と一緒に中華風の炒め物にすれば、彩りもよくかさ増しにもなり、旬ならではの味わいを存分に楽しめますよ。