オリーブオイルダイエットのやり方とポイント!
オリーブオイルダイエットは、1日に大さじ1~2杯のオリーブオイルを食事の中で取り入れる方法です。油と聞くとダイエットの敵というイメージもありますが、上手に取り入れると、食事のバリエーションも増え、満足感も大きくなります。また、加熱しても性質は変わらないため、どんな料理にも使いやすく、始めやすいダイエット法です。
オリーブオイルはなぜダイエットによい?
オリーブオイルは、オレイン酸が豊富で、悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを維持する働きがあります。ポリフェノールなども含まれており、抗酸化作用なども期待できます。また、排便をよくする働きもあるので、お通じが気になる方にもおすすめです。
ダイエット中でも、油を適度に料理に取り入れることで、満腹感を持続させたり、満足感を高めることができます。
また、質の良いオリーブオイルを選ぶ場合は、エクストラバージンオリーブオイルがおすすめです。光による酸化を防ぎたい場合は遮光瓶に入ったものを選ぶとよいでしょう。
注意点と失敗例は?
いくらダイエットによいとはいえ、オイルですから取りすぎ食べすぎには注意が必要です。また、カロリーは他の油脂類とほぼ一緒で、大さじ1杯111kcalと高カロリーです。調理の際には計量することをおすすめします。
また、オリーブオイルではない油を多く使った食べ物は控えるようにしましょう。例えば、外食で使われる油は、オリーブオイル以外が多いですし、パン類や菓子類も脂質が多いので気を付けましょう。揚げ物やラーメンなども注意が必要です。
おすすめ料理は?
炒め物や卵を焼く際など、今まで使っていた油をオリーブオイルに変えるだけでもOKです。また、オリーブオイル、酢、塩コショウでドレッシングを手作りするのもおすすめです。酢を、バルサミコ酢に変えたり、塩をハーブ塩などにして、おしゃれにアレンジしてもよいでしょう。
また、カロリーが気になる場合は、茹でたきのこ類とオリーブオイル、塩コショウ、すりおろしにんにくなどでマリネを作ったり、たっぷりの野菜に手作りドレッシングをかけるなどカロリーの少ないものと合わせるのもおすすめです。また、豆腐にかける、野菜スープにいれる、淡白な魚料理にかけるなどヘルシーなものと合わせると、コクが出て、腹持ちもよくなります。
(テキスト: 管理栄養士 岡田 あや)