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「巡りの良い体」を目指せ!食生活を整えれば良いことたくさん

9,821view 2017/04/27 07:00 健康・ダイエット
「巡りの良い体」を目指せ!食生活を整えれば良いことたくさん
巡りが悪いとは?

「巡りが悪いと良くない」という言葉を聞いたことはありませんか?では、一体何が「巡って」いるのでしょう。

私たちの体の中には血液が隅々まで通っています。この血液の中には細胞が活動するためには欠かせない「酸素」や「栄養」が運ばれているおかけで、私たちは毎日元気に過ごすことができるのです。

巡りが悪い、つまり血流が悪いということは酸素や栄養がスムーズに行き渡らないことなのです。

巡りが悪いのはなぜ美容によくない?

巡りが悪く栄養や酸素が全身に十分に行き渡らないと、約60兆個もある私たちの細胞はうまく活動できず、新陳代謝がスムーズにいかなくなってしまい、手足の冷えやお肌のトラブルにつながります。

顔色が冴えない…という原因のひとつには巡りが悪いことがありますので、巡りを整えることで血色のよいお肌作りを目指すことが出来ます。

巡りの良い体にするためのおすすめの食べ物&レシピ

巡りの良い体作りのための基本は「バランスよく」というのが一番ですが、その中でもポイントは2つあります。

一つ目は「温かい食事を摂り入れる」こと。
季節によっては冷たいもののみ摂取して過ごしてしまうこともあるかもしれません。しかし、体は冷えることでも血流が滞りやすくなり、つまり巡りが悪くなります。
毎食1品は温かい食べ物を取り入れることで物理的に体を冷やさないよう心がけましょう。

二つ目は「ビタミンやミネラルをしっかりと摂る」ことです。
ごはんやパン、肉や魚などは貴重なエネルギー源となりますが、それらを実際にエネルギーとして活用したり、体の機能調整をしたりするにはビタミンやミネラルが必要です。
ビタミンやミネラルは野菜や果物、海藻類などに多く含まれますので積極的に摂り入れましょう。

また、ビタミンEには血管の健康を整えたり血流をスムーズにするのを助けたりする働きがあります。ビタミンEはごまやナッツなどの種実類に含まれますので、いつもの料理の仕上げに胡麻をかけたり、同じパンでもくるみやアーモンドが入っているものを選ぶのも良いでしょう。

体の内側から健康になるためには食事はもちろん、適度な運動や質の良い睡眠を大切に巡りの良い健康美を作っていきましょう!

(テキスト: 管理栄養士 磯村 優貴恵)

この記事の作者

磯村 優貴恵 さん
磯村 優貴恵

管理栄養士・料理家
関東学院大学人間環境学部健康栄養学科を卒業。
大手ダイエットサロンでの食事指導の際に具体的なメニューや調理法の必要性を感じ、退職後3年間の料理経験を積む。
現在は子供から大人まで家族みんなが美味しく食べられるレシピや栄養情報を誌面やWebにて発信するほか、商品開発なども手掛ける。

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