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もしかして日光アレルギー!?太陽と仲よく付き合うためのインナーケアとは?

37,411view 2016/05/13 17:00 健康・ダイエット
もしかして日光アレルギー!?太陽と仲よく付き合うためのインナーケアとは?
紫外線アレルギーとは?

紫外線アレルギーは日光アレルギーや日光過敏症とも呼ばれています。日光(紫外線)に当たった部分にアレルギー反応が起こる状態です。症状として一番多いのは湿疹や肌荒れ、かぶれなどが見られます。その他にも目が充血する、涙が出る、頭痛や吐き気など全身症状が現れる場合もあるようです。

春~夏にかけてなんだかお肌が敏感になりやすいという方は、紫外線による影響かもしれません。

外側のケアに加えて、内側からもアプローチを!

紫外線を浴びたお肌の中では活性酸素が発生することによって細胞が傷つけられています。さらに紫外線アレルギーの方は体の中でアレルギー反応を起こし、かゆみや炎症といった皮膚症状が現れます。

紫外線から体を守るためにはきちんと日焼け止めを塗ったり、日傘や帽子などを使ったりと外側からお肌を守ることはとても有効です。それに加えて行う内側からのケアでは、お肌のバリア機能を高めるためにバランスの良い食事をしましょう。

まずは体の粘膜を守り、活性酸素の発生を抑えてくれるビタミンA、C、Eを十分に摂りましょう。
ビタミンAはにんじんやかぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれています。ビタミンCは柑橘系の果物やパプリカに、ビタミンEはごまやナッツ類に多く含まれます。

紫外線を浴びてしまった・・・そんな時に積極的に摂りたい食品は?

気をつけておいても見えない紫外線にうっかりあたり、症状が出てから気づくこともあるでしょう。その際は皮膚や粘膜の炎症を抑えるビタミンB2や、傷ついた細胞やお肌の再生を促す亜鉛をしっかりと摂りましょう。

ビタミンB2は青魚やチーズ、卵などに含まれ、亜鉛は赤身のお肉やレバー、貝類などに多く含まれます。
亜鉛を含む食材にはお肌の土台となる良質なたんぱく質も含まれています。

最後に、十分な睡眠でお肌にお休みを与えることもバリア機能向上には欠かせません。きちんと休んで、食事でお肌の質を高めて、太陽の下でも笑顔で過ごせる時間を楽しみましょう!

(テキスト:磯村 優貴恵)

この記事の作者

磯村 優貴恵 さん
磯村 優貴恵

管理栄養士・料理家
関東学院大学人間環境学部健康栄養学科を卒業。
大手ダイエットサロンでの食事指導の際に具体的なメニューや調理法の必要性を感じ、退職後3年間の料理経験を積む。
現在は子供から大人まで家族みんなが美味しく食べられるレシピや栄養情報を誌面やWebにて発信するほか、商品開発なども手掛ける。

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