裏ワザ使えば意外と簡単!春の味覚「わらび」の下処理をマスター♪
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2016/04/11 17:00
料理上手
わらびは春から初夏にかけてとれる山菜の一種。シンプルなお浸しや炊き込みご飯、煮物などに使われます。
わらびは生食厳禁!中毒になることも・・・
わらびは、一つだけ注意しなければならないことがあります。それは、わらびの「あく」です。わらびは、とてもあくが強いため、あくをしっかり抜いていないと、中毒を引き起こすことも・・・もちろん生で食べるのは、大変危険なので、絶対にダメです!
安全に、おいしく食べるためのコツ
「わらびの調理は難しそう・・・」そう思った方も、安心してください!しっかり下処理をすれば、安全に食べられます。下処理でえぐみもとれますので、おいしくいただけますよ。基本的な下処理方法は、重曹を入れたお湯で浸す方法です。用意するのは重曹もしくは木炭、大きめの鍋やボウル、わらびがしっかり浸かるくらいのたっぷりの熱湯です。そして、鍋にすべてを入れて、そのまま一晩放置します。次の日ではしっかり水洗いをすれば、おしまいです。
放置する時間が長いので、大変そうに感じますが、手間はお湯を沸かすことと、水洗いすることだけなので、実は意外に簡単ですよ!あく抜きが終わったあとは、冷凍保存や、水につけたまま冷蔵庫で保存しましょう。
わらびは、鮮度がとても落ちやすいので、手に入ったらすぐにあく抜きをするのがおすすめです。新鮮なうちに、パパッと処理をしておけば、食べたい時に食べられますよ♪春の味覚を、ぜひ堪能してみてくださいね!
手に入ったら、すぐにあく抜きしましょう♪基本のやり方
重曹を使った基本のあく抜き方法です。沸騰したお湯に重曹を入れてから、わらびを入れましょう。茹でてしまうと、食感を損ねるので、わらびを入れたら、必ず火を消してくださいね!
重曹がない!時間がない!そんな時には小麦粉と塩で代用OK
重曹がなくても、どの家庭にもある小麦粉と塩を使って、わずか15分ほどであく抜きが完了する裏ワザ!小麦粉と一緒に3~4分煮込むだけで、小麦粉があくを吸着してくれるのだとか!茹で終わったら、10分間ほど冷水に浸せば完了です。時間がない方もこれなら、すぐできちゃいますね♪
あく抜きが終わったら、食べやすい大きさに切って、ラップに包み、冷凍保存すれば、食べたい時に少しずつ使えます。
昔ながらの「木炭」を使ったあく抜き方法
今はなかなか日常で木炭を使うことがないのですが、昔は木炭を使ってあく抜きをしていたそうです。木炭を使用する場合も、基本的にやり方は重曹を使う時と同じです。
冷蔵庫でわらびを保存する方法
重曹であく抜きが終わったら、保存袋や保存容器に水に浸かるように入れておけば、冷蔵庫で保存できますよ。こまめに水を交換するのが、おいしく保存するコツ♪
しっかり下処理が出来たら、さっそくいただきましょう♪
手間のかかる下処理が済んだら、さっそく食べてみましょう。わらびが好みの柔らかさになるように、レンジで軽く加熱し、すりおろし生姜と出汁で和えるだけ!とってもシンプルですが、わらびのおいしさを存分に味わえる絶品レシピ!おつまみにもぴったりですよ。
この記事の作者
楽天レシピ編集部 さん
「楽しく美味しく、みんなを笑顔に♪」をモットーにレシピの紹介記事を発信しています。お気に入りのレシピを見つけて、是非あなたもつくってみてくださいね♪