楽天レシピ編集部や栄養士、料理専門家がお届け!食に関するマガジン

裏ワザ使えば意外と簡単!春の味覚「わらび」の下処理をマスター♪

18,153view 2016/04/11 17:00 料理上手
裏ワザ使えば意外と簡単!春の味覚「わらび」の下処理をマスター♪
わらびは春から初夏にかけてとれる山菜の一種。シンプルなお浸しや炊き込みご飯、煮物などに使われます。

わらびは生食厳禁!中毒になることも・・・

わらびは、一つだけ注意しなければならないことがあります。それは、わらびの「あく」です。わらびは、とてもあくが強いため、あくをしっかり抜いていないと、中毒を引き起こすことも・・・もちろん生で食べるのは、大変危険なので、絶対にダメです!

安全に、おいしく食べるためのコツ

「わらびの調理は難しそう・・・」そう思った方も、安心してください!しっかり下処理をすれば、安全に食べられます。下処理でえぐみもとれますので、おいしくいただけますよ。基本的な下処理方法は、重曹を入れたお湯で浸す方法です。用意するのは重曹もしくは木炭、大きめの鍋やボウル、わらびがしっかり浸かるくらいのたっぷりの熱湯です。そして、鍋にすべてを入れて、そのまま一晩放置します。次の日ではしっかり水洗いをすれば、おしまいです。

放置する時間が長いので、大変そうに感じますが、手間はお湯を沸かすことと、水洗いすることだけなので、実は意外に簡単ですよ!あく抜きが終わったあとは、冷凍保存や、水につけたまま冷蔵庫で保存しましょう。

わらびは、鮮度がとても落ちやすいので、手に入ったらすぐにあく抜きをするのがおすすめです。新鮮なうちに、パパッと処理をしておけば、食べたい時に食べられますよ♪春の味覚を、ぜひ堪能してみてくださいね!

手に入ったら、すぐにあく抜きしましょう♪基本のやり方

重曹を使った基本のあく抜き方法です。沸騰したお湯に重曹を入れてから、わらびを入れましょう。茹でてしまうと、食感を損ねるので、わらびを入れたら、必ず火を消してくださいね!

重曹がない!時間がない!そんな時には小麦粉と塩で代用OK

重曹がなくても、どの家庭にもある小麦粉と塩を使って、わずか15分ほどであく抜きが完了する裏ワザ!小麦粉と一緒に3~4分煮込むだけで、小麦粉があくを吸着してくれるのだとか!茹で終わったら、10分間ほど冷水に浸せば完了です。時間がない方もこれなら、すぐできちゃいますね♪

あく抜きが終わったら、食べやすい大きさに切って、ラップに包み、冷凍保存すれば、食べたい時に少しずつ使えます。

昔ながらの「木炭」を使ったあく抜き方法

今はなかなか日常で木炭を使うことがないのですが、昔は木炭を使ってあく抜きをしていたそうです。木炭を使用する場合も、基本的にやり方は重曹を使う時と同じです。

冷蔵庫でわらびを保存する方法

重曹であく抜きが終わったら、保存袋や保存容器に水に浸かるように入れておけば、冷蔵庫で保存できますよ。こまめに水を交換するのが、おいしく保存するコツ♪

しっかり下処理が出来たら、さっそくいただきましょう♪

手間のかかる下処理が済んだら、さっそく食べてみましょう。わらびが好みの柔らかさになるように、レンジで軽く加熱し、すりおろし生姜と出汁で和えるだけ!とってもシンプルですが、わらびのおいしさを存分に味わえる絶品レシピ!おつまみにもぴったりですよ。

この記事の作者

楽天レシピ編集部 さん
楽天レシピ編集部

「楽しく美味しく、みんなを笑顔に♪」をモットーにレシピの紹介記事を発信しています。お気に入りのレシピを見つけて、是非あなたもつくってみてくださいね♪

関連する記事

    デイリシャス配下共通/アクセスランキング上部のチームサイト枠      

料理上手のランキング

    デイリシャス配下共通      

ジャンル一覧

楽天レシピ プレミアムサービス開始!3日分献立でラクしよう
きのこは洗う?洗わない?適切な下処理と保存のポイント
【管理栄養士監修】脂肪燃焼スープダイエットの効果的な方法&おすすめレシピ
ほうれん草のゆで方・ゆで時間 あく抜きの必要性についても解説
大根の適切な保存方法(常温・冷蔵・冷凍)と長持ちさせるコツを解説
【下処理】なすのあく抜き・切り方 あく抜きは絶対必要?しないとどうなる?
プロが教える!ブロッコリーのゆで方・ゆで時間【完全版】


おすすめの特集

もっと見る