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たけのこの楽しみ方は煮物や炊き込みご飯だけじゃない!たけのこの新しい食べ方を提案

10,108view 2021/04/07 09:00 季節・話題
たけのこの楽しみ方は煮物や炊き込みご飯だけじゃない!たけのこの新しい食べ方を提案
こんにちは!管理栄養士の小嶋絵美です。

春に味わえる旬の恵み「たけのこ」。採れたて新鮮なたけのこを味わえるのは4月~5月頃と限られた期間だけです。年に一度、この季節を待ちわびていた人も多いはず!
せっかくなら定番の炊き込みご飯や煮物だけでなく、今年はちょっと冒険してたけのこの新しい味わい方や楽しみ方を見つけてみませんか?

洋風アレンジレシピなど、たけのこのおすすめレシピをたっぷりご紹介します。驚きのおいしさをぜひ味わってみてくださいね!

食物繊維が豊富なヘルシー食材!たけのこの魅力

たけのこは、100g当たりに含まれるエネルギーが26kcal(※1)低カロリーな食材です。また、便秘のときに摂りたい食物繊維も豊富。
そしてたけのこには日頃不足しがちな亜鉛も多く含まれています。実は、亜鉛は味覚や免疫力に関わる栄養素として今世界的に注目されている存在なんです。

さらに、たけのこが持つアミノ酸であるアスパラギン酸やチロシン、グルタミン酸などのうまみ成分のおかげで、たけのこ独特のおいしさが生まれています。
ちなみに、たけのこを切ったときに現れる白い粒はチロシンなので食べても問題ありません。

たけのこの新しい食べ方をご提案!

たけのこといえば炊き込みご飯や煮物が定番ですが、実はイタリアンやフレンチなど洋風からカレー風味まで、さまざまな味付けでおいしく食べられます。春の食卓に新たなメニューを加えてみてはいかがでしょうか。

・キッシュ
たけのこの他にも春野菜などを加えたフレンチ風キッシュは、簡単なのに見栄えもいい料理です。

・パエリア
フライパンやスキレットで手軽に楽しめるパエリア。たけのこに旬の海の幸を合わせると豪華ですね。

・バターしょうゆ焼き
幅広い食材にマッチする万能な味付けバターしょうゆは、たけのこにもおすすめです。

・カレー炒め
カレー風味で白いご飯が進むおかずになります。ひき肉をたっぷり加えたら大満足のメイン料理に。

【基本】たけのこの下ごしらえ方法

生のたけのこに包丁を入れるとアクがどんどん出てきてしまうため、調理するにはまずアク抜きが必要です。
採れたての新鮮なたけのこはアクが少ないのが特徴ですが、時間が経つほどアクが強くなりますので、しっかりアク抜きしましょう。

《たけのこ基本のアク抜き方法》
(1)たけのこは包丁で先端部分を切り落とし、縦に大きく切り込みを入れます。皮は剥きません。
(2)鍋にたけのこが浸かるよう、たっぷりの水と米ぬか(一握り分)を入れて沸かし中火でコトコト1時間ほど煮込みます。
※このとき、たけのこが浮いてきてしまうので落し蓋をしてください。
(3)火を消してそのまま冷まします。粗熱が取れたら米ぬかを洗い流し皮をむいて料理しましょう。
ここからはたけのこを使ったおすすめレシピをご紹介します。

春到来♪アスパラと筍のキッシュ

パイ生地の代わりにオートミールを敷いたアイディアレシピ。仕上げのチーズをたっぷり乗せてこんがり焼いたら、カフェメニューのような仕上がりになりますよ。ふわふわの生地とシャキシャキ食感のたけのこが相性抜群です。

まるでステーキ!簡単だけど絶品なたけのこのバターしょうゆ焼き

生のたけのこを贅沢に味わうならこの一品。たけのこを輪切りにし、細かな切れ目を入れて焼き上げると、まるでステーキのような見映えになりますよ。バターしょうゆ味は子どもから大人まで喜ばれること間違いなし!

スキレットで簡単!ホタルイカとたけのこのパエリア

忙しいおひとり様におすすめの簡単レシピです。日本酒を入れて炊くのがポイント。だし汁またはコンソメスープを使って、お好みの味付けにしてみてくださいね。日本酒やワインを飲みながら贅沢に味わいましょう♪

一度作ればきっとはまる!筍のホットサラダ

春野菜とたけのこ、ウインナーをオリーブオイルで炒めたホットサラダ。味付けは塩こしょうでシンプルに素材の味を活かします。仕上げにレモン汁をかけて、さっぱりおいしくいただきましょう。ワインが進む前菜です。

ご飯が進むおかず!たけのこと豚ひき肉のカレ−炒め

ひき肉とたけのこを炒めて、味付けするだけで簡単。お肉を増量すればメイン料理としても大活躍してくれますよ。白いご飯に合うのはもちろん、サラダに乗せて食べてもいいですね。
※1参照(2021.02.20)
食品成分データベース たけのこ(生)の場合のエネルギー
https://fooddb.mext.go.jp/

この記事の作者

小嶋絵美 さん
小嶋絵美

フードライター×管理栄養士。好きな食べものは野菜とフルーツ。食べものと栄養について分かりやすく丁寧に伝えることを大切に、コラム執筆を行う。「食材をシンプルにおいしく」誰にでも作れる簡単レシピを提案している。

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