【花嫁キッチン】レッスン#15 切り身魚から卒業!今日から魚をおろしてみよう
魚の三枚おろしに用意するのもの
魚の三枚おろしに特別なものは必要ありません。包丁、まな板、新聞紙、キッチンペーパー、ビニール袋などがあればOK。大きな魚をさばく時は、うろこ取りや骨抜きなどもあると便利です。
三枚おろしにチャレンジ!
アジを例にして三枚おろしの手順を説明します。
① まな板に新聞紙を敷き、頭を左側にしてのせ、「ぜいご」とゆう尾から背中にかけての部分を、包丁でそぎ取ります。裏側も同じように行います。
② 頭を切り落とし、腹わたをかき出すようにとりのぞきます。ぜいご、頭、腹わたはそのまま新聞紙に包み、ビニール袋に入れて捨てましょう。
③ 流水で優しく洗い、キッチンペーパーで水気をふきます。
④ 頭を右側にし、腹から尾にかけて包丁を入れていきます。包丁の刃先が真ん中の中骨にあたるイメージです。
⑤ 上下をかえて、背中側の尾から背中にかけて包丁を入れていきます。この時も中骨に包丁があたるようにします。最後は身と中骨だけがくっついている状態です。
⑥ 包丁を尾側から突き通すように入れて、中骨から身をはがすように包丁を中骨に沿って入れます。これで二枚になります。
⑦ 頭を右、背を手前にくるようにおき、背から尾にかけて包丁を入れ、向きを変えて、同じように尾から腹にかけて包丁を入れます。
⑧ 尾側から包丁を入れて、中骨と身をはがすイメージで包丁を入れていきます。これで三枚おろしの完成です。
おろした後の下処理
三枚おろしは、おろした後の下処理も大切です。
腹骨を包丁ですくうように薄く取り除き、中骨に垂直に細かい骨があるので、これを骨抜きで抜き取ります。骨抜きがない場合は毛抜きなどで代用可能です。もし刺身など生で食べる場合は、最後に皮をむいてくださいね。
アジは低価格で手に入れることができるので、ぜひたくさん練習してみてくださいね。
(テキスト: 管理栄養士 若子 みな美)