母乳の味・・・ママが食べたもので変わる?!美味しい母乳にするための食事とは?
赤ちゃんがおいしそうに飲んでいる母乳。本当においしいの?どんな味がするの?と思ったことはありませんか?その母乳の味、実はママの食べたものに影響されているんです!
母乳は血液からできています。血液も食べ物によってサラサラしたり、ドロドロになったりしますよね。それと一緒で母乳もサラサラしていたり、ドロドロになったりと変化します。この変化によって赤ちゃんがおいしい、おいしくないと感じるようになるのです。
おいしい母乳の味と色
では、どのような母乳がおいしいのでしょうか。一般的には、「ほのかに甘味がある」「青白い色をしている」「においがない」ものがおいしい母乳と考えられています。母乳=牛乳や粉ミルクを想像する方も多いですが、母乳はミルクとは見た目が違うんです。
また、それぞれの赤ちゃんの好みの違いや成長に伴っておいしいと感じる味が変わってくることもあるため、これが正解というものはありません。赤ちゃんがおいしそうに飲んでいる時の母乳を少しママも飲んでチェックしてみるのも良いかもしれませんね。
おいしい母乳にするためには
最後に、おいしい母乳を出すためのポイントをご紹介します。まずは、赤ちゃんがあまり好まない母乳の素となる食べ物はなるべく避けるようにしましょう。例えば、高カロリーなもの、高脂質なもの、糖分の多いものです。絶対にダメというわけではありませんが、乳腺炎の原因になるとも言われていますので、控えることをオススメします。
次に、偏った食事をせず、色々な食材をバランスよく食べるようにしましょう。母乳に良いと言われている食べ物は、脂肪分の少ない肉、あさり、大豆製品、根菜類、ほうれん草、小松菜などがあります。
美味しいだけではなく、栄養のある母乳にするためにおすすめの食事についてはこちらの記事でご紹介します。
母乳に良い食べ物を調べると他にも色々とありますが、それらを食べればおいしい母乳が必ずできるというわけではありません。食事以外にもママの体調や体質も影響しますので、ストレスを溜めない、体を冷やさない、水分をしっかりと摂るなどママ自身のケアもしっかりとしていきましょう。ママと赤ちゃんが笑顔で授乳タイムを過ごせることが一番ですね。
(テキスト: 上野 知佐)
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