北海道名物☆ 「身欠きにしんの甘露煮」 レシピ・作り方
材料(4人分)
- 身欠きにしん 4本
- 米のとぎ汁 多目
- 出汁(昆布) 2カップ半
- 日本酒 1/2カップ
- 三河みりん 大さじ3
- 濃口しょう油 大さじ2
- 塩 少々
作り方
- 1 函館は観光の町のイメージですが北海道の海産物基地でもあります。庶民的な物から高級品まであらゆる物産が集まります。身欠きにしんの質も一流です。
- 2 米のとぎ汁に浸けます。たっぷりのとぎ汁と使いますのでニシンの量は少なくても大鍋で。一昼夜かけて戻します。二日以上かけるときはとぎ汁を替えます。
- 3 鍋をそのまま火にかけて1時間煮てそのまま冷まします。この一連の行程で固い身欠きにしんが柔らかくなります。
- 4 十分冷めたらぬるま湯で丁寧に表面の汚れを洗い流して水気を切ります。鍋に並べて、出汁と日本酒、塩少々を入れて火にかけます。
- 5 沸騰したら弱火で落し蓋をして30分。火を止めてそのまま冷まします。汁気が少なかったら出汁(分量外)を足し、しょう油半量とみりんを入れて火にかけ
- 6 昆布の出汁ガラをかぶせて弱火で15分、味見をしながらしょう油を追加して調味したら出来上がりです。
きっかけ
身欠きにしんは年中手に入りますが、やはり冬場に作りたくなる料理です。
おいしくなるコツ
手間暇のかかる料理です。その昔、北前船と呼ばれる木造の船が函館と京都を行き来していました。北海道で取れたニシンは身欠きにしんにしてから運ばれ、京都で調理され人々の口に。そんな料理ですから手間暇かかっても当たり前ですね。
- レシピID:1790004410
- 公開日:2011/12/23
関連情報
- カテゴリ
- その他の煮魚
- 料理名
- 甘露煮
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アイール2012/01/02 12:00道産子なもので身欠きニシンは何度も煮付けてますが、米のとぎ汁ごと火にかけるというのはびっくり!すっごく柔らかくなりました。これから一生大事にするレシピです。