(11ページ目) 健康・ダイエットの記事一覧
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ダイエット中こそ食べたい果物!夏のおいしい食べ方は? 暑い夏の日には、さっぱりとした果物が食べたくなりませんか?ダイエット中に食べた方がいいのか、避けた方がいいのか悩みがちな果物ですが、結論から言うと「適量食べるなら健康的でダイエットにもOK」です。果物には、美肌効果や抗酸化作用のあるビタミンC、塩分を排出する働きがあるカリウム、腸内環境を整え、便秘予防になる食物繊維などが豊富で、意外と低カロリーというダイエットにオススメの理由があります。また、果物には太りやすい脂質が含まれていないので、ダイエット中にも最適です。ダイエット中は、あまり甘いものが食べられませんが、フルーツなら健康にも良く安心して食べられます。ドライフルーツは要注意!ただし、いくら健康や美容によいとはいえ、食べすぎると果糖が多いので太る原因になります。果物によって量は違いますが、80kcal程度になるようにしましょう。だいたい、バナナ中1本100g、キウイフルーツ小2個・パイナップル中1/3個150g、グレープフルーツ中1個・スイカ・メロン200gくらいです。また、ドライフルーツは、外出先などでつまむ際にはオススメですが、乾燥させた分、生で食べる時よりも高カロリーで、ビタミンなども減っているので注意しましょう。他にも、オイルコーティングがされていたり、砂糖をまぶしてあるものもあるので、買う際は原材料のチェックをしましょう。缶詰は甘いシロップに漬けられていてカロリーが多くなるだけでなく、ビタミンなどもなくなっているのでダイエット中は控えた方がよいです。冷やして、アイスクリームの代わりに♪とくに、夏にオススメの食べ方としては、冷やして食べたり、凍らせて食べるのもオススメです。果物に含まれる果糖は、冷やすとより甘く感じられる性質があります。ただし、南国で育った果物などは、冷蔵庫で保管すると「低温障害」といって傷んでしまう性質があるので、食べる前だけ冷やすとよいでしょう。ちなみに、果物は凍らせても栄養成分が減る心配が少ないので安心です。アイスの代わりにおやつにするのもいいですね。ただし、冷凍に向かない果物もあるので、むやみにすべて冷凍するのはやめましょう。冷凍してもおいしい果物は、バナナ、パイナップル、かんきつ類、ベリー類、ぶどう、メロン、桃などです。皮をむいてから冷凍し、あらかじめ一口サイズにするのがよいでしょう。(テキスト: 岡田 あや) 2015/08/21 07:00 健康・ダイエット
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この夏は食べる腸内ケアで不調しらず! 腸は食べ物から摂った栄養素を吸収すると共に、不要なものを排出する働きを行っています。ここで便秘になってしまうと、体にとって不要なものがうまく排泄されずに腸内にたまることになります。その結果、下腹部が張り洋服がきつく感じたり、お肌が荒れたりする原因ともなります。便秘の原因は人それぞれですが、ポイントは「腸をしっかり動かす」ことです。イベントが続き、外食をする機会が増えると栄養も偏りがちです。特に野菜や果物、きのこや海藻類に多く含まれる食物繊維が不足することは便秘の大きな原因となります。食物繊維も大きく分けると水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類に分かれます。水溶性の食物繊維は水に溶ける性質があり、腸内では摂りすぎてしまった糖やむくみの原因となるナトリウム、コレステロールなどを絡め取って排出する働きがあります。オクラや長芋、昆布、めかぶ、納豆などのヌルヌル、ネバネバとした食品に多く含まれます。便の状態がコロコロしているという方は水溶性の食物繊維をしっかりと摂りましょう。不溶性食物繊維は体内で消化されない性質があり、腸内を刺激することによって腸の動きをサポートしてくれるだけでなく、便のカサを増やす働きがあります。さつまいもやキノコ、根菜類、精製度合の低い穀類に多く含まれます。食べる量が少なく、便の量が少ないという方は不溶性の食物繊維をしっかりと摂りましょう。不溶性の食物繊維を多く含む食材は、噛み応えが多いという特徴があります。しっかり噛むことで満腹中枢を刺激して食事による満福感を得やすくなるだけでなく、顔回りの筋肉をしっかり使うことでシェイプアップの効果も期待できます。腸の活動は体がリラックスモードになる夜に活発になることから、夜更かしをしない、休養をしっかり取る、夜遅くなった時の食事は軽めにするなどして腸が動きやすい状況を作ってあげることも大切です。楽しい夏をさらに快適に過ごすためにもまずは腸内環境を整えることから始めてみましょう。(テキスト: 磯村 優貴恵) 2015/08/17 18:00 健康・ダイエット
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夏に飲みたいビールやカクテル。ダイエット中はどうする?! 暑い日には、冷えたビールやカクテルがとてもおいしく感じますね。ただし、アルコールのとりすぎはもちろん注意したいところです。「アルコールはエンプティーカロリーで太りにくい」と聞いたことがありますか?確かに、アルコール自体は脂肪にはならず、アルコールのカロリーのすべてがエネルギーになりません。しかし、アルコールをとると、肝臓はアルコールの分解を優先するため、食べた物が代謝されずに脂肪になりやすくなるので、体脂肪が増える原因になります。ですから、都合良く「アルコールは太りにくい」とは考えない方がよいでしょう。主なアルコール類のカロリーちなみに、アルコールの適量は20gと言われていますが、その量とカロリーはこのくらいになります。ビール 540ml(中瓶1本強)・・・ 216kcal日本酒 160ml(1合弱) ・・・177kcalワイン 220ml(グラス2杯弱) ・・・157kcal焼酎 70ml(35度1/2合弱) ・・・142kcalウイスキー 60ml(ダブル) ・・・142kcalお酒が好きな方には少ないと感じるかもしれませんね。たまにある飲み会でこれより少し多くなる分には構いませんが、日常的に多い方は少し減らすようにしましょう。甘いカクテルとおつまみに注意!また、カクテルなどの甘いお酒は、アルコール分は少ないものもありますが、糖質が多く高カロリーのものもあるので注意が必要です。チューハイ 100mlで、50kcal前後、梅酒は100mlで 150kcal前後するものもあります。チューハイはカロリーの低いものもあるので、栄養表示を必ずチェックするようにしましょう。お店などでカロリーがわからない場合は、キールやジンライムなどがオススメです。また、割る際には、炭酸水・お水・ウーロン茶などにし、ジュースなどは選ばないようにしましょう。もちろん、どんなお酒も、結局は飲みすぎれば太るので、量に気をつけることが1番大切です。おつまみの選び方もポイントになります。枝豆、冷ややっこ、湯豆腐、刺身、焼魚、焼き鳥、出汁巻き玉子、つけもの、スティック野菜、サラダ などの「素材そのものに近い料理」「焼いただけ」などの料理は、低カロリーのものが多く、オススメです。ダイエット中でも、量やおつまみに気をつけてれば、お酒を一切やめる必要はありません。お酒と上手に付き合っていきましょう!!(テキスト: 岡田 あや) 2015/08/15 09:00 健康・ダイエット
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喉越しのいいビールは、実は夏に向いていない!夏のイベントで脱水症になる危険性 夏は花火大会やビアガーデンなど、夏ならではのイベントがたくさんありますよね。花火を観ながら飲む冷たいビール、仕事帰りに仲間と飲む冷たいビール…暑くて喉がカラカラのときに飲むビールは、いつもよりいっそうおいしく感じられます。ところが、喉越しがいいからといって冷たいビールばかり飲んでいると、脱水症になってしまう危険性があります。ビールは水分の多い飲み物なのに、なぜ脱水症の危険性があるのでしょうか?脳梗塞や心筋梗塞になる人もご存知のとおり、ビールにはアルコールが含まれています。通常は抗利尿ホルモンという脳下垂体後葉から分泌されるホルモンが利尿の抑制をしていますが、アルコールはこの抗利尿ホルモンの活動を抑えてしまうため、必要以上に排尿してしまいます。また、ビールはカリウムというミネラルを含みます。カリウムには余分な水分を排泄する利尿作用があるため、他のアルコールよりも水分を多く排泄してしまうのです。さらに、冷たいビールを飲むことで体が冷え、体温が低下し汗をかかなくなることによって尿の量や回数が増えることもあります。こういったいくつもの要因が重なり、摂取する水分以上に水分を排出してしまい、急な脱水症状を起こしてしまうことがあります。脱水症状になると、頭痛・めまい・嘔吐などが起こる、血液がドロドロになって血栓という血の塊ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすことがあります。アルコールを飲む際に、水分補給を忘れずに!ではこのような脱水症を予防するためにはどうすればよいでしょうか。まずはビールを飲む前に充分な水を飲み、喉の渇きをうるおしておきます。そして、ビールを飲む合間には水やお茶を飲むなどをして水分補給をしましょう。このとき、緑茶やウーロン茶にはカフェインが含まれるので、麦茶やそば茶などカフェインを含まないお茶を選ぶようにしましょう。飲酒後も喉が渇いていたら脱水症状の現れですので、コップ1杯の水分やスポーツドリンクを摂取してから就寝しましょう。このほかにも、血中アルコール濃度が高まることによって起こる、急性アルコール中毒の症状でも脱水が見られることがあります。脱水によって脳梗塞が起こるリスクがありますので注意してください。ビールだけでなくすべてのお酒にはアルコールが含まれるので、夏のイベントではアルコールによる脱水症に気をつけて楽しく過ごしてくださいね。(テキスト: 桑原 典子) 2015/08/07 18:00 健康・ダイエット
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艶めく美髪は食べて作る! ジメジメとした湿気の多い梅雨が終わったと思えば、紫外線の強い季節の到来。こうした気候の変化の大きい中、いつでも完璧に髪の毛のコンディションを整えるのはなかなか難しいもの。一生懸命トリートメントをしたり、ヘアオイルを塗ってもその場しのぎで1日の終わりにはまたパサパサになってしまうと気分もなんとなくマイナスに。実は艶のある美しい髪の毛を作るには外側からだけでなく、内側からのケアが欠かせないのです。お肌も髪の毛も大切な体の一部ですが、大きく違うのは髪の毛はお肌の角層が変化してできたものであり、死んだ細胞の集まりであるということです。つまり一度生えてきた髪の毛を後から修復するのは難しく、毎日のケアの結果が美しい髪の毛を作るのです。髪の毛の主成分はケラチンというたんぱく質の一種が90%以上を占めています。そのため、質の良いたんぱく質を十分に摂ることがキレイな髪作りの第一歩となります。野菜しか食べない!などと極端な食事制限をしていると、たんぱく質は不足しやすくなります。たんぱく質は肉や魚、大豆(大豆加工品)や乳製品などに多く含まれています。美しい髪の毛を作るには、そのおおもとである頭皮の健康状態を良くすることがポイントとなります。そのためにはたんぱく質以外にビタミンやミネラルを十分に摂りましょう。たんぱく質の代謝をスムーズにする亜鉛やビタミンB群を摂ることで、丈夫な頭皮作りに役立ちます。亜鉛は牡蠣やレバー、赤身の肉などに多く含まれ、ビタミンB群はたんぱく質源である肉や魚、豆類に多く含まれています。さらに頭皮の血流を良くすることでしっかりと栄養を行き届かせる役目のあるビタミンEを十分に摂りましょう。頭皮に十分な栄養が行き渡ることで艶のある美しい髪作りにも役立ちます。ビタミンEは油と相性の良い栄養素で、くるみや胡麻などに多く含まれます。また、強い日差しで乾燥しがちなお肌・頭皮の潤いを保つためには緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンも忘れずに摂りましょう!(テキスト: 磯村 優貴恵) 2015/08/03 07:00 健康・ダイエット
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なぜ辛い物は夏でいい?夏バテ対策のためのおすすめ料理 熱いものや辛いものを食べると体が熱くなり汗をかくことからわかるように、辛い食べものには発汗作用があります。ではなぜ辛いものは夏にいいのでしょうか?辛いものを食べると体温が上がりますが、汗をかくことにより一時的に皮膚の表面温度が低下し清涼感・爽快感を得ることができます。また、辛味成分が消化器を刺激することによって、消化液や唾液の量が増え食欲が増進します。夏はどうしても暑さで食欲が落ちやすくなりますが、辛い食べものを食べることで食欲の低下を防ぎ、夏バテを予防することができるのです。「カプサイシン」を含む料理を選びましょう!まずは、辛い料理の代表といえばカレー。特にカレー粉、カイエンヌペッパー、レッドペッパー、コリアンダー、シナモンなどの香辛料をたくさん使ったインドカレーには、摂取すると代謝を促進し汗をかく作用があります。市販のカレールーと違い油を使わないので、胃もたれの心配もありません。とうがらしに含まれる辛味成分「カプサイシン」は、摂取すると交感神経を刺激しアドレナリンの分泌を促すため、心拍が早くなり血圧が上昇し汗が出ます。唐辛子を使ったおすすめ料理はトムヤンクンなどのエスニック料理や、ペペロンチーノ、麻婆豆腐などです。また、普段食べている料理に一味唐辛子や七味唐辛子を振りかけたり、料理の時に少し加えて作ることで手軽に摂ることができます。ほかにも、コチュジャンや柚子胡椒などの唐辛子を使った調味料を使って炒め物や和え物を作ったり、スンドゥブやチゲ鍋、ビビンパなどのキムチを使った韓国料理もおすすめです。ただし、辛いものは胃を痛めることがあるため摂りすぎには注意してください。(テキスト: 桑原 典子) 2015/07/30 18:00 健康・ダイエット
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冷たい食べ物の食べすぎは太りやすくなる?!気をつけるポイントは? 暑くなるとついつい冷たい飲み物をたくさん飲んでしまったり、冷たい麺類やアイスなどのお菓子を食べることが増えてしまいますね。確かに、暑い時の冷たいものはとても美味しいのですが、体やダイエットのことを考えると、取り過ぎはよくありません。冷たいもので痩せにくい体にも?!冷たいものを食べると内臓の機能が低下し、消化能力が落ちるため、夏バテや、食欲低下、下痢などの原因となります。ダイエット中ならちょうどいい・・・なんて思ってはいけません!必要な栄養素を十分に取れないと、ますます夏バテが進み、体調が悪くなるだけでなく、肌や腸内環境も悪化してしまいます。また、むくみやすくなり、体に老廃物がたまりやすくなります。「健康的に痩せる」ということを、必ず意識するようにしましょう。それから、冷たいものを多く食べると基礎代謝が下がりやすくなり、痩せにくい体になってしまいます。ダイエット中は、基礎代謝を下げないことが大切です。また、内臓が冷えることで、お腹周りが冷え、脂肪がつきやすくなるという危険もあります。アイスクリームや清涼飲料水に特に注意!冷たい甘い飲み物、清涼飲料水、アイスクリームなどは砂糖がたくさん含まれているので、思った以上にカロリーが高くなりがちなので注意が必要です。溶けたアイスクリームが甘すぎた!という経験はありませんか?甘みは、冷たい温度では感じづらく、体温くらいの温度で一番強く感じます。ダイエット中にはとくに気をつけたいですね。アイスクリームは、砂糖だけでなく脂質も多く含まれダイエットには不向きですので、脂質の少ないシャーベットを選ぶと、カロリーダウンできます。また、清涼飲料水で「カロリーオフ」など書いてあるものもありますが、500mlのペットボトルをすべて飲むと100~150kcalほどになるものも多くあります。ダイエット中は、清涼飲料水は避け、常温の水やお茶にするとよいでしょう。どうしても冷たいものを楽しみたい時に・・・とはいえ、暑い日に冷たいものを一切食べずに過ごすのは、厳しいですね。冷たいものを食べる時には、飲み物をキンキンまで冷やさない、冷蔵庫に入れた飲み物を飲むときはがぶ飲みせずにゆっくり飲む、氷をいれる場合は1~2個にする、冷たい食べ物を食べたら常温のものを飲む、など、できるところから工夫をし、冷たい食べ物と上手に付き合っていきましょう。(テキスト: 岡田 あや) 2015/07/28 07:00 健康・ダイエット
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夏の美白は食べて守る! 「美白」と聞いて一番に思い浮かぶ栄養素といえば「ビタミンC」ではないでしょうか。紫外線をたくさん浴びたお肌ではお肌が黒くなる原因のメラニンが作られたり、細胞内の脂質が酸化して肌トラブルの原因となったりします。そこで活躍するのがビタミンCです。ビタミンCにはメラニンの生成を抑える働きや酸化を抑える抗酸化作用があるだけでなく、お肌のハリ・ツヤに欠かせないコラーゲンの生成にも関与して美白・美肌を守るためには欠かせない栄養素なのです。ビタミンCは野菜や果物に多く含まれているのですが、特にパプリカは1個で成人が1日に必要なおよそ2倍のビタミンCを摂ることができます。その他にはゴーヤやブロッコリーなどの色の濃い野菜に多く含まれます。果物ではいちごでは5粒、グレープフルーツでは1個で1日に必要なビタミンCを摂ることができます。※1ビタミンCの上手な摂り方とは?様々な食材に含まれているビタミンCですが、その摂り方には2つのポイントがあります。まず、ビタミンCは「水溶性ビタミン」といって水に溶ける性質を持つため、一度にたくさん摂っても数時間で尿とともに体外へ排泄されてしまいます。朝・昼・夜と毎回の食事でビタミンCを含む食材を食べることで、常に体内にビタミンCがある状態を保つことができます。間食やデザートにお菓子を食べる習慣がある方は、フレッシュな果物に変えるというものオススメです。2つめは「熱に弱い」ということです。ビタミンCは加熱すると壊れてしまう性質があります。多くの野菜や果物は生で食べることが可能ですが、火を通すときは手早く行うことがポイントです。例外として、じゃが芋やさつま芋にもビタミンCはでんぷんに守られているので、加熱しても壊れにくいという性質があります。仕事や育児が忙しい方は特に注意!ビタミンCはストレスや喫煙(受動喫煙も含む)などでもどんどん消費されていきます。そのため、紫外線をたくさん浴びる以外にもハードワークで疲れ気味の方や周りにたばこを吸っている人が多い環境にいる方は積極的にビタミンCを補給しましょう。(テキスト: 磯村 優貴恵)※1『厚生労働省』 「日本人食事摂取基準2015」http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf『文部科学省』 「食品成分データベース」http://fooddb.mext.go.jp/index.pl 2015/07/19 18:00 健康・ダイエット
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内側からのケアで化粧崩れを最小限に! お出かけするときの気分をさらに楽しくしてくれるメイクアップは紫外線対策としても有効です。しかし、強い日差しの中で長時間過ごすとどうしても避けられないのがメイクの崩れ。このメイク崩れを防ぐためには日頃のスキンケアや下地を丁寧に仕上げるなどの方法が知られていますがメイク崩れの一番の原因である「皮脂」や「乾燥」は体の内側からのサインです。外側からのスキンケアだけでなく、内側からのケアをしっかりと行うことによってメイクの崩れにくいお肌作りを目指すことができます。脂質代謝をよくするには?まず、皮脂のコントロールは体内での脂質の代謝をスムーズにすることがポイントです。私たちの体はごはんやパンなどの炭水化物、肉・魚・豆類などに含まれるたんぱく質、油やバターなどに含まれる脂質の3つの栄養素がエネルギー源となっています。しかし、これらがうまく代謝できていないと疲れやすくなったり、体の不調やお肌のトラブルの原因となったりします。中でも過剰な皮脂は脂質の代謝がうまくできていないことが原因の一つに挙げられます。脂質の代謝をスムーズにしてくれるのがビタミンB2です。ビタミンB2はレバーや納豆、乳製品や雑穀などに多く含まれます。夏でも肌の乾燥に注意2つ目は乾燥。お肌の乾燥は紫外線をたくさん浴びるだけでなく、気温が高い夏は体内の水分が奪われやすく、乾燥しやすい季節でもあります。また、極端な食事制限で脂肪の摂らなさすぎも原因となります。魚や大豆などに含まれる質の良い油を適量摂ることに加えて、お肌の潤いを保つビタミンAを含む食材を摂ることも必要です。ビタミンAはお肌の潤いを保つことはもちろん、免疫力UPにも役立つ栄養素なので、風邪をひきやすい方にもオススメです。レバーやうなぎ、卵、にんじんやかぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれており、熱に強く油と一緒に摂ることでスムーズに吸収されるという特徴があります。あの身近な食品で問題解決!脂質の代謝をスムーズにすることで過剰な皮脂を防ぐとともに、潤いを保つことで乾燥による毛穴の開きを抑えて、メイクの崩れにくいお肌作りに役立ちます。なかなか食事を変えるのが難しい・・・という方は、雑穀ごはんに具だくさんのお味噌汁を基本の食事に取り入れることをオススメします。この夏はいつものスキンケアにプラスして食事にも意識を向けてみましょう!(テキスト: 磯村 優貴恵) 2015/07/10 07:00 健康・ダイエット
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冷たい麺料理は意外と高カロリー?!ダイエット中も楽しむポイント 暑くなってきて、冷たい麺料理を食べる機会が増えてきますね。冷たい麺料理でよく登場する冷やし中華の麺、うどん、そば、パスタ、そうめんのカロリーと、日ごろ主食になるごはんのカロリーを比べてみましょう。・ごはん(160g)・・・269kcal・ゆで中華麺(230g)・・・343kcal・ゆでうどん(200g)・・・242kcal・ゆでそば(260g)・・・296kcal・ゆでパスタ(250g)・・・378kcal・ゆでそうめん(300g)・・・356kcal見てわかるように、ごはんと比べると、麺の方がカロリーが高いことがわかります。うどんやそばは少しカロリーが低いですが、麺は噛まずにするすると食べられるため、量を多く食べてしまい、結局高カロリーになってしまいがちです。特に〇〇に注意!中華麺などの冷やし麺では、砂糖や油などの調味料が多く入ったつゆもプラスされるので、さらにカロリーが追加されます。冷製パスタは、オリーブオイルなどを多く使うので、高カロリーになりやすく、ダイエット中はとくに注意が必要です。麺料理は、麺のカロリーが高め+調味料などでカロリーが高くなりやすい、ということを心得ておきましょう。また、ごはんと違って、麺料理は、単品で済ますことが多いため、炭水化物に偏りがちという欠点もあります。そば・そうめんなどは、とくに気をつけましょう。家族など大勢でシェアする場合は、自分がどのくらい食べたか分からないので、あらかじめ自分の分を取り分けるのがオススメです。「具だくさん」の方がダイエットに良い?!冷やし麺を作る際には、麺を少なめにし、具だくさんにしてボリュームをもたせることで、カロリーダウンさせて栄養価を上げることができます。たとえば、サラダうどんやパスタの際には、野菜を多く入れたり、タンパク質となる蒸し鶏や茹で卵を入れると冷やし麺で偏りがちな栄養バランスをよくできます。ダイエット中はノンオイルツナや納豆などもオススメです。冷製パスタは、オイルの少ないレシピを選ぶとカロリーを抑えることができます。外食で麺料理を選ぶ場合は、麺が多く、具材が少なくなりがちです。麺を残すか、前後の食事の主食の量を少なめにし、足りなかった野菜やたんぱく質を補う食事をとるとよいですね。ダイエット中でも、工夫をしてヘルシーに麺料理を楽しみましょう。(テキスト: 岡田 あや) 2015/07/08 07:00 健康・ダイエット
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気をつけて!家庭で起こる夏の食中毒を防ぐために取るべき方法 食中毒は主に細菌とウイルスによって引き起こされます。手や食品には目に見えない細菌とウイルスがたくさん付着しており、細菌にとって快適な温度と湿度になると増殖し、吐き気・嘔吐・発熱・腹痛・下痢などさまざまな症状を伴った食中毒を引き起こします。「三原則」を守れば、夏でも安全!食中毒予防の三原則は、食中毒の原因を「つけない」「増やさない」「やっつける」ということです。まず「つけない」ために、調理の前には指輪などのアクセサリーを外して必ず石鹸で手洗いをしましょう。手を怪我しているときは、使い捨ての手袋をはめましょう。そして、調理中に髪の毛や顔を触ったり、鼻をかんだり、トイレに行った後も必ず再度手洗いをし、清潔なタオルやペーパータオルで手を拭きましょう。もちろん、食事の前にも手を洗うようにしましょう!まな板や包丁は、肉、魚、野菜用と分けると安全です。それが難しい場合は、加熱しないで調理するサラダや和え物などを先に作り、最後に肉や魚の調理をするというように、順番を変えると良いでしょう。「温度」に注意「増やさない」ためには、温度管理が重要です。室温では細菌が増殖しやすいため、購入した食品は必ず冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。この時に冷蔵庫の中がいっぱいだと、冷気がすみずみまで行きわたらないので注意。また、冷凍食品を解凍するときは、室温ではなく冷蔵庫で解凍してください。加熱調理後の食品はすぐに食べるか、粗熱をとって冷蔵庫で保存しましょう。長時間室温においておくと、雑菌が増殖してしまいます!「やっつける」というのは、細菌を死滅させるということです。細菌やウイルスの多くは、加熱することによって死滅します。中心部を75度で1分間加熱するようにしましょう。使用したまな板や包丁はよく洗い、熱湯をかけて消毒します。ふきんも熱湯消毒をしてよく乾かすことが重要です。危険性が潜む「お弁当」最後にお弁当を作るときの注意点。お弁当を作るときも、必ず石鹸で手洗いをしてから調理します。おかずの汁気はよく切ってから弁当箱に詰めましょう。また、ごはんとおかずはよく冷ましてからふたをしましょう。保冷剤と一緒に持ち歩き、涼しいところに保管すると安全です。(テキスト: 桑原 典子) 2015/07/06 07:00 健康・ダイエット