気になる夏の化粧崩れの原因は汗ではなかった?!食事ケアでメイク崩れ防止を始めよう
せっかく綺麗にメイクをしてもすぐに崩れてしまうとモチベーションもダウンしてしまいますよね。
メイクが崩れる原因の多くは「皮脂」にあります。皮脂が多く出ることでお肌の表面に施されたメイクがよれて崩れやすくなります。
この「皮脂」はお肌表面のバリア機能という大切な役割がありますので、決して悪いものというわけではありません。適度な皮脂がお肌に艶感をもたらしてくれます。
過剰な皮脂の分泌は乾燥が原因!?
皮脂の分泌は「乾燥」が原因となっている場合もあります。冷房の効いた部屋にずっといる方は夏場でもお肌が乾燥しています。また、洗顔で皮脂を落とし過ぎている方や日中も油とり紙などで常にお肌の油分を取っている方もお肌の乾燥の原因となります。
お肌の乾燥が進むとバリア機能が低下するため、それを回復するために皮脂をたくさん出し、結果としてメイク崩れの原因となるのです。
しっかり食べてお肌の水分量をアップさせよう!
お肌の健康には適度な運動で汗をかくことや、質の良い睡眠をとることもとても大切です。さらに内側からケアをするためには食事にもポイントがあります。
お肌の乾燥を内側から守るためにはレバーやうなぎ、緑黄色野菜に多く含まれるビタミンA(カロテン)を摂りいれましょう。ビタミンAは油と一緒に摂ることで体への吸収がよりスムーズになりますので、炒め物にしたり、新鮮な油を使ったドレッシングをかけていただくのがオススメです。
次に体内で脂質の代謝をスムーズにするビタミンB2を食事に摂りいれましょう。ビタミンB2はレバーやアーモンド、納豆や卵のほかにもこれから旬を迎えるモロヘイヤにも多く含まれています。
最後に、夏場は特に水分補給もポイントとなります。カフェインの多いコーヒーや紅茶、緑茶を主として飲むと利尿作用が高いため、せっかく摂った水分も出ていきやすくなってしまいます。出来ればカフェインの含まれないミネラルウォーターや麦茶、ハーブティーなどを基本に、カフェインの含まれる飲み物はあくまでも「嗜好品」として気分転換などの際に活用しましょう。
この夏は旬の食材を摂りいれつつ、おいしくお肌ケアをしましょう!
(テキスト: 磯村 優貴恵)