チョコレートはニキビの原因ではない?美肌を招くシンプル生活のススメ
思春期である10代のころに出来るニキビは皮脂が過剰に出ることによるものがほとんどですが、大人になってからできるニキビの原因はさまざま。
食習慣やストレス、睡眠不足などの生活習慣が大きくかかわってきます。お肌は日々新しい細胞に生まれ変わっています。しかし、この生まれ変わりに関わる代謝(ターンオーバー)が乱れることでお肌の調子が悪くなったり、ニキビの原因となってしまうのです。ターンオーバーを正常に戻すには、まず生活習慣を見直すことから始めましょう。
チョコレートはニキビ予防にOK?NG?
「チョコレートの食べ過ぎでニキビができた!」というのはよく聞かれる話ですが、実はチョコレートは悪者ではありません。チョコレートの原料でもあるカカオにはカカオポリフェノールが含まれており、抗酸化作用があります。
チョコレートを食べてニキビができたというのは、チョコレートに含まれる脂肪分や糖分を摂りすぎたことが原因となりお肌のターンオーバーが乱れてしまったということが考えられます。
そのため、チョコレートに限らず、甘いお菓子やスナック菓子を食べ過ぎることはニキビの原因となりうるのです。
お肌のために摂りたい食材は?
お肌の健康を守るためにはエネルギー源である炭水化物、脂質、たんぱく質はもちろんのこと、それらを代謝するためのビタミン・ミネラルをバランスよく摂ることが基本です。
特に糖質の代謝を助けるビタミンB1、脂質の代謝を助けるビタミンB2、たんぱく質の代謝を助けるビタミンB6などのビタミンB群をしっかり摂りましょう。
ビタミンB1は豚肉や玄米、大豆製品である納豆や豆腐に、B2はレバーやうなぎ、ナッツ類などに、B6はまぐろやカツオといった赤身の魚やレバーに多く含まれます。
お菓子が食事の代わりになっているという方はまず、基本の食事を見直すことから始めましょう!もちろん、睡眠不足やストレスの溜めすぎもお肌に悪影響を与える原因となりますので生活習慣にも気をつけましょう!
(テキスト:磯村 優貴恵)