カサカサ肌を卒業!この冬は食べ物で内側から乾燥を防ぐ
内側からのケアというとなかなか難しく思われがちですが、上手にお肌の乾燥対策をするために普段口にするもので気を付けるべきポイントは2つです。
ポイント① 水分補給の質を上げよう
夏に紫外線をたっぷりと浴びたお肌は秋にかけて乾燥というダメージを残していきます。さらに夏バテ対策で気を付けていた水分補給も気温が低くなるこの時期には回数が極端に減っていることも・・・
気温が低く乾燥しがちな季節は水分が奪われやすく体は体温調整のために常に汗をかいています。そのため、夏ほどではなくとも、こまめな水分補給で体内の水分を十分に保つことは重要なことなのです。
ここでコーヒー、紅茶などカフェインが多いものを1日中常飲している方は注意が必要です!カフェインには利尿作用があるため、せっかく飲んでも流れてしまいやすくなるのです。体内に水分を保つためには常温のお水やノンカフェインのお茶、ハーブティーなどがオススメです。
ポイント② 秋冬食材で潤いと免疫力を同時にUP
秋から冬にかけて旬を迎える食材には、実は体を潤すパワーを持っているものがたくさんあります。
まずはにんじんやほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜です。緑黄色野菜に多く含まれているβカロテンには体の粘膜の潤いを保つ働きがあります。そのため、お肌を内側から潤いをキープするのはもちろんのこと、鼻やのどの粘膜を守ることで外からの菌の侵入を防ぎ、胃腸の粘膜を潤すことで健康維持に役立つので免疫力UPも同時に期待ができるのです。
次にレンコンやサトイモなどの粘りがある食材です。この粘りは「ムチン」と呼ばれるもので、お肌の潤いを内側から保つ働きがあるほか、体内の余分なものを出すデトックスの役割もあります。
最後に、口にするものには温度にも気を付けましょう!
温かいものを摂ることで巡りが良くなり、栄養や水分が体の隅々まで行きわたることでくすみ知らずの潤い肌に近づく大切なポイントとなります。
これから冬本番に向けて今のうちから内側ケアを始めましょう!
(テキスト:磯村 優貴恵)