お正月にもおすすめ!冬に食べたい人気漬物レシピ4選
今年の冬はからだに嬉しい発酵食である「漬物」を作ってみませんか?難しいイメージのある漬物ですが、作ってみると意外と簡単にできますよ。
定番の漬物「白菜の浅漬け」、お正月料理にもおすすめな「紅白なます」や「松前漬け」、甘くておいしい「べったら漬け」など、おすすめの漬物レシピをご紹介します。ぜひ、お試しください。
いまさら聞けない漬物の魅力
まず、野菜は漬物にすることでかさが減ってたっぷり食べられるようになります。常備菜として冷蔵庫に置くことで野菜不足解消にもつながりますよ。
漬物の塩分が気になるという人も、手作りなら塩分を控えめに自分好みの味を作ることができます。
また、漬物は製造過程で乳酸菌により発酵します。漬物にして食べることで乳酸菌が腸内環境を整えてくれるのが嬉しいですね。腸内環境は免疫力にも深く関係しているので、風邪をひきたくない冬の季節に発酵食の漬物を積極的に摂りましょう。
冬に食べたいおすすめ漬物
・白菜の漬物(浅漬け)
たっぷりの塩をまぶし漬けて水分を切ったあと、昆布・唐辛子などに漬け(漬け替えという)、風味よくしたものが定番です。唐辛子の辛みは好みで加減してOK。冬はゆずが手に入りやすいので、刻んで加えると上品な香りに仕上がります。冬が旬の白菜はビタミンCが含まれ風邪予防にも◎
・べったら漬け
大根を食塩水で漬けしたあと、麹や砂糖に漬けることが最大の特徴なべったら漬け。甘い味わいとべたべたしていることが名前の由来と言われています。冬に旬を迎える大根には複数の酵素が含まれています。そのなかでもジアスターゼ(アミラーゼ)はでんぷんを分解する酵素で主食のご飯の消化・吸収をよくしてくれますよ。
・紅白なます
大根とにんじんを千切りにして塩もみ、甘酢に漬けたものが広く知られています。大根の白とにんじんの色が鮮やかで、縁起のよい紅白の水引きを表しています。お正月のイメージがある紅白なますですが、毎日の食卓の彩にもおすすめ。酢は細菌に強く、常備菜として長持ちさせたいときに便利な調味料です。
・松前漬け
北海道の郷土料理として有名な漬物です。乾燥スルメイカと昆布を細切りにしたものを醤油や酒、みりん、砂糖などで漬けて作ります。北海道ではお正月の定番料理としてだけでなく、普段からご飯のお供やお酒のつまみとしても親しまれています。スルメイカに含まれるタウリンは疲れた冬の身体に優しくにおすすめです。