おせち作りまでにマスターしたい!野菜の切り方徹底解説&基本の和食
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2019/12/18 07:00
季節・話題
おいしさの他、目でも楽しめる和食。素材によって適した切り方が何通りも。
【輪切り】
野菜を一定の幅で円形に切る方法。大根やキュウリなど丸い食材によく用いられます。また、大根などの角を落とすことを面取りといい、煮崩れの防止になります。
【半月切り・いちょう切り】
丸い食材を半月のように切ることを半月切り、さらに十字に包丁を入れることをいちょう切りと言います。味噌汁や炒め物など料理に応じて切る厚さを決めます。
【千切り】
線のように細く切る切り方。料理によって細さを調節します。つまなどに使用するなら細かく細切りに、食感を残したい場合は太めに切ると良いでしょう。
【みじん切り】
細かく切ることをみじん切りと言います。ハンバーグに使う玉ねぎなどに用いられます。
【乱切り】
食材を少し転がしながら形をそろえず切っていきます。調理の際に火が均一に入ります。
まだまだご紹介しきれませんが、他にもたくさん!
にんじんで花の形や花れんこん、サトイモの亀甲切りなどはおせち料理に。料理に華やかさがプラスされますね。
料理のワンポイントにはラディッシュの飾り切り、また、天ぷらのなすは切り込みを入れるだけで見た目もおいしく。
ぜひチャレンジしてみてください。
(テキスト:山本 和枝)
これだけで煮物も華やかに
煮物のにんじんも花形に飾り切りするだけで一段と華やかに♪鍋にもお吸い物にも。お弁当の飾りにも使えます!マスターしておくと便利です。
食べやすく見た目も華やか!
なすに切り込みで飾り包丁をいれると、単にスライスして天ぷらにするよりも華やかな印象に。食べやすくもなりますよ♪
見た目も華やかなれんこん!
酢につけた蓮根も花形に飾り切りすることで印象アップ♪酢れんこんの他にも煮物でも使えます。
縁起良い里芋の切り方
六角形に里芋を切ることを里芋六方(亀甲切り)などと言われ、亀の甲羅のように見えることから縁起が良いと言われています。
色どり豊かになるラディッシュ
料理にそえると色鮮やかなポイントになるラディッシュ。毬のように飾り切りすれば、おせちのワンポイントにも♪
この記事の作者
山本 和枝 さん
フードコーディネーター・調理師
TV・WEB・CMなど映像でのレシピ考案・調理・フードスタイリング、企業商品のレシピ開発・スタイリング・スチール撮影などの傍ら、「お料理の基礎からアレンジまで楽しく美味しく!」をモットーに料理教室を開催。
自らが発酵食品の魅力に魅了された近年は、無農薬味噌作り教室も実施。