水分補給だけじゃない!毎日の食事で熱中症に負けないカラダ作り
楽しい夏のレジャーを思いっきり楽しむためには、早めの備えが必要です。熱中症予防には水分補給が欠かせませんが、今回は飲み物だけではない、普段の食べ物から熱中症対策をする方法を紹介します。
「夏野菜のガパオごはん」は、彩りの良い夏野菜をたっぷり使ったレシピ。暑さに負けないカラダ作りに必要な栄養素や、おうちで簡単に作ることができるエスニック料理です。
水分だけでは危険!?ビタミンとミネラルでカラダ作りを
しかし、水ばかりがぶがぶ飲んでしまうのは実は危険。大量に汗をかいた場合は、水分補給と同時に塩や梅干しなど塩分を含む食事でナトリウムの摂取を心がけましょう。
さらに、水分代謝に関わるミネラルであるカリウムも、汗と一緒に失われる栄養素。不足すると脱水症状になってしまうため、普段の食事からカリウムを摂取することが大切です。
なす、ズッキーニなどの野菜やナッツ類にはカリウムが豊富に含まれています。夏に不足しがちなカリウムやビタミン類といった栄養素を、カラフルな夏野菜でおいしく補給して、熱中症を予防しましょう。
ガパオごはんは疲労回復にも効果的!
玉ねぎ、にんにくに含まれるアリシンと組み合わせると、より吸収効率アップ!ビタミンB1+アリシン=アリチアミンという、疲労回復に効果的な脂溶性の物質になります。油と一緒に炒めて摂取するのは効果的なので、まさにガパオごはんは疲労回復にぴったりのレシピです。
また、赤ピーマンにはビタミンCがたっぷり!ビタミンCは夏の紫外線などのストレスから身を守り、疲れを軽減してくれます。その上、夏のシミ・そばかす予防にも役立つので良いことづくし。
ガパオごはんを食べて、暑い夏を元気に乗り切りましょう。
おうちで簡単!本格エスニック。気になる作り方は・・・
作るときのポイントは、お野菜を炒めすぎないこと。ビタミンCは加熱に弱いため、さっとお肉と混ぜ合わせる程度でOKです。
熱中症予防には、食事をしっかり摂ってエネルギーチャージを!
今回ご紹介した、ナトリウム、カリウム、ビタミンB1、ビタミンCなどの栄養素だけを摂取すれば良いということではなく、これらを特に意識しながら旬の野菜や果物等をうまく取り入れつつ、他の栄養素も毎日の食事でバランスよく摂っていくことが大切です。