今更聞けない「失敗ゼロ」のハンバーグの焼き方【頑張りすぎない家族ごはん#9】
子どもたちの好きな料理の定番、ハンバーグ。
お店のようなジューシーなハンバーグを作りたいけど、生焼けになってしまったり、パサついてしまったり、水分が多くて崩れてしまったり…なかなかうまくいかないとお悩みの声をよく聞きます。
ハンバーグは家族みんなが好きな料理だからこそ、おいしく作りたいですよね♪
今回は、失敗しないハンバーグの焼き方をご紹介します!
意外と難しい!?ハンバーグ調理中に失敗しがちなことベスト3
(1)中まで火を通そうして焦がしてしまう!
しっかり中まで火を通そうとじっくり焼いていたら、焦げてしまった!ということ、ありませんか?
火を通しつつもジューシーに仕上げる秘訣があります♪
(2) 柔らかすぎて崩れてしまった!
うまくひっくり返すことができず、崩れてそぼろ状に…。
崩れにくいハンバーグは配合が大切です。作りやすい&ジューシーは両立できるんですよ。
(3)焼き上がったハンバーグがひび割れた!
ひび割れたハンバーグは肉汁が漏れてしまってパサつきがち。うまみたっぷりに仕上げたいですよね。
ハンバーグを上手に焼くコツ
(1)つい焦がしてしまった!を防ぐには、真ん中のくぼみが大事!
厚みのあるハンバーグを焦がさずにしっかり火を通すためには、真ん中をくぼませることがポイントです。
真ん中をくぼませると不格好にならない?と思うかもしれませんが、焼きあがったハンバーグは真ん中がふっくらとしてくぼみは目立たなくなるので、安心してぐっとくぼませて◎
(2)しっかり捏ねれば、形も崩れずジューシーに♪
合いびき肉をしっかり捏ねることで粘り気が出て、ジューシーな食感に!シンプルな料理だからこそ大事なステップです。
(3)ヒビ割れを防ぐには空気を抜く!
ハンバーグのタネの中に空気が入ったままだと、焼いてる時に中の空気が膨張し、ハンバーグにヒビが入る原因に。崩れないようにするためにも、手のひらにたたきつけて空気をしっかり抜きましょう。
ハンバーグの基本!「デミグラスソースのハンバーグ」レシピ
・合いびき肉:500g
・玉ねぎ:1/2個
(A)卵:1個
(A)パン粉:40g
(A)牛乳:大さじ4
(A)塩:ひとつまみ
(A)ナツメグ:小さじ1/2
・オリーブオイル:小さじ2
(B)ウスターソース 大さじ3
(B)ケチャップ 大さじ5
(B)砂糖 小さじ2
【作り方】
1. パン粉に牛乳を浸してやわらかくする。玉ねぎはみじん切りにする。フライパンにオリーブオイル(小さじ1)を入れて中火にかけ、玉ねぎが半透明になるまで炒める。フライパンから取り出し、粗熱をとる。
2. ボウルに合いびき肉、パン粉、炒めた玉ねぎ、(A)を入れて粘りが出るまでよく捏ねる。4等分にして、手のひらにたたきつけて空気を抜く。小判型に整えて中央を少しくぼませる。(時間があれば1時間程度冷蔵庫で休ませると崩れにくく、よりジューシーに仕上がります。)
3. フライパンにオリーブオイル(小さじ1)を入れて中火で温め、肉だねに焼き色がつくまで焼く。焼き色がついたら、裏返して、蓋をして弱火で7~8分焼く。
4. 真ん中に竹串をさして、透明の肉汁がでたら焼き上がり。ハンバーグを取り出す。
5. デミグラスソースを作る。ハンバーグを焼いたフライパンは洗わずに(B)を加えて、弱火で加熱し、温まったらハンバーグにかける。
【ポイント】
玉ねぎに甘みがでるようにじっくりと色が変わるまで炒めましょう!玉ねぎの加熱が足りないと水分がでて崩れやすくなるので要注意です。デミグラスソースは肉のうまみを活用することで本格的な味わいになりますよ。
定番料理であるハンバーグ。なかなか理想のハンバーグが焼けないという方は、この記事で紹介したポイントをしっかり押さえてトライしてみて。まるで洋食屋さんのようなハンバーグが自宅で楽しめますよ♪