二日酔い対策にはやっぱりお味噌汁?!日本の伝統食、お味噌汁で肝臓をいたわろう
私たち日本人にとってはなじみのある味噌汁ですが、実際にはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
味噌は米や大豆に米麹と塩を合わせたシンプルかつ伝統的な発酵食品でビタミン類やアミノ酸が含まれています。そんな味噌を使って、味噌汁にすると、様々な食材を入れることによってさらに栄養がUPします。
ビタミンや食物繊維を含む芋類や野菜類、ミネラルを多く含む海藻類、タンパク質を多く含む豆腐や卵、食物繊維やβグルカンを多く含むきのこ類など、体調に合わせて自由自在に具材を組み合わせることが出来ます。
味噌汁が二日酔いに良いという理由は?
味噌汁には多くの栄養素が含まれますが、それこそが二日酔い対策になる理由です。
二日酔いは肝臓でのアルコールの分解がうまくいかずに有害物質が体内に蓄積することやアルコールによる脱水症状が原因で起こります。つまり肝臓を元気にする栄養素や十分な水分を補うことがポイントとなります。
味噌汁には肝臓の働きを助けるアミノ酸やミネラルが含まれます。また、汁ものですので、脱水症状を助ける水分や塩分も一緒に摂ることが出来ます。
二日酔いにオススメの具としてシジミやあさりがあり、これらは肝臓に機能を高める必須アミノ酸とタウリンが含まれます。
さらに、肝臓の回復に欠かせないアミノ酸のひとつが「オルニチン」。
オルニチンは傷ついた肝臓の細胞を元気にする働きがあるとされていますので、お酒を飲みすぎてダメージを受けた肝臓の栄養補給としてオススメです。オルニチンはシジミやえのきなどに多く含まれているので、お味噌汁に取り入れましょう。
お味噌汁を飲むタイミングやオススメタイプは?
二日酔い対策としてお味噌汁を飲むのであれば、やはり二日酔いになる前がベター。
〆にラーメン・・・ではなく具だくさんのお味噌汁を飲むことで肝臓が元気に働ける環境づくりを整えましょう。他にも二日酔いの予防に役立つ料理についてはこちらの記事にご参考ください。
味噌の種類はお好みで構いませんが、熟成の状態を考えると、白みそよりも赤みそや合わせみその方がオススメです。また、今はインスタントの味噌汁など形態も様々です。手作りの味噌汁に勝るものはないのですが、難しい場合は市販のものでもOKです。
お酒の〆を味噌汁に変えると、糖質や脂質を抑えることが出来るだけでなく、二日酔い対策にもなります。体のことを考えて、ぜひ毎日の生活にお味噌汁を取り入れてみませんか。
それでも二日酔いになってしまった場合には、出てしまった二日酔いにおすすめの食事についてはこちらの記事をご確認ください。
(テキスト: 磯村 優貴恵)
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