市販ルーで作ったようなカレーになる美味しいカレー レシピ・作り方

市販ルーで作ったようなカレーになる美味しいカレー
  • 1時間以上
  • 1,000円前後
孤独の調理
孤独の調理
料理は不得手ではないのに市販ルーを用いず「隠し味」をあれこれ投入し手作り感を上げると、途端に悲しい味のカレーになるとお嘆きのあなたにお勧めのカレーと思っています

材料(6〜7(皿)人分)

  • 豚ロース肉(ブロック) 350グラム(お好みの量・部位で)
  • 玉葱 440グラム(中くらいを3個)
  • 人参 100グラム(中1本)
  • 薄力粉 45グラム
  • 大豆油(サラダ油) 42グラム(大さじ3杯)
  • カレー粉(メジャーなS&B赤缶を使用) 20グラム
  • GABANガラムマサラ 20グラム(GABANは辛くならない)
  • バター 20グラム
  • 梅干し(関係ないけど紀州梅・2L) 1個
  • だしの素(粉末鰹だし) 12グラム
  • ラード 10グラム(肉を買った時のおまけ)
  • 食塩 6グラム(入れなくても美味しかった)

作り方

  1. 1 玉葱を薄切りにします
    フライパンに油(大さじ2杯)を入れ中火で炒めます
    炒まりやすいし、私は肉以外の具材はルーに溶けているのが好きなので、薄切りにしています
  2. 2 油が少ないと焦げ付きやすくなるので、油は多めに用いましょう
  3. 3 色合いはこんな感じですかね(20分)
    これ以上炒めても時間の無駄だと感じていますし、ここからが手間がかかります
    本気で飴色になるまでやろうとしたら、気苦労が絶えないので私はしません
  4. 4 玉ねぎを鍋に移し、フライパンにお湯を入れるとフライパンに残っていた玉ねぎの美味しい部分が出てきます
    木べらでフライパンに残った玉ねぎの美味しいところ掻き落とし、鍋に移します
  5. 5 煮る時に最初から入れておいて良いですよ
    香辛料ですから放っておいても焦げ付かないです
  6. 6 人参は乱切りにし、鍋に投入
    人参はカレーの味に影響しないと思います
    じゃがいもは好きですが、香辛料の味がぼやけてしまうので用いません
    必要であれば粉ふきいもをトッピングします
  7. 7 食べても美味しい紀州南高梅
    塩分20%で漬け込んだのものを使用しました

    そのまま食べると塩辛いですが、おにぎりや日の丸弁当にすると塩味がご飯に移るので程よい塩分になります(余談)
  8. 8 包丁で叩き、投入します
    酸味があると複雑な味になるので私は好きです
    お好みでどうぞ
  9. 9 今回は豚ロース肉を用います(他のブロック肉が無かった為)
    煮込む時間がある時は筋っぽい肉を用いたほうが美味しくなると思います
    豚肉は2センチ程度の角切りにしておきます
  10. 10 肉を蓋に乗せこのままひっくり返します
    そうすると油が跳ねるのを少し抑えれますし、蓋をする事により、熱が逃げないので家庭用ガステーブルの火力の弱さを補えます
  11. 11 油(大さじ1杯)を引いたフライパンで炒めます
    今回は肉屋さんで貰ったラードがあるので、それも加えます
    メイラード反応(香ばしさや、香り)が出れば良いです
  12. 12 鍋に投入します
    玉ねぎと同様にフライパンにお湯を注ぎ、美味しいところも入れましょう
    ここまで鍋に投入した水の全量は700ml程度
  13. 13 さて、具材を煮込んでいる間にルーを作ります
    フライパンを加熱しバターを入れ、速やかに薄力粉をふるい入れます
  14. 14 小麦粉は当初規定量(バターの倍)投入したのですが、
    写真のように脂分が多い感じでした
  15. 15 小麦粉がちょいと足りないと思い、小麦粉を少しずつ追加しました
    このように粒状でパサパサな感じが良いと思います
    5グラムの追加です
    さらに加熱すると焦げてきます
  16. 16 温度が上がりすぎると急に焦げ出しますので、火からおろすなどして温度調整をしながら焼色をつけましょう
    ここで焦がすと美味しく無くなりますが、上手く出来るとカレー作りが楽しくなります
  17. 17 この段階でカレー粉を投入します
    軽く炒めながらカレー粉が全体に回ったら少しずつ水を加え伸ばします
    耳たぶくらいの固さになったら良いと思います。
    硬いと溶けない、柔いと使い難いです
  18. 18 ルー作りに集中していたら肉が煮えてきます
    (肉を入れて20分くらい)
    肉が柔らかくなってくると思います。
    出来上り量と、とろみのバランスを考えながらルーを少しずつ投入しましょう
  19. 19 投入する水の量は150〜200mlほどです
    ルーはその後、肉・野菜を煮たものに投入する為、ある程度柔らかい方がいいと思います
    その方が溶けやすいです
  20. 20 ルーを投入したらこんな感じ
    カレーっぽくなったと思います
    ルーが溶けたら鰹だしを投入
    化学調味料なので最後で良いです
    また食塩で味を調整します
    今回は6グラム(小さじ一杯)を投入
  21. 21 ルーはこのくらい残りました
    ポリ袋に入れ冷凍しておきましょう
    逆にルーが足りなかった場合は水溶き片栗粉か、水溶き小麦粉を入れるととろみがつき、上手く誤魔化せます
  22. 22 GABANガラムマサラは香辛料の味と香りが付きます
    辛いばかりではないので使いやすいです
    カレー粉だけで市販ルーのような味にしようとすると、辛口になってしまいますが、それを防げます
  23. 23 調味料にはそれぞれ用いる理由があります
    調理で化学反応は起きませんから、「この隠し味を入れたら飛躍的に美味しくなる」って事はないので、一つずつ味をみて味を組み立てましょう
  24. 24 ☆市販のカレールーの裏に書いてある原材料名と、このレシピを比較してみましょう(原材料名は使用量の多い順に書くルールです)
    特筆は食塩より少ないカレー粉。ちょいとびっくりです

きっかけ

市販ルーを用いないカレーって、本格っぽいでしょ? しかし多くの場合、味は市販ルーの圧勝 それは何故か、要点を絞り最低限の味が出るようにしました これをベースにお好みで素材、調味料を入れて「我が家のカレー」になると思いますよ 健康的ですしね

おいしくなるコツ

油を多く用いる事です 「隠し味」は投入前後の味に違いに変化がないのなら次回から省きましょう 市販ルーには油と化学調味料が多く用いられており、それが美味しさになっています *市販ルーを生でかじってみたら 市販ルーの旨さと危険性がわかります

  • レシピID:1390053698
  • 公開日:2022/04/18
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