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野菜が嫌いな子供のために!簡単にできるおすすめテクニック

9,943view 2016/01/16 17:00 ママ・プレママ部
野菜が嫌いな子供のために!簡単にできるおすすめテクニック
「子供の野菜嫌い」この悩みを抱えているママは多いのではないでしょうか。子供が野菜を嫌いになりやすい原因が味覚にあります。大人に比べて子供は「苦味」「酸味」に敏感なんです。野菜には苦味や酸味があるものが多いので、「おいしくない」と感じてしまうのです。

無理やりに食べされるのは逆効果だった!

野菜もごはんもお肉もお魚も・・・色々な食材をバランス良く食べるのが1番なのですが、好き嫌いがあるとなかなかそうはいきません。嫌いなものだけ残ってしまうことも多いですよね。ですが、「野菜を食べないと栄養が偏るから!」と無理に口に詰め込んだり、残すことを怒っていませんか?それは逆効果です!トラウマになってしまったり、野菜を見ただけで嫌になってしまうこともあります。

成長と共に克服する場合もありますが、食べてくれないからとそのままにしているといつまでも野菜嫌いは治りません。まずは何が嫌なのか聞いてあげること。そして1口でも食べてみるように促し、食べられた時にはたっぷり褒めてあげましょう。

キーは「食べてもらう」工夫

嫌いな野菜を克服するために、まずは「食べてもらう」工夫をしましょう。まずは、細かく刻んで混ぜる方法です。ハンバーグやオムライス、チャーハンなど小さくしたりすりおろすことで野菜を食べてもらう方法です。ケーキや蒸しパンなどのおやつにも応用できます。ですが、これは野菜自体の味がわからないため「食べさせる」には良い方法ですが、「好きにさせる」のは難しいです。きちんと何が入っているのか伝えるようにしましょう。

次に、味付けを子供に合わせること。ケチャップやマヨネーズ、カレーなど子供の好きな味付けにする方法です。注意して欲しいのは、食材の味を消さない程度の味付けにすることです。

どうしても食べてくれない・・・そんな時は嫌いな食材に似た栄養素を持つ食品を取り入れるのもOKです。例として、ピーマンやブロッコリーはイチゴやキウイ、オレンジなどの果物でビタミンCを補えます。ですが、常に代用食品では好き嫌いは治りません。色々な野菜、果物などを取り入れてバランス良いメニューにしましょう。

野菜が嫌いな子供はとっても多いです!なぜその野菜が嫌いなのか、好きな食感や調理法はあるのか、少しでも食べたら毎回褒めてあげる、といったように子供に寄り添ってあげることが大切です。少しずつ嫌いな野菜が減っていくと良いですね。

(テキスト: 上野 知佐)

この記事の作者

上野 知佐 さん
上野 知佐

管理栄養士・幼児食アドバイザー
1988年生まれ。昭和女子大学生活科学部生活科学科管理栄養士専攻卒業。
社員食堂での勤務を経て、特定保健指導、妊婦さんや産後ママ向けのダイエット指導を行う。現在は、自身の妊娠を機に妊婦さん向けレシピや離乳食、幼児食、母乳育児ママ向けレシピをブログにて発信中。

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