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そぼろ丼と合わせたい人気の献立って?ヘルシーで簡単な副菜や汁物レシピをご紹介!

26,094view 2024/03/19 09:00 応援!おうちごはん
そぼろ丼と合わせたい人気の献立って?ヘルシーで簡単な副菜や汁物レシピをご紹介!
こんにちは!管理栄養士の小嶋 絵美です。

洗い物が減らせてスピーディーに作りやすい、忙しいときに助かる丼もの。その中でも人気の「そぼろ丼」は、主にひき肉で作るそぼろ、炒り卵がのった丼もの料理です。いわゆる3色丼として、ほうれん草のような緑色の野菜がのる場合もあります。

そぼろ丼には野菜が摂れる副菜・汁物を合わせると、栄養バランスがよくなり健康的ですよ。この記事では「そぼろ丼に合うレシピが知りたい!」という方のために、おすすめレシピ8選をご紹介します。
そぼろ丼の日の献立決めがスムーズになるのでぜひ、チェックしてくださいね♪


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そぼろ丼に合うレシピ8選

そぼろ丼の主な材料は、ごはん、ひき肉、卵。それだけでも栄養はたっぷりですが、レシピによっては野菜が入らないこともあります。そのため、野菜は副菜・汁物で補いましょう。野菜を摂るとビタミンや食物繊維が補給でき、栄養バランスがよく健康的ですよ。

●野菜を使わないそぼろ丼の場合
ほうれん草や小松菜を使う副菜・汁物がおすすめです。

●ほうれん草・小松菜などを使うそぼろ丼の場合
なす、きゅうりなど、ほかの野菜で副菜・汁物を作るといいでしょう。

それでは早速、おすすめレシピ8選を見てみましょう!

【副菜】めんつゆで美味しい・ほうれん草とツナのおひたし

10分ほどでぱぱっと作れる、ほうれん草とツナのお浸しです。ほうれん草とツナは相性がよく、野菜が苦手なお子さんにも食べやすくなりますよ。栄養面では、ツナ缶の油がほうれん草のβ-カロテンの吸収をよくするメリットも。

作り方は、ほうれん草をゆでて水気を絞り、食べやすく切ります。ツナ缶は余分な油を切ってから、ほうれん草と和えましょう。味付けはめんつゆのみでシンプルに仕上げます。

ほうれん草はしっかり絞ったほうが、味が決まりやすいですが、強く絞り過ぎても食感を損なうので注意してください。また、ツナ缶は余分な油をとったほうが、さっぱりいただけますよ。

【副菜】小松菜と茗荷とささみのわさび醤油和え

小松菜を使い、茗荷とわさびの風味がさわやかな副菜。調理時間は15分ほどで、そぼろ丼献立のもう一品に便利ですね。小松菜はビタミンやミネラルが豊富な緑黄色野菜のひとつ。健康的な食卓作りに役立つ、おすすめの食材ですよ。

小松菜はゆでて水にさらし、幅3cmくらいに切ります。茗荷は千切りにしましょう。ささみは筋をとり、電子レンジで加熱して冷まし細かく裂きます。電子レンジでの調理後は熱いので、火傷に気をつけてくださいね。
あとは、小松菜、茗荷、ささみを合わせ、調味料を和えるだけ。とっても簡単に作れますよ。

【副菜】海苔とシラスときゅうりの和え物

きゅうりの食感がおいしく、のりとしらすの栄養が摂れる和え物です。わずか5分で作れる手軽さが魅力。さっぱりとした味わいは箸休めにぴったりで、そぼろ丼にもよく合いますよ。

まずうすくスライスしたきゅうりを塩もみして、水気を切ります。しらすは湯通しをして水気をとりましょう。あとは、すべての材料を和えるだけ。海苔が入り、調味料にだし醬油を使うので、風味のよい味にできます。

アレンジとして酢を少量入れたり、いりごまを入れたりしてもおいしくなりそうです。キッチンにある食材を有効活用してみてくださいね。

【副菜】なすがとろける・簡単焼きなすの煮びたし

焼きなすをしょうが風味のたれで煮びたしにするレシピです。調理時間は約10分。じっくり焼いたなすは、口の中でとろっととろけます。できたての温かいままではもちろん、冷めてもまた味が馴染みおいしいですよ。

特製のたれは、皮付きのしょうがをすりおろし、めんつゆと水を合わせて作りましょう。しょうがは皮ごと使うことで香りを生かせて、無駄なく使えるメリットがありますよ。

なすは香りのよいごま油で両面じっくり焼いてください。こんがりとした焼き目がついたら、たれを加えて1~2分煮込みます。器に盛り小ねぎを散らしたら、見映えもばっちりです。

【汁物】野菜たっぷり・さつまいもほっこり豚汁

豚バラ肉と根菜をたっぷり入れる、豚汁です。ほっとする味わいで、ボリュームたっぷり。そぼろ丼献立の食べ応えをアップできます。このレシピは圧力鍋を使いますが、普通の鍋でももちろん作れますよ。

豚汁は具だくさんで時間のかかるイメージがありますよね。食材の下処理は少し手間ですが、あとは基本煮込むだけと考えると意外と簡単です。余裕のないときは最小限の材料で作るという手段も。臨機応変にアレンジしてみてくださいね。

豚汁作りでは具材の切り方にポイントがあります。基本は一口大に切りますが、さつまいものようないも類は大きめに切ると、煮崩れしにくいですよ。

【汁物】カラダぽかぽか・白菜のジンジャーコンソメスープ

生姜入りで体がぽかぽか温まる、健康的なスープです。調理時間は15分ほど。生姜には辛み成分のジンゲオールが含まれています。ジンゲオールは加熱するとショウガオールになりますが、血流をスムーズにするため、身体を温める作用が期待できますよ。

具材には白菜やにんじん、いんげんなど、野菜がたっぷり。作り方は野菜とベーコンを炒め、コンソメスープで煮込みます。味付けは塩こしょうで調え、生姜汁は最後に加えるのが、風味を生かすポイントです。

【汁物】キャベツともやしたっぷり・簡単坦々風豆乳スープ

キャベツやもやし、豆腐が入り、ヘルシーながらも食べ応えのある豆乳スープです。調理時間は約15分と意外に短く、簡単&時短で作れます。

おいしく作るコツは、水加減です。野菜は蒸し煮にするとだんだんと水分がでてくるので、水の量は最小限にしましょう。じっくり加熱すると、野菜の甘みを生かせますよ。また、もともと水分が少ない分、豆乳が多く入り濃厚なスープになります。

豆乳と豆腐が野菜が煮立ってから入れましょう。味付けは味噌と塩こしょうです。仕上げにすりごまをふり、お好みでラー油を加減して、辛さを調整してくださいね。

【汁物】たくさんお野菜がとれる・具だくさんの味噌汁

野菜の甘みが汁に溶け、ほっとする味わいの味噌汁。野菜がたくさん摂れるので、そぼろ丼献立の栄養バランスが整いますね。調理時間は15分ほど。冷蔵庫の野菜をまとめて消費したいときにも便利なレシピです。

作り方は、さつまいもやにんじん、白菜などの野菜と油揚げを食べやすく切り、ごま油で炒めます。さらに水と顆粒だしを加えて煮込み、野菜がやわらかくなったら味噌を溶きましょう。最後に長ねぎをトッピングして完成。長ねぎは加熱をしないほうが、香りが立ちますよ。

そぼろ丼と豊かな献立でおいしく健康に!

そぼろ丼献立に合う、健康的な副菜・汁物をご紹介しました。作ってみたいレシピは見つかりましたか?どれも冷蔵庫によくある食材を使って、短時間で作れるものばかりです。バリエーション豊富にピックアップしたので、いろいろな組み合わせを楽しめますよ。

そぼろ丼献立の副菜・汁物には野菜をたっぷり使うのが、ポイントです。野菜をプラスすると栄養バランスがよくなり、健康的な食卓に近づきます。そぼろ丼に使う具材との相性も見ながら、献立を考えてみてくださいね!
【参考文献】
・「一生役立つきちんとわかる栄養学」飯田薫子 寺本あい 監修 西東社
・野菜、食べていますか? | e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-015.html
(参照:2024/02/07)

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この記事の作者

小嶋絵美 さん
小嶋絵美

フードライター×管理栄養士。好きな食べものは野菜とフルーツ。食べものと栄養について分かりやすく丁寧に伝えることを大切に、コラム執筆を行う。「食材をシンプルにおいしく」誰にでも作れる簡単レシピを提案している。

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