新玉ねぎで春を味わおう!辛味を取る方法とおすすめ新玉ねぎレシピ
3~4月頃になると店頭で見かける「新玉ねぎ」は、柔らかくみずみずしい食感と優しい甘みが特徴。春の食卓に欠かすことのできない味わいです。
サラダからメイン料理まで幅広く活躍してくれる新玉ねぎ。せっかくならその魅力を余すことなく楽しみたいですよね。
そこで今回は、新玉ねぎを長持ちさせる保存方法から、辛味を取る方法、さらに今すぐ試したくなる最新のおすすレシピまでご紹介します!
新玉ねぎってどんな玉ねぎ?普通の玉ねぎの違いは?
実は、皮が茶色い一般的な玉ねぎは収穫してから畑で2日ほど天日干しをしたあと、風通しの良い環境に吊るしてさらに2週間以上も乾燥させて保存性を高めたものです。
一般的な玉ねぎと比べ、新玉ねぎは柔らかく、甘くてみずみずしい特徴があります。
栄養面では、新玉ねぎと通常の玉ねぎに差はありません。どちらもカリウム、ビタミン B1、ビタミンC、食物繊維などが含まれています。
ちなみに、玉ねぎを切ったときに目が痛くなるのは「硫化アリル」という揮発性の高い辛味成分が含まれているからです。
新玉ねぎのおすすめの食べ方は?辛味はどう取る?
新玉ねぎはフライパンやグリルでじっくりと加熱したり、電子レンジ加熱することで甘くなり辛味を取ることもできますが、加熱なしで辛味を取る方法もありますよ。
《加熱なし!新玉ねぎの辛味の取り方2パターン》
1.スライスしたあとに放置する
新玉ねぎを薄くスライスしたあと重ならないように皿に広げて放置します。目安は30分以上。
こうすることで辛味成分が多少減ります。カリウムやビタミンCを逃がさない方法です。
2.塩もみしてから水に浸す
新玉ねぎを薄くスライスして塩を少々ふりかけ軽くもみ2分ほど置いたら、たっぷりの水に浸して5分ほど放置。そのあと、ざるにあげ水気をキッチンペーパーでよく切ります。
水溶性の栄養素が流れてしまうので、長時間浸さないようにしましょう。
新玉ねぎの保存方法
長持ちさせるコツは保存する場所によって変わります。保存状態によっては、目安より早く傷むことがあるので注意してくださいね。
・冷蔵庫(保存目安:3~4日ほど)
新玉ねぎをひとつひとつ新聞紙で包み、ビニール袋に入れたあと冷えすぎないよう紙袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
・冷凍庫(保存目安:1~2週間ほど)
スライスした新玉ねぎを薄く広げてラップに包むか、保存袋に入れて冷凍します。冷凍する場合、解凍すると食感が失われるため加熱調理の際に使用してください。
・常温(保存目安:1~3週間ほど)
風通しがよく湿度の低い場所で常温保存ができます。保存状態が良ければ一番長持ちする方法です。