アレンジもできて時短にも◎焼きそばの魅力
焼きそば用の麺は中華麺を蒸して(または茹でて)作られています。中華麺は小麦粉に「かんすい」を混ぜて練って作られますが、この「かんすい」が中華麺の風味やコシに欠かせない成分です。
市販されている中華麺は「なま」などと記載があり、焼きそば用の麺にはほとんど「蒸し」や「ゆで」と記載があります。中華麺を蒸したり茹でたりすることで、炒めてもしっかりと食感が残る焼そば麺になるんです。
準備も後片付けも楽ちん
パスタやラーメンを作るとなると、麺とソース(スープ)を別の鍋で作ることが多く、準備が手間になることも。使う調理器具が増えれば後片付けにも時間がかかります。
焼きそば麺なら、下茹で不要でフライパンにそのまま入れられるので準備も後片付けも楽ですよ。ササッと炒めればすぐに食べることができるのも嬉しいですね。
アレンジ次第で楽しめる焼きそば麺
焼きそば麺はお手頃価格で購入できて家計の味方ですよね。家族の食事時間がバラバラな時は1人分ずつ作っても良いし、家族みんなが揃って食べられるときはホットプレートで屋台風に楽しむこともできます。
定番の味と言えばソース焼きそばですが、塩焼きそばやあんかけ焼きそば、エスニック風などの味付けもできますよ。いつもソース味でマンネリ化しているという方は、ぜひこの機会に新しい焼きそばの味にトライしてみてくださいね。
(テキスト:管理栄養士 若子みな美)