楽天レシピ編集部や栄養士、料理専門家がお届け!食に関するマガジン

「りんごダイエット」を成功させるには?

20,016view 2017/12/12 07:00 健康・ダイエット
「りんごダイエット」を成功させるには?
りんごダイエットとは?

りんごダイエットとは、1日のうち1食をりんごに置き換える方法です。朝昼晩、どのタイミングでも構いませんので、ライフスタイルに合わせて行ってください。

りんごダイエットはなぜ良いのか?

りんごは、食べ応えのわりには低カロリーで1個100~150kcal程度です。また、食物繊維やカリウム、ポリフェノールなども多く含まれており、栄養価もよいです。りんごには多くの水溶性食物繊維が含まれており、便のかさを増して、腸内の働きを良くするので、お通じが気になる方にもおすすめです。また、小腸でのカリウムは、塩分を排出する働きがあるので、むくみが気になる方にもよいでしょう。

注意点と失敗例

置き換えダイエットの一番注意したい点は、栄養バランスの乱れです。1食をりんごにすることで、2食で色々な食材をとり、タンパク質などをしっかり取ることが大切になります。また、早く痩せたいからと言って、3食りんごにする、など過度のダイエットをしないようにしましょう。

また、りんごの旬は、秋から冬なので、これからの時期はおいしいのですが、りんごだけでは体が冷えやすくなる心配もあります。白湯を飲んだりして冷えないようにするのもよいでしょう。りんごだけでは辛い場合は、ホットミルクやソイラテなどを飲むと、栄養バランスが少し良くなり、体も冷えにくくなります。

おすすめの食べ方やレシピ

りんごダイエットでは、基本的にはそのまま生で食べます。りんごは、実よりも皮に栄養素が多く含まれているので、皮ごと食べるのはよいでしょう。毎日では飽きやすいので、時にはアレンジをするのもよいですね。薄切りしたりんごを、オーブンで焼いて、りんごチップスにすると、いつもと違う楽しみ方ができます。

また、加熱に適している紅玉を使って、さつまいもやプルーンなどと煮ても美味しくなります。また、皮ごとすりおろしたりんごに熱湯をそそぎ、しょうがを少しすりおろして加えると、体の温まるドリングになり、風邪気味のときにもおすすめです。

(テキスト: 管理栄養士 岡田 あや)

この記事の作者

岡田 あや さん
岡田 あや

大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業。
株式会社シダックスにて社員食堂・病院で献立作成、厨房業務、衛生管理指導などの委託給食業務に携わる。
その後、特定検診・保健指導で、メタボリックシンドロームの方を対象にした栄養指導、料理サイトのコラム執筆、テレビ出演などを中心に活動している。

関連する記事

    デイリシャス配下共通/アクセスランキング上部のチームサイト枠      

健康・ダイエットのランキング

    デイリシャス配下共通      

ジャンル一覧

楽天レシピ プレミアムサービス開始!3日分献立でラクしよう
きのこは洗う?洗わない?適切な下処理と保存のポイント
【管理栄養士監修】脂肪燃焼スープダイエットの効果的な方法&おすすめレシピ
ほうれん草のゆで方・ゆで時間 あく抜きの必要性についても解説
大根の適切な保存方法(常温・冷蔵・冷凍)と長持ちさせるコツを解説
【下処理】なすのあく抜き・切り方 あく抜きは絶対必要?しないとどうなる?
プロが教える!ブロッコリーのゆで方・ゆで時間【完全版】


おすすめの特集

もっと見る