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子供も大好き!揚げ物との上手な付き合い方は?

131,814view 2017/11/21 07:00 ママ・プレママ部
子供も大好き!揚げ物との上手な付き合い方は?
揚げ物って消化に悪い?いつから、どれくらいならOK?

揚げ物っていつからOKなの?と気になるママも多いはず。揚げ物自体は固形の物をしっかりと噛んで食べられるようになったらOKです。1歳頃には食べられるでしょう。

ですが、揚げ物は油を多く含むので、胃での消化に時間がかかってしまいます。まだ内臓機能が未熟な赤ちゃんにとって揚げ物を消化するのは負担になってしまいますので、離乳食が完了した頃から少量ずつが良いと思います。

揚げ物は食べさせなくてはいけないものではありません。他のものをしっかりと食べているのならあえてあげる必要はありません。欲しがるようなら、下味を薄くしたり、大人と同じように作ったものをあげる場合には衣をはずしたり、1個分を小さめに切ってあげるようにしましょう。

週に何回くらいならOKという決まりはありませんが、できるだけ他の料理も食べてもらいたいので週に1回くらいに留めておくのがおすすめです。

市販品VS手作り・・・どっちがいい?

市販品と手作りだったら、断然「手作り」がおすすめです!お惣菜や冷凍食品などを食べてみるとわかりますが、しっかりと味付けがされています。大人が食べておいしいと思うものは子供にとって味が濃い物です。揚げ物の油だけでも消化に負担がかかっているのに、調味料がより負担になってしまいます。

下味、衣などの調節ができるのも手作りの良い所です。もし、どうしても市販品に頼りたい時には衣をはがすなどひと手間加えてあげてくださいね。

栄養バランスをUPするポイント

揚げ物メニューの時に気になるのが、「栄養バランス」。揚げ物の日は野菜が足りていない気がする・・・という方も多いです。付け合わせや副菜に野菜をたっぷりと使うのはもちろんですが、どうしても野菜を食べてくれない・・・という場合には野菜を練りこんだナゲットや野菜をお肉で巻いて揚げたものにするのもおすすめです。

また、揚げ物がメインの時には副菜、汁物など他のメニューで油をあまり使わないようにすると良いでしょう。和え物、煮物、蒸し物などを組み合わせると献立全体のバランスもぐっと良くなりますよ。

揚げ物が大好きな子供はとても多いです!ですが、小さい時ほど食事には気を付けてあげたいもの。親子で楽しく適度に揚げ物を楽しみましょう。

(テキスト: 管理栄養士 上野 知佐)

この記事の作者

上野 知佐 さん
上野 知佐

管理栄養士・幼児食アドバイザー
1988年生まれ。昭和女子大学生活科学部生活科学科管理栄養士専攻卒業。
社員食堂での勤務を経て、特定保健指導、妊婦さんや産後ママ向けのダイエット指導を行う。現在は、自身の妊娠を機に妊婦さん向けレシピや離乳食、幼児食、母乳育児ママ向けレシピをブログにて発信中。

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