野沢菜、かぼちゃ、色々つつんで「 おやき」を作ろう
山に囲まれて雪深い信州では、かつて稲作が難しかったこともあり、米の代用としてそばや小麦が栽培されてきました。そばとともに小麦粉で作る「おやき」も日常の食事やおやつとして家庭でつくられ、信州独自の「粉もの食文化」が発達したのです。
おやきは一度皮作りをマスターすれば、具材を変えることで小腹が好いたときのスナックやスイーツなど、いろいろな味が楽しめます。多めに作って加熱済みのおやきを個別にラップで包んで冷凍しておくと、好きな時にレンジ調理して食べられるので、お子さんのおやつにも便利です。
信州のおふくろの味「おやき」は、「うちは昔からこうやって作っている」「おきまりの具はこれ!」などというように、レシピや味付け、調理法は各家庭ごとに特徴があります。あなたも「うちのおやきはこれ!」という味を見つけて下さい。
季節の味を活かしたさつまいも、かぼちゃ、りんごなどの甘めの具、信州定番の野沢菜、味噌ナス、肉まん風など塩気のある具を包んだおやき、お好み焼き粉を皮に使ったアレンジおやきなどをご紹介します。シンプルな皮なら、餃子にも使えちゃいますよ!