おいしいだけじゃない!知っておきたいうなぎの栄養と献立レシピをご紹介!
夏のスタミナ食材といえばやっぱり「うなぎ」ですよね。日本では昔から土用の丑の日に、うなぎの蒲焼やうな重を食べる風習があります。
おいしさだけでなく栄養たっぷりなところが、うなぎの魅力です。実際に「うなぎを食べて元気をつけたい!」「うなぎを食べて夏を乗り切りたい!」と思う方も多いのでは?
せっかくなら、うなぎを食べる前に、栄養素・作用をこの記事で確認してみませんか。
うなぎの栄養素を詳しく知ることで、その作用をもっと活かせるようになりますよ。おいしい食べ方・献立レシピも、参考にしてくださいね。
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DHA・EPA|健康に良いオメガ3系脂肪酸
・主な働き
DHA・EPAは血中の悪玉コレステロール値を下げ、善玉コレステロール値を上げるので、コレステロール値が気になっている方はもちろん、健康を気遣う方に摂ってほしい栄養素です。またDHA・EPAは油の成分。1gあたり9kcalあり、エネルギー源としても利用されますよ。
カルシウム|強い骨格を作る
カルシウムは丈夫な歯や骨を作るほか、筋肉の収縮や血液の凝固に関わっています。神経伝達を正常に維持する役割も担い脳の興奮を抑えるため、ストレス緩和が期待できると言われています。しかし現時点では、カルシウム不足がすぐにストレスやイライラへつながるという根拠はありません。ストレスに気づいたときは無理をせず、早く休むことが大切です。
ビタミンD|カルシウムの吸収を助ける
うなぎはカルシウムが豊富ですが、ビタミンDは主にふたつの作用でそのカルシウムの働きをサポートしています。ひとつは、小腸でのカルシウムの吸収促進。もうひとつは、血中カルシウムの骨への沈着を助ける作用です。カルシウムは子どもの成長に必要ですが、大人の健康維持や高齢者の骨粗しょう症対策にも欠かせません。
うなぎならカルシウムとビタミンDどちらも摂れるのがうれしいですね。
ビタミンB1|疲労回復にうってつけ
糖質を分解してエネルギーに変えるためには、ビタミンB1の働きが必要。ビタミンB1は糖質の代謝に関わり、米が主食の日本人にとって重要です。
うな重やひつまぶしなど「うなぎ+ご飯」の組み合わせは、栄養面でも理に叶った食べ合わせですね。
さらに、ビタミンB1の不足は疲れの原因になります。うなぎを食べて夏を元気に過ごすという考えも、間違っていないといえますね。
うなぎを美味しく食べるレシピ3選!
【おすすめレシピ】
・うなぎの蒲焼ひつまぶし風
・うなぎの炊き込みご飯
・うなぎときゅうりの酢の物
どれもレシピ名を見ただけで食欲がでてきそうですね!早速、各レシピの解説を見てみましょう。詳しい栄養面でのポイントやおいしく作るコツもお伝えします。
電子レンジで簡単!うなぎの蒲焼ひつまぶし風
うなぎの蒲焼は半量をご飯と混ぜ、半量をトッピングにします。仕上げに錦糸卵や刻みのりをのせれば、贅沢なひつまぶし風の完成です。お好みで山椒をふりかけていただきましょう。
うなぎの蒲焼を電子レンジで温めるときは、お酒をふりラップをするのがポイント。酒蒸しのような状態になるので、うなぎの蒲焼がふっくら仕上がりますよ。
炊飯器1つで簡単調理!絶品炊き込みうなぎご飯
炊き上がったら、うなぎの蒲焼を崩れないように取り出しましょう。うなぎの蒲焼を半量ほどのこし、そのまま混ぜ込んでもOKです。ご飯を器に盛り、取り出しておいた蒲焼をのせたら、できあがりです。かいわれ大根をトッピングすると、まるでお店のような仕上がりにできますよ。
うざく☆うなぎときゅうりの酢の物
うなぎの蒲焼は温めてから食べやすくカットします。スライスしたきゅうりは塩もみして水気を切りましょう。あとは、うなぎ、きゅうり、調味料を和えるだけ。ぱぱっと作れるので、うなぎを使ってプラス一品作りたいときや、おつまみを時短で作りたいときにもおすすめです。
おいしく食べて夏を乗り切ろう!
うなぎは一般的に蒲焼として売られており、温めるだけでいろいろな料理にアレンジができます。おすすめレシピも参考に、うなぎをおいしく食べて夏を元気に乗り切りましょう!
・文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」より「魚介類/<魚類>/うなぎ/養殖/生」参照
・厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
・「あたらしい栄養学」吉田企世子,松田早苗監修(高橋書店)
・「くらしに役立つ栄養学」新出真理監修(ナツメ社)
・特集2 鰻(1):農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1607/spe2_01.html
・統計学習の指導のために「特定の日に消費が増える品物」|総務省統計局
https://www.stat.go.jp/teacher/episode05.html
・脂質による健康影響|農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_eikyou/fat_eikyou.html
・ストレスと食生活 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-04-001.html
・ストレスのサイン|ストレスとうまくつきあう|ストレスとこころ|こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/kokoro/kokoro_03.html
・酢の機能性について|柳田藤治 著
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jbrewsocjapan1988/85/3/85_3_134/_pdf
(参照:2024/05/31)
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