【月齢別】離乳食と授乳の関係!母乳やミルクは「どのくらい」「いつまで」あげる?
生後5~6か月になると、多くの赤ちゃんが離乳食をスタートします。
「離乳食を始めたら、母乳やミルクはどのくらいあげれば良いの?」と疑問に思うママもいますよね。離乳食を始めても、しばらくの間は母乳やミルクが主な栄養源となるため、今まで通りにしっかりと授乳する必要があります。月齢と共に離乳食が進み、食事から摂れる栄養が多くなると、徐々に母乳やミルクの割合が減っていきます。
離乳食と母乳・ミルクのバランスは?
【5~6か月】
離乳食は1日1回、栄養の約20~30%を離乳食から摂ります。
この時期は「離乳食を食べることに慣れる」のが目的で、主な栄養源は母乳やミルクです。離乳食の後には、母乳やミルクを飲みたいだけたっぷりとあげましょう。授乳回数は、母乳で1日6~7回、ミルクは5回くらいで1日1000mlが目安です。(※1)
【7~8か月】
離乳食は1日2回、栄養の約30~40%を離乳食から摂ります。
まだまだ栄養源の半分以上は母乳やミルクですので、離乳食の後には、母乳やミルクをたっぷりとあげましょう。授乳回数は、母乳もミルクも1日5回くらい。ミルクは1日700~900mlが目安です。(※1)
【9~11か月】
離乳食は1日3回になり、食事のリズムが整ってきます。
徐々に栄養源が離乳食に移る時期で、約60~70%を離乳食から摂るようになります。
離乳食の食べが良いと、母乳やミルクの回数が減ってくる子もいます。授乳回数は、母乳もミルクも1日5回くらい。ミルクの量は1日500~700mlが目安です。(※1)
【12~18か月】
離乳食は1日3回+おやつで、栄養源のほとんどを離乳食から摂るようになります。
離乳食を十分に食べている場合は、栄養補給の意味での授乳は必要なくなるため、母乳やミルクは無しでOKです。しかし母乳は赤ちゃんにとって「心の安定」の役割もあるため、欲しがるようであれば無理にやめる必要はありません。ママと赤ちゃんのスキンシップの時間として、大切にしてあげましょう。
母乳・ミルクはいつ完全にやめる?
母乳やミルクの卒業に、決まった時期はありません。ご飯がしっかりと食べられ、コップやストローで上手に水分がとれるようになれば母乳やミルクからの栄養補給は必要なくなりますので、卒業しても大丈夫なタイミングです。
大体の目安は1歳~1歳半ごろですが、離乳食の進み具合は個人差が大きいため、焦らずに、赤ちゃんのペースに合わせてあげましょう。
(テキスト:管理栄養士 板垣好恵)
(※1) 山元倫明 (2014) 『月齢ごとに「見てわかる!」離乳食新百科』 (株)ベネッセコーポレーション
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