授乳中でもおやつが食べたい!そんな時におすすめのおやつは?
授乳中はお腹が空きやすくなりますよね。それもそのはず!ママが摂った栄養を母乳として赤ちゃんに分けているからです。授乳中は妊娠していない時に比べて1日350kcal多く摂取するように言われています。なので、今まで通りの食事にプラスして「おやつ」が必要になってくるのです。ですが、「おやつ」というよりも食事で足りないエネルギーを補う「補食」と考えるようにしましょう。
授乳中のおやつでおすすめなのは、満腹感を得やすい「ふかし芋」や「おにぎり」です。時間がある時に作っておけるので、食べたい時にさっと食べられます。また、「フルーツ」もおすすめです。しかし、体を冷やしてしまうものもあるため、温かい飲み物と一緒に取ったり、コンポートなどにすると良いですよ。
おやつを選ぶ時に気を付けること
おやつを選ぶ時に気を付けて欲しいことがあります。それは、母乳に悪いと言われている「脂肪分の多いものをなるべく避けること」です。特に生クリームなど動物性の脂肪を多く含むお菓子は母乳が詰まる原因となりやすいため、おすすめできません。
また、甘い物の摂り過ぎにも注意が必要です。白砂糖(精製されているもの)は体を冷やすと言われています。甘い物が絶対ダメというわけではありませんが、個人差も大きいため、胸が張りやすい人は注意するようにしましょう。
おやつを食べる時間もポイントです。できるだけダラダラと食べずに、おやつの時間を決めるようにしましょう。夜は授乳の回数が減る方もいるので、消費カロリーも考えて避けたほうがよいです。午前中や午後の早い時間にするのがおすすめです。
乳腺炎の時でも食べていいおやつは?
では、乳腺炎になってしまった!母乳が詰まってしまった!そんな時でもおすすめのおやつをご紹介します。先程挙げたおにぎりやふかし芋はもちろんおすすめですが、その他にはドライフルーツ、寒天ゼリー、赤ちゃん用のお菓子も良いですよ。ドライフルーツは砂糖を使っていないものにしましょう。赤ちゃん用のお菓子なら赤ちゃんと同じものを食べられるので、一緒におやつを楽しめますよ。
おやつタイムは授乳中のママにとって大切な時間です。選び方や食べ方に注意して楽しみましょう。
(テキスト: 上野 知佐)