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子どもが風邪や熱で食欲がない時。一番大切なのは○○補給!

491,383view 2016/02/17 17:00 ママ・プレママ部
子どもが風邪や熱で食欲がない時。一番大切なのは○○補給!
子どもが風邪を引くと大人ではびっくりしてしまうような高熱が出ることもしばしばあります。もともと平熱が高いこともあり、熱が上がりやすいのです。熱があっても元気で食欲もあれば様子を見れば良いですが、食欲がなくなるとママは心配になりますよね。風邪の時ほど栄養をしっかり摂って欲しい!けれど、食べられないのに無理にあげるのも・・・と悩むママも多いのでは?

風邪で食欲がない、何も食べられない時には無理して食べさせずに食べられるもの、飲めるものだけでもOKです。そんな時に一番大切なのは「水分補給」!子供は体の水分量が大人よりも多いので、水分が不足すると脱水状態になりやすいのです。食べられなくても水分はママが意識して与えるようにしましょう。おしっこの色がオレンジ色など濃くなっていたら要チェック!水分が足りていないので、こまめな水分補給を心がけましょう。

水分補給の注意点

体が弱っていて食べられなくても、風邪であればずっとその状態が続くわけではありません。栄養面はあまり気にしなくても大丈夫です。

ただ、水分補給には注意点があります。消化機能が弱っている状態なので、胃腸を刺激しないような水分を摂るようにしましょう。熱があると冷たい方が心地よいですが、常温の方が負担がかからないのでおすすめです。

熱があると汗で水分と一緒にミネラルも失われてしまうので、塩分も必要です。スポーツドリンクを利用するのもOKですよ。しかし、市販のものは糖分が多いため子どもには甘すぎます。水で薄めたり、自分で手作りするようにしましょう。

同様にジュースも要注意!絶対ダメではありませんが、水分補給がジュースばかりにならないように気を付けてください。水分補給がしっかりとできるようであれば、ゼリーやスープなど喉越しの良いものもおすすめです。

少しずつ食欲が戻ってきたら温かく栄養価の高い消化しやすいものを準備しましょう。脂っぽいものは胃腸の負担になるため避けた方が良いです。体力の回復に必要なタンパク質をしっかりと摂りましょう。また、体を温める効果のある根菜類、消化を助ける大根、殺菌効果や血行促進効果のあるねぎなども加えると良いですね。まだ消化機能は万全ではないので、おかゆや雑炊にまぜると食べやすくなります。

食べられない時にはまずは水分補給を!体の回復を待ってから栄養たっぷりのごはんを作って食べさせてあげてくださいね。

(テキスト:上野 知佐)

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この記事の作者

上野 知佐 さん
上野 知佐

管理栄養士・幼児食アドバイザー
1988年生まれ。昭和女子大学生活科学部生活科学科管理栄養士専攻卒業。
社員食堂での勤務を経て、特定保健指導、妊婦さんや産後ママ向けのダイエット指導を行う。現在は、自身の妊娠を機に妊婦さん向けレシピや離乳食、幼児食、母乳育児ママ向けレシピをブログにて発信中。

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