パンを使った朝食ならこのメニュー！パンが主役のバランスの取れた献立って？

たくさん種類があるパンですが、朝食の献立に取り入れていただきたいのは、シンプルな「食パン」です。
パンは炭水化物を多く含むので、ツナやハム、卵などたんぱく質を多く含む食材と、ビタミンやミネラルを含む野菜、果物を合わせることで、栄養バランスのよい朝食になります。

また、パンの朝食献立を考える際に気をつけたいのは、塩分と脂質です。
例えば、デニッシュパンなどバターをたっぷり使っているパンは脂質が多くなります。また、パンは塩も多く使われています。6枚切りの食パン、1枚あたりの食塩相当量は約0.7gです。ハムやベーコンなどの加工品はパンと相性がよいですが塩分が高いのが注意点。パンと合わせる場合は、スープなど他のメニューの味の濃さを調整したり、フルーツやヨーグルトなど、塩分の入らないメニューと合わせたり、塩分の取り過ぎにならないように工夫しましょう。

ここからは、朝食におすすめなパンレシピをご紹介します。食パンはシンプルなパンなので、肉や卵、野菜やチーズなどいろいろな食材との相性がよく、簡単な調理でいろいろなアレンジができます！

卵やハム、玉ねぎを使って作る、クロックムッシュのレシピです。卵液に食パンを漬け込んでフライパンで焼くだけなので、調理工程も簡単です。

おいしく作るポイントは、玉ねぎを薄く切ることと、卵液に食パンをしっかり漬け込むことです。玉ねぎは厚く切ってしまうと焼くのに時間がかかったり、うまく中まで火が通らなかったりするので気をつけましょう。
漬け込み時間をしっかり取ることで、卵液がパンの中までしっかり染み込んで、おいしく焼き上がりますよ。

パンと卵、ハムで炭水化物とたんぱく質をとることがきるので、野菜を使ったスープやフルーツなどを組み合わせることで、栄養バランスのよい献立になります。

厚く焼いただしまきたまごを食パンで挟んで仕上げる卵サンドのレシピです。卵サンドと聞くと、茹で卵を潰して和えたものを挟むのが一般的でしたが、最近では厚焼き卵を挟んだ卵サンドも人気ですよね。

食パンは洋食だけでなく、和食の食材とも相性がよいので、甘い卵焼きとの相性抜群ですよ。朝食はもちろん、お弁当にもぴったりなサンドイッチのレシピです。

パンを使った人気メニュー、フレンチトーストです。フレンチトーストは食パンでもおいしく作れますし、フランスパンで作れば丸い形でおしゃれな仕上がりになりますよ。
はちみつの代わりにメープルシロップやフルーツのコンポート、ジャムなどを添えてもよいでしょう。サラダやベーコンなど、食事系のおかずとも相性がよいです。

フランスパンは脂質が低くシンプルなパンなので、いろいろな食材と相性が良いパンです。食パンと同じように、朝食に食べるパンとしておすすめですよ。
かたい食感が特徴ですが、卵液に浸すと柔らかくなり、お子さんも食べやすくなります。

コーンをたっぷりのせた、パン屋さん風のコーンマヨパンのレシピです。甘みのあるマヨネーズソースとコーンの組み合わせは子どもも喜ぶ1品ですね。

フィリングを混ぜて、パンにのせて焼くだけなので、とても簡単ですよ。シュレッドチーズなど溶けるタイプのチーズを合わせてもよいでしょう。

ここからは、パンの朝食に合わせたい、スープレシピを3品ご紹介します。
野菜を使ったスープは、パンと合わせることで献立の栄養価を高めてくれます。作り置きもできるので、夜作っておけば、忙しい朝の献立にも取り入れることができますよね。

レンジで加熱したじゃがいもをミキサーで滑らかにして牛乳でのばし、コンソメで仕上げる簡単なポタージュレシピです。
フライパンでカリカリに焼いたベーコンがアクセント。旨みと塩気が加わり、ポタージュをよりおいしく仕上げてくれます。朝食のパンとも相性のよい1品です。

ブロッコリーや玉ねぎ、にんじん、コーンなど、お好みの野菜を茹でたり、炒めたり、加熱して加え、具沢山のポタージュスープにすると朝食献立の栄養価がより整います。

白菜としめじがたっぷり入った、ミルクスープです。ベーコンはじっくり脂が出てくるまで炒めることで、より旨みが出ておいしいスープに仕上がります。牛乳を使うことで、カルシウムもプラスできますよ。ミルクスープはパンとも相性がよいので、朝食献立の1品にぴったりですね。

ベーコンや牛乳はいろいろな食材と相性がよいので、お好みの野菜や冷蔵庫の余り野菜などでアレンジして作ることができます。

玉ねぎをまるごと使ったコンソメスープです。電子レンジで加熱してから鍋で煮るため、調理の時間を短縮することができます。
レシピでは鍋の余熱でチーズを溶かしていますが、耐熱容器に入れて、パンとチーズを加えてオーブントースターで焼くと、オニオングラタンスープにアレンジできます。

朝食にパンと合わせるときは、卵などたんぱく質を含む食材も一緒に献立に取り入れると、献立の栄養バランスがととのいます。
オニオンスープにウインナーやブロッコリーなど、ほかの具材を加えてボリュームアップすることで、パンと2品献立にしてもよいでしょう。

朝食におすすめしたい、パンのアレンジレシピとパンに合わせたいスープレシピをご紹介しました。

忙しい朝は、パンやスープなどパッと手に取れる手軽な食事が嬉しいですよね。どのレシピもとても簡単で、ちょっとした工夫で栄養バランスも整えられます。
ぜひ、いろいろなレシピで、パンの献立を楽しんでみてくださいね。