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1週間の献立メニューをまとめ買いするときの5つのポイントは?決め方についても紹介

6,934view 2023/03/28 10:00 節約・家計管理
1週間の献立メニューをまとめ買いするときの5つのポイントは?決め方についても紹介
こんにちは!管理栄養士の植草 真奈美です。

食事作りは毎日欠かせず大変ですが、買い物もセットになるとより大変。スーパーに行く頻度を減らすため、買い物は極力まとめ買いできるといいですよね。
食材をまとめ買いすると家事の負担が減るだけでなく、無駄な買い物を抑えたり、1つの食材を使い回すことができたり、食費の節約にもなりますよ♪

今回は1週間の献立メニューの決め方や、必要な食材をまとめ買いするコツをご紹介します!毎日の食事作りや買い物の参考にしてみてくださいね。

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1週間の献立を決めるには?

普段、献立はどのように決めていますか?

献立を考えることは、食事作りの中でも1番大変な作業かもしれません。
1週間の献立で使用する食材をまとめ買いできるようになるために、まずは1週間の献立を決めるポイントを押さえましょう!

毎日考えるよりも、1週間単位で何を作るか先に決めておくと、献立に悩む時間も減りますよ。
献立の決め方を解説していきます。

献立の決め方(1)大まかにメインのおかずをパターン化する

献立は、まずメインのおかずから決めていくのがおすすめです。肉、魚、卵、豆腐など料理に使いやすいメイン食材をピックアップし、月曜日は肉、火曜日は魚、水曜日は卵など、パターン化してみましょう。

例えば肉の日には、同じ味付けでもチキンソテーとポークソテーなど、肉の種類を変えるとそれぞれ1品として、料理のレパートリーに変化をつけることができますよ。
また、同じチキンソテーでも和風のソースとデミグラスソースなど、味付けを変えることでさらにレパートリーが広がります。

メインのおかずが決まったら、副菜や汁物など組み合わせるメニューを決めていきます。
主菜1品、副菜1品、汁物1品など献立の型を決めておくと、より献立を考えやすくなるかもしれません。

献立の決め方(2)自分の作るメニューのレパートリーから決める

食材から献立メニューを考えるのが難しい場合は、まず、自分が作ることのできるメニューを書き出してみましょう。
この場合もメインとなるおかずから決めていくと献立が立てやすくなるので、おすすめです。

メインのおかずを書き出したら、肉や魚、和食や洋食、中華など、同じ食材や料理ジャンルが毎日続かないように、バランスよく月曜日~日曜日までの1週間のメニューを決めていきます。作り慣れているレシピは味もわかるので、副菜や汁物などのメニューも決めやすいですよね。

もし作れる料理のレパートリーが少なくても、1週間でパターン化して回すとそんなに気にならないかもしれません。
使う食材を変えたり、同じ材料で味付けを変えたり、少しずつレパートリーを増やしていきましょう。

1週間の献立の材料をまとめ買いするときの5つのポイント

1週間の献立の材料をまとめ買いするときの5つのポイント
1週間の献立を決めることができたら、1週間分の食材のまとめ買いもできるようになります。休日にすべての食材をまとめ買いするのがおすすめです。

ただ、一度に全て買うのが大変な場合は、曜日ごとに野菜の日、肉の日など、食材ごとに日を分けてまとめ買いするなど、生活に合わせた方法で買い物できるとよいでしょう。
ここからは、まとめ買いするときに気をつけたいポイントを解説します。

(1)冷蔵庫にある食材を確認する

食材の無駄を減らしたり食費を節約したりするため、冷蔵庫チェックは欠かせません。買い物は、冷蔵庫にある食材を確認してから行くようにしましょう。
まとめ買いをするときは食材ごとに買う量も増えるので、残っている食材とかぶってしまうと使いきれずに傷ませてしまいます。

確認に時間があまり取れない時は、スマートフォンなどで写真を撮っておくのがおすすめです。そうするだけでも買い物の時にさくっと確認ができて便利ですよ。

(2)特売の曜日や値下げの時間帯を確認する

スーパーは曜日によっては野菜の日、お肉の日など特売をやっていたり、ポイントが多くついたり、お得な日がありますよね。食材ごとにお得な日にまとめて1週間分の買い物をすることもおすすめです。
食材によって日を分けることで効率よく短い時間で買い物ができたり、荷物を運ぶ負担が減るだけでなく食費の節約にもつながります。

また、生鮮食品は夕方に値下げしたり、朝市があったり1日の中でも安くなる時間帯があるので、そのタイミングもチェックしておきましょう。

(3)日持ちする食材は安い日に多めに買っておく

切り干し大根やひじきなど、副菜で使える乾物や、玉ねぎ、じゃがいも、さつまいもなど長期保存が可能な野菜など、日持ちする食材は、安い日にストック分も含めて多めに買い足しておくのがおすすめです。
あと1品欲しい時や買い出しに行けなかった日に活躍してくれますよ。

ツナ缶やサバ缶など料理に使える缶詰や、カットトマト、デミグラスソースなど味付けに使える缶詰もストックにぴったりです。

(4)使う食材のレパートリーを増やしておく

食材をまとめ買いする1番のメリットは、食費を節約できることかもしれませんね。

例えば、キャベツや白菜など大きい野菜もカットで売られているものは少し割高に価格が設定されていることが多いので、1玉購入して、使いまわしたほうが食費を安く抑えることができます。
使いきれずに残ってしまうことがないように、1つの食材でできるレシピのレパートリーを増やしておきましょう。

毎日同じレシピでは飽きてしまいますが、味付けを和食、洋食と大きく変えてみたり、サラダ、スープ、炒め物など、調理方法を変えたりすることで、毎日同じ食材でも気分を変えて食べられますよ。

(5)旬の食材を使う

毎日の献立でおすすめしたいのが、旬の食材を使うことです。旬の食材は価格が安いので食費を節約することができます。
通年で手に入る食材でも、旬の時期は特に栄養価が高い傾向にあるため献立の栄養面にもプラスですよ。

ポイント4つめにも記載しましたが、旬の食材は丸ごと売るようになったり、大容量パックになったり買う量が多い場合もあります。
1つの食材で作ることができるレシピのレパートリーを増やして、1週間の中で使いまわしができるとよいでしょう。

旬の食材を使うことで献立にも自然と季節感が出て、料理のバリエーションも変わりますよ。

1週間分の献立を決めてまとめ買いしてみよう!

献立の立て方や1週間分の食材をまとめ買いするポイントをご紹介しました。
毎日の献立作りは大変ですが、献立決めと買い物をセットにするとより考えやすくなるかもしれませんね。

献立を立てるコツやまとめ買いのポイントをおさえ、毎日の家事負担を少しでも軽くできるようにしていきましょう!

ぜひ、記事を参考に、1週間での献立決めやまとめ買いを実践してみてくださいね。
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この記事の作者

植草真奈美 さん
植草真奈美

管理栄養士・フードコーディネーター。保育園で栄養士の実務経験を積んだのち、大手料理教室へ。本社商品開発部でレシピ開発を担当後、ヘルスケア事業部の立ち上げに携わる。独立後はレシピ開発やコラム執筆をはじめ、セミナー講師、実業団への栄養指導のほか、離乳食メディアの監修なども手がける。

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