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おすすめスライサーをプロの料理家が紹介!選び方のコツとスライサー活用レシピも

12,862view 2021/06/09 09:00 料理上手
おすすめスライサーをプロの料理家が紹介!選び方のコツとスライサー活用レシピも
こんにちは!管理栄養士・フードコーディネーターの植草真奈美です。

食材を切る工程で活用すると調理の時短ができるなど、とても便利なスライサー。
この記事では、読者の皆さんが自分に合うものを見つけられるように、スライサーの種類やサイズ、刃の素材など、選び方のポイントをお伝えしていきます。

また、私が実際に愛用しているスライサーや次に欲しいと思っているスライサーもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スライサーにはどんな種類があるの?

料理には食材を切る作業が欠かせませんが、スライサーはその「切る」時間を短縮できたり、簡単におしゃれな料理が作れたりなど、上手に活用するととても便利なアイテムです。

スライサーにはいくつか種類があります。

・薄切り用…食材を同じ厚みの薄切りにすることができる。
・せん切り用…食材をせん切りにすることができる。
・つま切り用…せん切りよりももっと細い、つま切りにすることができる。
・すりおろし器…食材をすりおろすことができる。


薄切り用は、包丁で薄く切りづらい食材でも同じ厚みに仕上げることができるので、とても重宝するアイテムです。きゅうりの輪切りや玉ねぎのスライスはもちろん、人参など長さのある野菜をそのままスライスすると、リボン状に切ることができ、サラダやマリネがちょっとおしゃれになりますよ。
せん切り用は大きいものを選ぶと、キャベツのせん切りなども作ることができます。つま切りはあまり目にする機会がないかもしれませんが、お刺身の添え野菜など、食材をより細く切ることができます。
すりおろし器は大根おろしなど生で食べる調理やにんにくやしょうがなどの食材を隠し味として料理に加えるときなどに活躍してくれます。

失敗しないスライサー選びのポイントは?

スライサーを選ぶときは、調理方法、使いたい食材、サイズ、刃の素材などから決めるとよいでしょう。

まず、自分がどんな料理に使いたいかで、種類を決めていきます。
「包丁を使うと時間がかかる切り方を、普段よく料理に取り入れるかどうか」などの視点から選んでもよいですね。
1つに決められない場合は、刃の部分が付け替えできるものや、いくつかの種類がセットになっているものがおすすめです。

種類が決まったら、次にサイズを見ていきます。
小さいサイズのものは使える食材の大きさが限られたり、スライサーに合わせて食材を切る作業が必要になるので、幅広く活用したい場合は大きいサイズを選びましょう。
大きいものは使う時に安定感があるという利点もありますよ。

スライサー選びでは、刃も注目ポイントです。切れ味がよく、簡単なお手入れで錆びずに長く使えるといいですよね。
スライサーの刃は主にステンレス製なので、お手入れが簡単で切れ味もよいものが多いですが、セラミックのものもあり、ステンレスよりも耐久性がより高いと人気があります。
電動のスライサーでは刃が取り替えられるものもあるので、購入前に確認しておきましょう。
また、スライサーは切れ味がよいと指を怪我してしまう可能性もあるので、指切り防止のストッパーがセットになっているものを選ぶと安心です。

料理家愛用スライサー:ベジタブルスライサー野菜工房2

私が愛用しているスライサーは、薄切り、せん切り、つま切り、すりおろしと指切りガード、収納ケースがセットになっている「ベジタブルスライサー野菜工房2」(下村工業)です。さまざまなスライサーがセットになっているのがいいなと思い、大学生の頃から愛用しています。

収納ケースのフタとスライサーがピタッとはまり、受け皿の役割を担ってくれるので、安定して使えるところも魅力です。
さらに、指切りガードがついているので、小さくなった野菜も安全にスライサーにかけられます。

スライサーは自立しないので収納に困ることがありますが、こちらはケースがあるので立ててしまうことができ、フタをして衛生的に保管できるところも気に入っています。
料理家愛用スライサー:ベジタブルスライサー野菜工房2

購入検討中のスライサー:KAI スライサーSELECT100

最後に、まだ持っていないのですが購入を検討しているスライサーKAIスライサーSELECT100薄切り用スライサー (厚み調整機能付き)DH-5700(貝印)を簡単にご紹介したいと思います。

私がスライサーで1番使ってるのは「薄切り用」なのですが、こちらのスライサーは、刃の厚みを調整する機能がついているところに魅力を感じています。
1.0mm~2.5mmの調整幅があり、サラダ用に野菜を薄くスライスしたり、炒めもの用に厚さを出したり、用途によって使い分けができそうです。

また、刃を0mmに設定すると、刃が隠れて安全に収納できるところも魅力。
まだ娘は小さいのですが、料理にとても興味があるようでなんでもやりたがるので、安全面にも考慮して調理アイテムを選びたいなと考えています。
調理アイテムとして1つ持っておくと、とても便利なスライサー。調理用途やサイズなど自分にあうお気に入りのものを見つけて、ぜひ料理に活用してくださいね。

参考リンク

▼貝印公式オンラインストア SELECT100 スライサー(厚み調整機能付き) DH5700
https://www.kai-group.com/products/brand/select100/products/dh5700.html

この記事の作者

植草真奈美 さん
植草真奈美

管理栄養士・フードコーディネーター。保育園で栄養士の実務経験を積んだのち、大手料理教室へ。本社商品開発部でレシピ開発を担当後、ヘルスケア事業部の立ち上げに携わる。独立後はレシピ開発やコラム執筆をはじめ、セミナー講師、実業団への栄養指導のほか、離乳食メディアの監修なども手がける。

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