折尾駅の『かしわめし』(自称) レシピ・作り方
材料(2〜3人分)
- 白米(もち米に10%程置き換えても良い) 2合半
- 鳥もも肉 320g(1枚)
- 鶏ガラ 300g(1羽分)
- 卵(市販の錦糸卵でもOK) 1個(L玉)
- 板海苔(市販の刻み海苔でもOK) 全形1枚
- 濃口醤油(関東の辛口醤油を使用) 36ml(大さじ2杯)
- 日本酒(料理酒使用は塩を減らしましょう) 60ml(大さじ4杯)
- 本みりん 45ml(大さじ3杯)
- 上白糖 30g(大さじ3杯と小さじ1杯)
- 食塩 6g(小さじ1杯)
- 味の素(グルタミン酸ナトリウム系調味料) 少々(3〜5振りくらいかな)
作り方
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1
お米2.5合を計り、研いでザルに上げておきましょう。
(炊飯器に入れても良いと思います。) - 2 *ガラスープ作り*
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3
鶏ガラは流水で洗い、血液を落とします。
鍋に入れ全体が浸かる程の水を入れ(今回は700ml)、中火にかけます。 -
4
沸騰したら血液などがアクとなって上がって来るので、アクを取ります。
*この時、脂分は出来るだけ取らない様にしましょう(美味しいので。)
約2時間ほど煮込み、漉してガラスープとします - 5 *もも肉の下処理と煮込み(味付け)*
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6
もも肉の皮を剥ぎます。
身に付いている脂分と筋を取ります。
繊維の目に沿って肉を分けていくと掃除しやすいと思います。
*剥いだ皮・脂分・筋はガラと一緒に炊きます。 -
7
そうすると、肉はある程度の大きさになるので、酒を入れた鍋に敷き、中火にかけます。沸騰した頃に弱火にし、みりん・砂糖を入れます。
5分ほど煮て、塩・醤油を入れ、再度5分ほど煮ます。 -
8
火を止める前に味の素を3振りほど投入します。
無くても良いと思いますが、効果は絶大です。
「うま味調味料」ですからw - 9 *盛り付け(トッピング)の用意*
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10
もも肉を炊いている間に板海苔を遠火で軽く炙り、キッチンハサミで千切りにしておきます。
写真は長く切っていますが、短いほうが食べやすいようです。 -
11
薄焼き卵を作ります。
今回はSサイズの卵でしたので2個用いましたが、Sでも1個でも充分だと思います。(卵2個で6枚焼けました。) - 12 頑張って細く切りましょう。
- 13 煮上がったもも肉は2センチ大に切り、麺棒(又はすりこぎ)で「伸し(のし)」ます。
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14
この様な感じ。
筋繊維の垂直方向に押し伸ばす様にすると、あの「ほろほろとした食感」が再現出来ます。 - 15 それを数度繰り返し、薄く伸します。
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16
筋繊維と平行に伸すと、写真の様に上手く伸せません。
*写真は横方向に筋繊維が走っています。
筋繊維は肉が裂ける方向に走っています。
裂ける方向を縦に置き、上下に伸します。 - 17 上手く伸せない場合は、肉の向きを90度変えて伸すと上手く出来ます。
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18
伸した肉をタッパに入れ、先ほど煮込んだ煮汁に漬け、煮汁を切ります。
*この段階で煮汁に水を加え少し煮ると肉に味がしみるのでそうしても良いと思います。
その場合は肉片が小さくなります - 19 *炊飯、盛り付け(トッピング)*
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20
ガラスープです
ガラに残っている肉を伸しても良いです
研いだお米に普段の水量の1割減のダシを入れます
*炊き上がったら、もも肉を煮た汁を加え調味しますので、その分の水を減らします -
21
炊き上がったら味を見ながら、もも肉の煮汁を加え、混ぜ込みます。
*本当は釜から出し、すし桶で混ぜると粗熱と余分な水分も取れるので良いですが、洗うのが面倒なのでこのままいきますw -
22
作っておいた刻み海苔・錦糸卵・もも肉を乗せ盛り付けすると、かしわ飯の出来上がりです。
ここまで2時間20分です。 -
23
前日に下ごしらえを行っておくと、当日の炊飯・混ぜ込み・盛り付けは簡単なので、お出かけ時のお弁当にも良いかと思います。
*但し錦糸卵作りと、伸した後のもも肉の再加熱を当日しましょう
きっかけ
「あの」かしわの食感が再現出来た事と、伸す方法を取り入れた作り方はネットには載っていなかったから 本家は何度か味が変わったから(本音) *食事制限がある場合は色々と調整しましょう 無ければ、たまには濃く、美味しくね
おいしくなるコツ
鳥脂をたくさん使いましょう ご飯はガラスープで炊き、炊けてから調味すると米の味が生きます 鳥脂があれば、ガラスープは市販品で良いかもしれません 料理酒、市販ガラスープを使う時は、塩を減らしましょう 調味料が多いですが、それであの味が出ます
- レシピID:1390053654
- 公開日:2022/01/12
関連情報
- 料理名
- かしわ飯
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しかし鶏肉の「ほろほろした食感」が出せずにいたのですが、解決したので公開します。
意外と簡単です。