切り干し大根の栄養は生の大根の倍以上?切り干し大根のおいしい食べ方・レシピ
常温でも保存でき、水で戻してそのまま食べることができるため、常備食材や非常時の食材としてストックしておくのもおすすめです。
今回の記事では、切り干し大根に含まれる栄養素とその働きや、切り干し大根を使ったおすすめレシピをご紹介。普段切り干し大根をあまり使わない方も手に取りたくなるような、切り干し大根の魅力をたっぷりお伝えします。
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切り干し大根は生の大根より圧倒的に栄養素が豊富
生の大根に比べて、切り干し大根はカルシウム約5倍、鉄約4倍、ビタミンB1約4.5倍など、さまざまな栄養素を多く含んでいます。特にカルシウムや鉄など、不足しやすいミネラルが摂取できるのは嬉しいですよね。
また、切り干し大根は食物繊維の含有量も多く、25gあたりの含有量は5.3gです。これは、生の大根に比べて、約3.8倍の含有量になります。
食物繊維は腸内環境に働きかけ、健康や美容を支えてくれる、大切な栄養素です。食物繊維は野菜の摂取が少ないと不足しやすいため、切り干し大根を活用して不足分を補ってもいいですね。
切り干し大根に含まれる栄養素を詳しく見ていきましょう。
※切り干し大根を水で戻すと約4倍になるため、生の大根100g(皮付き)と切り干し大根25gの栄養価を比較
カルシウム
骨や歯を形成するほか、成長ホルモンをはじめとしたホルモンの分泌、血液の凝固など、広く生理機能の調整に働いています。また、神経伝達を正常に保つなど筋肉の収縮にも欠かせない栄養素です。
カルシウムは吸収率の低い栄養素のため、ビタミンDと合わせてとることで吸収率が高まります。
ビタミンDはしらすや干ししいたけ、干しきくらげなどに多く含まれていますので、切り干し大根と干ししいたけを合わせて煮物にしたり、みそ汁に入れたり、組み合わせて料理に使うとよいでしょう。
カリウム
切り干し大根のカリウム含有量は食品の中でもトップクラス。切り干し大根(乾燥)25gには875mg含まれています。カリウムは水に溶けやすい性質があるため、みそ汁やスープなど、汁ごと食べるメニューで取り入れましょう。
鉄分
切り干し大根(乾燥)25gに鉄は0.8mg含まれています。切り干し大根は作り置きおかずにもできるので、毎日の食事にプラスして、鉄を補えるようにしてもいいですね。
また、鉄は吸収率が低い栄養素のため、吸収を助けてくれるビタミンCと合わせてとるのがおすすめです。パプリカなどビタミンCを多く含む食材と組み合わせて料理に使うとよいでしょう。
葉酸
葉酸はビタミンB12と協力しあって働きますが、切り干し大根にはビタミンB12は含まれていないため、チーズなどの乳製品やレバー、貝類など、ビタミンB12を含む食材と合わせて献立に取り入れるとよいでしょう。
切り干し大根をたくさん摂取できるレシピ3選
ぜひ、ご自宅で作る参考にしてみてくださいね。
【主菜】余り物で!切り干し大根とニラとベーコンのオムレツ
フライパンで丸く焼き上げるオムレツレシピですが、ひっくり返す時は、皿やフライパンの蓋を使うと失敗なく作ることができます。
【副菜】子供もパクパク!切り干し大根のナポリタン
副菜としてはもちろん、作り置きおかずやお弁当のおかずにもぴったり。にんじんを加えたり、ウインナーをベーコンに変えるなど、具材をアレンジして作ってもいいですね。
煮物など和風の味付けに飽きてしまった時にもおすすめです。
【副菜】ブロッコリーと切り干し大根のツナサラダ
具材を細かく切ったレシピですが、ゆで卵やブロッコリーを大きめに切ると、彩りがよくなり、食べ応えもアップします。お子さんが食べる場合は、七味唐辛子を加えずに作ったり、マヨネーズを足すなど、お子さんにも食べやすい味付けにアレンジするとよいでしょう。
切り干し大根を使って栄養満点で美味しいご飯を楽しもう
季節を問わず食べられて、栄養価の高い切り干し大根。食物繊維やビタミン、ミネラルなど体に必要な栄養素を摂取できるので、ぜひ、食卓に取り入れてみてくださいね。
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