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旬のおつまみ♪とうもろこしのげんこつ揚げ【プロが教える簡単おうちごはん#48】

13,014view 2022/06/30 09:00 季節・話題
旬のおつまみ♪とうもろこしのげんこつ揚げ【プロが教える簡単おうちごはん#48】
こんにちは!栄養士の藤本 マキです。

夏野菜の中でも人気の高い、とうもろこし。旬の時期が短いため、スーパーに並び始めた今のうちから食べておきたいですよね。

でもとうもろこしって、意外と同じ食べ方ばかりになってしまいませんか?
蒸してそのままかぶりつくのも、バター炒めにしてもおいしいですが、今回おすすめしたい食べ方は「揚げもの」です!
とうもろこしは、揚げることで香ばしさと甘さが引き立ち、プチプチ食感も楽しめます♪

今回は、とうもろこしをたっぷり加えた「げんこつ揚げ」レシピをご紹介します!
ビールのおつまみやお弁当おかずとしても重宝しますよ。

みずみずしくて甘い!とうもろこしの栄養素って?

夏はあまりの蒸し暑さに、冷たいアイスクリームを食べたりエアコンの冷房を使ったりする頻度が増え、冷えやむくみなどの悩みも出てきますよね。

とうもろこしには、糖分の代謝に必要なビタミンB1や、むくみ改善に良いとされているカリウムが豊富に含まれているので、積極的に摂りたい食材です。
野菜の中では糖質量の多いとうもろこしですが、栄養も豊富で消化吸収が速いため、夏の体力維持のためにも上手に取り入れてみてください。

ちなみに、その栄養素は胚芽部分に多く含まれているため、芯から削ぎ落とす際には、出来るだけ根元から切るようにしましょう。

「とうもろこしのげんこつ揚げ」おすすめポイント

すりおろした大和芋に豆腐を加えた生地は、がんもどきとも少し違い、軽いのにもっちりとした食感です♪

揚げることで表面はカリッと食感になり、その香ばしさも魅力。
粘度の高い大和芋が自然に形を作ってくれるので、小麦粉の量も少なくてすみ、形を丸める必要もありません。

また豆腐の水切りやひじきの戻しも必要なく、切り物不要なため、揚げるまでにかかる作業時間はたったの10分!

とうもろこしを丸ごと1本分加え、一口食べるごとにプチプチっとした食感を堪能できますよ♪

「とうもろこしのげんこつ揚げ」レシピ

「とうもろこしのげんこつ揚げ」レシピ
【材料 4人分】
・とうもろこし…1本
・大和芋…250g
・絹ごし豆腐…150g
・芽ひじき(乾燥)…5g
・刻み葱…20g
・A)卵白…1個分
・A)小麦粉…大さじ2
・A)塩…小さじ3/4
・揚げ油…適量

【作り方】
(1) とうもろこしは皮をむいてラップでくるみ、耐熱皿におく。600Wの電子レンジで5分加熱し、粗熱が取れたら芯から実を削ぎ落とす。
(2) 絹ごし豆腐は大きめのボウルに入れてホイッパーでクリーム状にし、芽ひじきを乾燥状態のまま加え、軽く混ぜておく。
(3) 大和芋は皮をむいてすりおろし、2にAと一緒に加えてよく混ぜ合わせる。1、刻み葱を加えて具材が均一に混ざるまで混ぜる。
(4) 鍋に揚げ油を深さ3〜4cm程度まで入れて170度に熱する。スプーンで3をすくって油へ落とし、6分ほどかけてきつね色になるまで揚げる。

【ポイント】
*ひじきを早めに豆腐に混ぜておき、揚げる前にひじきがやわらかくなっているかどうか確認してください。
*揚げ油が熱すぎると、とうもろこしがはじけることがありますのでご注意ください。
*コーン缶を使用する場合の分量は150gです。しっかり水を切ってご使用ください。
*長芋は大和芋の代用にはなりませんので、ご注意ください。

ちなみに、翌日に食べる時は軽くトースターで温めるのがおすすめです。ぜひ試してみてくださいね。

この記事の作者

藤本マキ さん
藤本マキ

栄養士・豆腐マイスター
料理教室講師・出版社にてレシピ編集などの経験を経て、料理研究家として活動。現在はレシピ開発や献立作成、撮影、コラム執筆、企画書作成など幅広く行う。豆腐マイスターならではのヘルシーごはんや、手抜きに見えない簡単料理を発信している。SNSでのわかりやすいスワイプレシピに定評がある。

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