ひなまつりに♪食パンでお手軽!ひしもち風ケーキ【頑張りすぎない家族ごはん#40】
来週、3月3日は「ひなまつり」ですね。
今回はスーパーで手に入る材料で気軽に作れる、ひなまつりスイーツ「食パンで作るひしもち風ケーキ」レシピをご紹介します!
ひなあられ、桜餅など和菓子が多いひなまつりですが、今年は趣向を変えて、食パンで見た目も楽しいケーキを作ってみませんか?
色合いも良く仕上がるので、SNS映えもバッチリです!◎
ひなまつりのお祝い料理に込められた願い・意味とは?
ひなまつに飾る「ひな人形」は、子どもたちを病気やケガから守ってくれるといわれています。
ひなまつりに楽しむ料理にも、実は意味があるんです。
諸説ありますが、女の子の成長や幸せを願って作られる、ひなまつり料理の意味をご紹介します。
■ちらし寿司
山の恵み、海の恵み、どちらにも感謝をして食べることで「自然」の力を取り入れることができるといわれています。
江戸時代の終わり頃、一般家庭でのお祝いごとの料理として定着したようです。
■はまぐりのお吸い物
「はまぐり」は対になっている貝以外はぴったりと合わないため、夫婦和合のシンボルとされてきました。
将来は一生の伴侶に恵まれるようにという願いを込めて、ひな祭りにも食べられるようです。
■ひなあられ
雪の白、新芽の緑、桃の花のピンク、それぞれの色のあられを食べて、自然のエネルギーをいただくという意味があります。
■ひしもち
中国で厄払いに食べていたのが始まりと言われています。
白は子孫繁栄、緑は健康を願う邪気払い、桃の花のピンクは魔除けといわれています。
「食パンで作るひしもち風ケーキ」ポイント
日本の風習を、現代風にアレンジして楽しみましょう♪
・ひしもちを洋風にアレンジ
ひしもちはもち米に色をつけたもの。今回はひしもちのような見た目に食パンをアレンジして、手軽に家族みんなで楽しみましょう。
フルーツや生クリームを使った華やかなケーキになるので、お子さんにも喜ばれますよ。
・市販の食パンを使うので手間なし!
ケーキ作りはスポンジを焼いて、デコレーションをして…と手間がかかりますよね。
今回のレシピは食パンを使ってあっという間にできるので、お子さんと一緒に作るのもおすすめです。
食パンを使うことで甘さも自然と控えめになるのも嬉しいポイントですね。
「食パンで作るひしもち風ケーキ」レシピ
・食パン(8枚切り)…6枚
・いちご…8粒
・キウイ…2個
・生クリーム…200ml
・砂糖…大さじ1
<トッピング>
・いちご…2粒
・ミント…適量
【作り方】
1. ボウルに生クリーム、砂糖を入れて、氷水にあてながらハンドミキサーで泡立てる。 8分立て(やわらかいツノが立つ)になるまで泡立てる。
2. いちごとキウイは2mm厚の薄切りにする。食パンに生クリームを薄く塗ってキウイを並べて再度生クリームを薄く塗る。
3. 食パンを重ねて、生クリームを薄く塗っていちごを並べて再度生クリームを塗る。食パンを重ねたらトップに薄く生クリーム塗って食パンを重ねたままひし形に切る(★)。絞り袋に生クリーム入れてデコレーションをし、トッピング用のいちごとミントを飾る。
4. 同様にもうひとつ作る。
★ひし形になる切り方
まず、やや長方形になるように向かい合う2辺の耳を切る(もう2辺は耳がついたままの状態)。それぞれの辺の真ん中につまようじをさして、印を4か所つける。印を結んだ線を包丁で切るとひし形になる。このとき、耳が残っている場合は切る。
【ポイント】
食パンはスポンジ代わりに使うので、8枚切りの薄いものがおすすめです。中に挟むいちごやキウイフルーツは同じ厚さになるように切ってください。厚さを揃えると断面がきれいに仕上がります。