みかんの消費に!タルト型で作る絶品みかんケーキ【頑張りすぎない家族ごはん#37】
冬の定番フルーツ、みかん。段ボールで大量に購入したり、ご近所からいただいたり…どっさりあるみかんをどう消費しようか悩むことはありませんか?
食べきれずに腐らせてしまってはもったいないですよね。
大量のみかんをおいしくいただくために、今回はぜひおうち時間に作っていただきたい、おすすめのみかんスイーツ「タルト型で作るみかんケーキ」をご紹介します!
輪切りのみかんをのせて見栄えも良く仕上げましょう!難しそうに見えるかもしれませんが、簡単に作れますよ。
ちょっとしたプレゼントにもおすすめな、ケーキレシピをぜひ覚えてくださいね♪
みかんに含まれる栄養素は?
みかんはビタミンCがたっぷり入っているイメージがありますが、まさにそのとおり。
みかん1個(可食部80g)で1日に必要なビタミンCの1/4が摂れます。
ビタミンC以外にも、体内のナトリウム排出に役立つカリウム、お腹の調子を整える働きがある食物繊維も含まれています。
また、みかんの薄皮や白い筋には「ヘスペリジン」という成分が含まれており、血圧の調整などに役立つといわれているので、白い筋はなるべくとらずに薄皮ごといただくのがおすすめです。
そして、1個(可食部80g)で39kcalとエネルギーが低いので、ダイエット中でも安心して食べられるのもよいですね。
「タルト型で作るみかんケーキ」のポイント
輪切りにして焼くと皮の固さも気にならずに食べられるのは、みかんだからこそ。オレンジやグレープフルーツでは皮が厚いので、ぜひみかんで作ってください。
味の決め手になるみかんジャムは、薄皮ごと粗く刻んで使います。薄皮や筋にも栄養が含まれているので、無駄なくおいしくいただきましょう。
今回は見た目がかわいいケーキになるようにタルト型を使います。
輪切りのみかんをのせて焼くとタルトのよう!写真映えするケーキなので、プレゼントやパーティにもおすすめです。
タルト型をお持ちでない場合は丸型で代用してくださいね。
「タルト型で作るみかんケーキ」レシピ
<みかんジャム>
・みかん…2個
・砂糖…大さじ1
<ケーキ生地>
・みかん…2個
・無塩バター…50g
・卵…1個
・砂糖…大さじ4
・牛乳…大さじ2
・コアントロー…小さじ1 ※なくてもOK
・(A)薄力粉…80g
・(A)ベーキングパウダー…小さじ1
【下準備】
・オーブンを180度に予熱する。
・(A)をふるっておく。
・型に無塩バターを塗る(分量外)。
【作り方】
1. みかんジャムを作る。みかん(みかんジャム用・2個)の皮を剥いて、薄皮がついたままの状態でざく切りにする。小鍋に砂糖(大さじ1)、みかんを入れて中火にかける。とろみがつくまで10分ほど煮詰める。
2. みかん(ケーキ生地用・2個)は皮付きのまま輪切りにする。
3. バターを耐熱ボールに入れて600wの電子レンジで20秒温めて溶かす。砂糖を加えて溶けるまで混ぜる。
4. 卵、牛乳、コアントロー(あれば)を加えて混ぜ、(A)を加えてゴムベラでさっくり混ぜる。タルト型に生地を流す。
5. 輪切りにしたみかんを4の上にのせる。1のみかんジャムを塗って180度で25~30分焼く。
【ポイント】
こちらのケーキに使うみかんは中~小粒のほうがおすすめです。小さめのみかんは皮が薄いので皮ごと焼いても固さが気になりません。また、みかんはよく洗って使ってくださいね。
バターは無塩バターを使用するのがおすすめ。有塩バターでも作ることができますが、塩気が出てあまじょっぱい風味になります。
コアントローはオレンジからできた洋酒で、香りづけに使っています。なくても作れますし、ラム酒などで代用もできます。
ケーキは冷やして食べてもおいしいです!
ご家庭にみかんがたくさんあるときは、そのまま食べてもおいしいですが、お菓子作りにも活用してみてくださいね!