春の山菜「こごみ」の美味しい食べ方!下処理方法やおすすめレシピ6選をご紹介
春になると店頭に並ぶ「こごみ」。こごみはアクが少なく調理が簡単で、いろいろな料理に使える万能山菜!
ただはじめてだと、手に取ってみたいけれど「下処理方法が分からない」「どうやって食べるとおいしいの?」と悩んでしまうかもしれません。
この記事では、こごみの特徴や栄養価をはじめ、下処理方法、おいしい食べ方などを詳しく紹介します。
こごみははじめての方にも扱いやすいので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
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アクの少ない万能山菜「こごみ」とは?
●名前の由来
諸説ありますが、芽が出たときに「人が前屈みに縮こまっている姿」に見えることが、「こごみ」という名前の由来です。地域によっては、「くぐみ」「こごめ」などと呼ばれています。
●栄養素
こごみは100gあたり25kcalと低カロリーでありながら、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などミネラル類を多く含みます。さらに、ビタミンC、葉酸、ビタミンE(α-トコフェロール)といったビタミン類も豊富です。
こごみの下処理や食べ方、保存の方法は?
●こごみの食べ方
生のこごみはアク抜き不要で、炒め物や天ぷらに使えます。ゆでたこごみは、お浸し、ナムルとして食べられます。
●下処理方法
洗い方:根本の茶色い部分を切り落としてから、全体をやさしく水洗いましょう。丸まった部分の隙間を少し広げると、枯れた葉やゴミがとりやすいです。
ゆで方:塩を少量入れた水(水1ℓに対して塩大さじ1/2ほど)を沸かして、こごみをゆでます。目安は1~2分。ザルにあげたら水気を切り、素早く冷ましてください。
●保存方法
冷蔵:ゆでたこごみを清潔な保存容器に入れ、水に浸して冷蔵すると、2~3日持ちします。
冷凍:ゆでたこごみは水気をよく切り、保存袋に入れて冷凍可能。2週間ほどを目安に使い切ります。凍ったまま、炒めものや揚げものに使えますよ。
こごみの特徴を知ったら、次はおすすめレシピをチェックしていきましょう♪
こごみを使ったおすすめレシピ6選!
【おすすめの食べ方】
主食:混ぜご飯
副菜:天ぷら、お浸し、ナムルなど
汁物:味噌汁
こごみで作る混ぜご飯は、春の食卓にぴったりの主食ですね。また、こごみは天ぷら、お浸し、ナムルなど副菜のレパートリーが豊富に楽しめるのも魅力。汁物としては、味噌汁の具材にする食べ方もおすすめです。
ここからは、こごみのおすすめレシピを詳しく見てみましょう。こごみを簡単においしく調理するコツも、参考にしてくださいね。
【主食】食欲増進!こごみとしいたけの混ぜごはん
こごみは加熱しすぎると食感を損なうので、ご飯に炊き込まず、別で煮て混ぜるのがポイント。最小限の調味料を使い、汁気がなくなるまで煮込むと、ご飯がべちゃっとしにくくなります。ご飯にあらかじめごま油を和えておくことも、香りよく仕上げるコツです。
こごみの旬はお出かけにぴったりの季節。混ぜご飯をおにぎりにして、ピクニックやハイキングのお弁当にしてもいいですね。
【副菜】春の山菜!こごみの天ぷら
天ぷら粉は、ダマがのこる程度の混ぜ加減にします。ダマがなくなるまでしっかり混ぜたくなりますが、混ぜ過ぎると小麦粉のグルテンによって食感を損なう場合があるので、気をつけてくださいね。
こごみの天ぷらは、いつもの食卓にはもちろん、おもてなし料理としても活躍。手軽に作るそばやうどん献立であっても、こごみの天ぷらを添えるだけでちょっぴり贅沢な気分を楽しめるでしょう。
【副菜】クセ無しであっさり!山菜こごみのお浸し
こごみは折れやすいので、水洗いはやさしく行いましょう。また、おいしく作るにはゆで時間の管理が大切です。長くゆでると食感を損なうので、1~2分ほどを目安にさっとゆでるようにしましょう。塩を加えたお湯を使うと、こごみの緑が鮮やかに仕上がります。
できあがったら仕上げにいりごま、かつお節をかけると、見映えと風味がアップ。栄養価も高くなりますよ。
【副菜】お弁当にもおすすめ!こごみのだし醤油漬け
このレシピでは色の薄い、薄口醬油を使用します。薄口醤油の塩分は濃口醬油に勝るので、しっかりと味付けしながら、こごみの緑色を活かしてくれます。酒は煮たててアルコールを飛ばしたものを使いましょう。
さっとゆでたこごみが冷めないうちに調味料に漬けると、味が馴染みやすくなります。冷蔵庫に入れ、半日ほど経ったら食べ頃です。
【副菜】酒の肴に!こごみ・菜の花・ブロッコリーのナムル
こごみや菜の花に調味料を和える順番は、ごま油を先にすると、塩辛くなりすぎるのを避けられます。醤油はこごみの色を邪魔しない、薄口醬油がおすすめです。また、大根おろしを少量和え、さっぱり食べられるアレンジ方法もおいしいのでぜひ、お試しください。
【汁物】春の味!こごみの味噌汁
失敗しないコツは、こごみを煮過ぎないことと、味噌を入れたあとに沸騰させないことです。こごみの味噌汁は15分もあればできあがるので、調理中はなるべく目を離さないようにしましょう。
こごみを使った料理で春の味を堪能しよう!
こごみを取り入れると、簡単に春らしい食卓を作ることができます。栄養も豊富なので、主食から汁物までぜひ、いろいろ作ってみてくださいね!
・文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
・高野山麓の山村志賀で自然栽培 - コゴミ(クサソテツ)|かつらぎ町地域観光案内
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130300/10/syokuzaicollection_d/fil/syokuzaicollection_kogomi.pdf
・森林(もり)の撮っておき!(2019年5月):北海道森林管理局
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/square/totteoki/2019/1905.html
(参照:2024/04/01)
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