無病息災を願って食べよう!春の七草粥
中国では7種類の若菜を入れた温かい汁物を食べ、無病息災を願っていたそうです。
そこから、日本でもお正月明けに七草粥を食べるようになりました。
また、春の若菜は寒い中に元気に芽吹くことから、その生命力にあやかろうと、七草粥が定着していったとも言われています。
お粥は水加減でお好みの固さにできます。
炊いたご飯から作る場合は、ごはんの倍の量の水加減で作ると簡単にお粥に。
お米から炊く場合は、米1:水5で全粥になります。
ちょうど今、お正月や新年会の暴飲暴食が続くころ。水加減を多めにしていくことで、胃に優しい食事になりますね。
七草粥は炊いたお粥に刻んだ七草を混ぜるだけ。また調味のアレンジも自由自在です。
塩やしょうゆでさっぱり、みそでおじや風もいいですね。また、和風だしを使って雑炊もおすすめです。
ごま油と鶏ガラスープで中華風にもなり、オリーブオイルに洋風だしやチーズでリゾットにも。
お餅や焼き魚、お肉などいろいろな食材を入れても楽しめます。
単なる行事としてだけではなく、今年はアレンジした七草粥に挑戦してみませんか。
(テキスト: 山本 和枝)
お米から炊飯器で作る七草粥
炊けたら若菜を入れて混ぜるだけの簡単レシピです。和風だしで優しい味もいいですね♪
ガスから炊く七草粥
火を消してからさっと七草を入れて少々の塩でさっぱりと優しい七草粥ですね。
春の七草としらすのリゾット
年始のホームパーティーで喜ばれそうですね♪
中華風の七草粥
七草のくせも少なくなってお子様にも食べやすそう!