お正月に食べる・お吸い物「ざく煮」 レシピ・作り方
材料(30人分)
- だし汁
- 2リットル
- 干し帆立貝柱
- 40g
- 大根
- 中1/2本
- ごぼう
- 太め1本
- にんじん
- 中2本
- しいたけ
- 中5個
- 姫筍(細い筍)
- 1缶(200g)
- かまぼこ
- 大1本(200g)
- なると
- 1本
- こんにゃく
- 1枚
- 八つ頭
- 中1個(500g)
- 酒
- 80cc
- しょうゆ
- 50cc
- 砂糖
- 小さじ2
- 和風顆粒だし
- 小さじ2
- 塩
- 小さじ1
- 昆布
- 1枚
作り方
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- 1
- 8リットル以上入る鍋を使います。家族5人が正月三が日の間3食食べ、来客にも振る舞える量として考えています。かなり多いので、半分くらいから試してみて下さい。
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- 2
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- 干し帆立はほぐして前日から少量の水につけておきます。ミルサーで細かくできる場合は水につけず、細かくする作業だけで良いです。帆立パウダーが手に入る場合はそちらを40g使って下さい。
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- 3
- 材料は上から使っていきます。だし汁に帆立を入れ、一煮立ちさせたら一度火を消して野菜を切ります。基本は5ミリ角くらいのざく切りにしていきます。全ての具材大きさを揃えるとキレイです。
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- 4
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- 大根は皮をむき、輪切りにしてから、さいの目切りにしていきます。
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- 5
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- ごぼうは皮をむき、切りやすい長さに切り分け、縦に4当分してから5ミリずつ切っていきます。いちょう切りです。
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- 6
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- 人参も同じように皮をむき、さいの目切り。しいたけもさいの目切りにして、どんどん鍋に野菜を入れ、この辺りで鍋に火を入れます。
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- 7
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- 中火にして鍋を温め、灰汁が上がってきたら、火を弱め、コンロの一番弱い火にして下さい。灰汁は丁寧に取って下さい。灰汁取りは重要ですので頑張りましょう!
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- 8
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- 私は筍を福島へ行った際に道の駅などで購入し使っています。この筍が一番好きです。市販の細い筍なら何でも大丈夫です。できるだけ国産のものが良いですが、予算に応じて外国産でも大丈夫です。
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- 9
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- 筍は薄い輪切りにしていきます。穂先の部分は斜め切りにし、鍋に入れます。
鍋は火にかけたまま、切った具材を順に入れていきます。
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- 10
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- かまぼこは正月用の大きい物を使います。赤い方が彩り良くなるので、おススメです。
縦に3つに切り、さいの目切りにし鍋に入れます。
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- 11
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- なるともかまぼこ同様にさいの目切りにして鍋に入れます。
卵アレルギーのある場合はかまぼこを卵不使用のものを選んで下さい。
その場合はなるとはなしで、かまぼこを分量の2倍入れます。
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- 12
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- こんにゃくもかまぼこやなると同様にさいの目切りにして鍋に入れます。
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- 13
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- 八つ頭は気をつけて皮をむいて下さい。大根同様に輪切りにしてからさいの目切りにしていきます。芋類は煮崩れしやすいので最後に入れます。
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- 14
- 6からずっととろ火で火を入れっぱなしにして下さい。野菜を切りながら灰汁取りも頑張りましょう。
酒、しょうゆ、砂糖、塩を入れます。和風顆粒だしは味をみてなくても大丈夫です。
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- 15
- 八つ頭を最後に入れ、味付けをしたら10分くらいとろ火で煮て、灰汁取りをしたら火を止めて、蓋をして余熱で温めます。
ここまでの作業で私は2時間前後かかりました。(材料が多いので)
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- 16
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- 昆布を水で戻し、細く切り、小さな結び昆布を作っていきます。余熱中の鍋に入れて余熱で温めます。彩りで少し加える程度で大丈夫です。
余熱30分くらいしたら完成です。
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- 17
- こづゆはこれに豆麩が入り、こんにゃくの代わりに糸こんにゃくが入ります。
おいしくなるコツ
お好みで塩や和風顆粒だしを増減させて下さい。とにかく切るのが大変ですが、大きさを揃えるようキレイに切ると見栄えが良くなります。
きっかけ
亡き祖母から受け継いだレシピです。福島にずっと住んでいた祖母が二本松地方の「ざくざく煮」をアレンジしたものなのか?会津の郷土料理「こづゆ」をアレンジしたものかは今となっては不明ですが、娘にも受け継いで欲しく、レシピを記録しました。